FLORSHEIM Custom Grade

こんにちは、ばしです。

 

梅雨が明ける直前のことです。
メルカリで安いフローシャイムを発見しました。
ソッコーでゲットいたしましたのは、自身初となるこのライン。

 

 

FLORSHEIM Custom Grade

写真でしか見たことのなかった「カスタムグレード」のペアです。

1957年にインペリアルが登場する以前のアッパーラインとの位置づけだったらしいCustom Grade。S品番の手書き文字で、1956年以前のド・ビンテージでありながら流通量も少なく滅多に見かけない、それがフローシャイムのカスタムグレード。

今回のこいつ、内側には手書き文字。なのですが、書いてある内容は人の名前のようです。JKさん、でしょうか。達筆過ぎて読めません。その上には「382746」の刻印。どうやらこいつ、1950sの頃の品ではなく、インペリアルが登場して以降のカスタムオーダーの品のようです。ちなみに、オーダーのCutom Gradeは1990s頃まであったようです。このあたりの詳細は、諸先輩方のブログ記事を参照させて頂きました。

電池さんのブログ記事
tomojin329さんのブログ記事
なおけんたさんのブログ記事

 

 

さて、今回のこいつはいつ頃のものでしょう?
手掛かりはこいつ。

半円のトップリフトにFLORSHEIMの文字。どうやら、1960sのようです。まあ、十分古い、半世紀+α以前のペアです。で、あまり出回ってもないみたいですし、まあ、それなりにレアといってもいいのかなと。で、さらにレアと思われるのが、これ。

ビット・ローファーです。フローシャイムでこのスタイルは見たことがありません。ま、だからカスタムオーダーなのでしょうか。とはいえ金具の準備がある、ということは、既製のラインでも存在したモデルと考える方が妥当です。

早速、Vcleat.comさんの記事にある1969年のカタログを参照してみましたところ、

ちゃんとありました。一番左、「THE MOHAWK 30155」というのがモデル名&品番らしい。金具の形状も同じようです。ただ、

今回のは内側にゴム仕様です。

ビットローファーではあるものの履き口の仕様が少しばかり異なるようです。まあ、違ってても別に構わないんですけどね。

 

で、面白いのが、先ほどのカタログ右上。

赤線部分、

”gucci strap”

との文字が。

はは、フローシャイムのカタログにグッチの名前が出てくるとは、思いもよりませんでした。当時は「gucci strap(グッチストラップ)」と呼ばれていたのでしょうか。

グッチのビットローファーは1足持ってますが(過去記事)、イタリアメイドの靴がまさかこんな風にアメリカ製ビンテージに繋がるなんて。意味なく嬉しいです。

で、今回ですが、そんなやつが送料込み2800円でした。こ、これは私向けのやつだ。と、ビッときた次第です・・・。

オーダーの品ゆえ、サイズ表記はありません。セラーさん曰くは26.5センチ相当とのこと。私にはやや大きそうなのですが、細身っぽいし、何とか調整効くのではないか。これは行かねばオトコが廃る、てなことで行かせて頂いきました。

 

ま、それはいいとして、

アッパーが薄汚れてます。特に右。削れもあります。

セラーさんは古着屋で購入されたとのこと。ただ、サイズが合わずほとんど履かないまま出品、とのことらしい。積年の汚れが積もっているみたいです。さっぱり綺麗にしよう。

週末にメンテしました。

 

いつも通り、まずは左から。

 

 

ステインリムーバー

右に負けず劣らず左甲も汚れが。で、なかなか取れない。

クラックも発見。まあ、2800円だし。さもありなん。

 

LEXOL

なかなかしぶとい汚れです。

 

 

レノマット

うーん、どうなんでしょうね。すこーしはくすみがましになったような、変わらんような。

 

デリケートクリームもどき

最近はグリセリン保湿をマストにしてますが、まあ、乾燥はないみたいなんで割愛です。代わりに、もどきをたっぷりたっぷり塗り込みました。

特に、踵履き口、すでにひび割れあり。分厚く盛り上がるくらい塗って、浸透させよう。

 

リッチモイスチャー

見た目の変化はあまりなし。

 

TAPIR レダーオイル

汚れも落としてくれるオイルです。しっかり擦ってみました。

 

サフィールクレム ライトブラウン

似た色目のクリームがありましたので、折角なんで久々に使ってみました。とっても見違えた、とは思いませんが、小マシにはなったのかな。

 

コロニル1909(ニュートラル)

クレムの後に必要なのか、は別にして、我が家のルーティンなんで。

あ、かかとにダメージ発見。縫い目に沿って千切れてます。ま、2800円だし。当面はこのまま放置プレイで様子見ましょう。

さて、右も同様の手順で綺麗にしましょう。

 

【BEFORE】

【AFTER】

旧いワックスか何かの残骸・ひび割れ、は、すっかりなくなりました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

黒ずみも目立たなくなりました。ま、良しとしましょう。
というか、今の私のスキルではこれが限界。

 

【BEFORE】

【AFTER】

代わりに、と言っては何ですが、ソール、ピカピカにしたった。

ソールに縫い目なし。ヒドゥンのモカシン、いと、もかしん、なんちゃって。

爪先、意外とスクエアです。
ジンベエザメみたい。

右足のトゥの削れ、クレムのライトブラウン塗り込みました、色はドンピシャなので、まあ、目立ちはしないでしょう。

 

さて、メンテはこれで完了です。

あとは気になるサイズ感。足入れて確認です。

サイズ感としては、US8~8.5のB~C、といった印象です。スリッポンは長さが長いと踵からスポッと抜けがちですが、こいつは甲に仕込まれたゴムのお蔭でいい感じにフィットして抜けない、脱げない。

ただ、ゴムのブ部分が滑らず甲が閊えて履きづらいです。また、素足に直接あたるゴムが気にならなくもない。靴下履いた方がいいのでしょうか。まあ、夏だし、当面は素足で、いけるとこまでいってみよう。幸いにもゴムの劣化はほぼ皆無です。

左足。

右足。

やはり、右は汚い。汚れが落ち切ってません。
ああ、そんなジロジロ見ないでね。
ま、他人の足元なんてそんなジロジロ見ないでしょう。

 

しかし、あれですな、夏が近づくと、ローファーやスリッポンタイプの靴ばかり買ってしまいますね。

今年も春以降の僅かな期間でちょこちょこ買いました。

 

旧旧ロゴのリーガル。日本製のビンテージ。

 

FRIEDMAN。日本製のビンテージ。

 

NUNNBUSH。アメリカ製のビンテージ。

そして、

今回のFLORSHEIM。アメリカ製のビンテージ。

 

もう、これ以上はスリッポンは要らない、
筈だったんですけどね。
実は・・・、
一昨日、ぽちっといってしましまして汗。
今度はイタリア野郎。
今回同様ビッとなってしまいまして。

今日か明日に届く予定。
円安なんで、海外は回避。
次も国内でです。次もお買い得なやつ。
嗚呼、神様、ローファーもういい、
次のでホントにホントに打ち止めにします。

 

今年はホントにそれで最後ね。

 

(おしまい)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。