こんにちは、ばしです。
最近、海外からネットで購入するのがマイブームな私。
船便で発送されるカナダのセラーさんをお気に入りに登録してます。
何がいいって、到着まで6週間かかるのがいい。
なんか、タイムカプセルというか、忘れた頃に届くと言うか笑。
先日、カナダからの第四の刺客が届きました。
こいつ。
DACK’S エキゾチックレザーホールカット
カナダ老舗のシューメイカー・DACK’S。エキゾチックレザーのホールカットです。ビルトライトのトップリフトは若干削れてますが、まだまだこのままで行けそうです。
アッパーは「KUDU」というアンテロープ(レイヨウ)の革とのこと。あんまり馴染みはありませんが、エキゾチック過ぎないのがちょうど良い感じで購入しちゃいました。そんなKUDUは、結構分厚くていて、柔らかい。履き心地はかなり良さそうです。
ソールは分厚いダブルソールのグッドイヤーウエルティッド。
米国靴の場合は、ストームウエルトが踵のところまで360度ぐるり、なのが多いですが、こいつは踵部分にはウエルトはなし。
カナダ靴は、カナダがイギリスの植民地だった経緯もあり、靴の作りは英国の影響を色濃く受けてます。現に、Dack’sもチャーチの傘下だったこともあるようで、現在のDack’sの靴はイギリスで作られているそうです。
こいつも、そんな英国靴ライクな造作です。
早速手入れです。まずは左から。
ステインリムーバーで汚れ落とし
最近海外から購入した靴は、なぜかワックスべったりなやつが多いです。こいつはそれほどでもないですが、細かい皺の間のワックスはこれだけでは無理そう。ということ、追加投入、こいつ。
レクソル
歯ブラシでゴシゴシと、汚れをかき出します。ウエルト部分もこいつでがっつりと、積年の汚れを取っ払います。
デリケートクリーム
まあ、いつも通りで。
コロニル1909
おお、コロニルが凄いのか、KUDUのアッパーが凄いのか。まあ、両方なんでしょうが、なかなかの艶感です。
右も仕上げて、ビフォーアフター。
全景。
アッパー、こんな革です。
なかなかに美しい。スーツの足元には派手かもしれませんが、ジャケパンなら問題なく納まりそうです。
ただ、1点、問題が。。。
「7D」です。最近の私は「8D」。
あれれ、なんででしょう、何を間違えたのでしょう。小さくて履けません。
なかなかに素敵なやつなだけに残念ですが、我が家で長旅の疲れを落としてもらって、サイズ合う人の足元に旅立ってもらいましょう。
で、このペア、インソックのロゴがだいぶ掠れてますが、もともとはこんなのでした。
すでに旅立たせた、私にとって2足目のカナダ靴(過去記事)のインソック。
1834年の創業から150年を記念したロゴだそうなので、1980年代後半、おおよそ30年ほど前のペアのようです。
クオリティにおいて英国靴、米国靴に引けを取らないカナダ靴。ですが、今一つマイナーな存在です。
で、私の場合、なぜかいつもサイズ面でフィットすることが少ないです。
最初のカナダ靴はこいつ。
「PRICES」というのはメーカー名かショップかは分かりません。赤いサイドレース。随分前に購入したもので、当時はだいぶ大きかった。こいつは、足が太って、中敷き足したら履けるようになりました。
2足目。
さきほどの150周年ロゴのペア。8Dと思ったら9Dだったやつ。すでに旅立って手元にありません。
3足目。
カナダ製のフローシャイム。サイズ感はちょうどですが、私のではありません。息子の大学入学式用に買い求めましたが、到着に6週間かかり、届いた時には入学式が終わってたやつです。後の祭り、というか、祭りの後笑。そういえば、カナダのセラーさんから買った最初のカナダ靴がこいつでした。成人式でお披露目です。
4足目。
カナダから5月に届いたHARTT。8.5なのですが、中敷き1枚入れてもまだ大きいFウイズ。まだ1度しか履いてません。素敵なやつではあるのですが。。。
で、今回が5足目です。
カナダ靴、なんだかんだで結構買ってるのですが、マイサイズのやつになかなか巡り合えません。
まあ、もう少し頑張ってみましょう。
次は、まだ見ぬカナダ靴、マックヘイルにトライです。
おしまい。