Church’s に自作タッセルを装着

こんにちは、ばしです。

 

 

今回はこいつ。

前回記事の最後に登場したウイングタッセル。
お気づきの通り、チャーチのペアなのですが、

分かります?
分かる???
ああ、そうね、
タイトルで丸バレですね。

 

ええ、そうなんです。こいつ、

右足はタッセルが欠損しておりました。
左足は革ひもが伸びてだらしない。

そのせいもあり相当にお安かった。こいつ実は、ちょうど一年ほど前に別のチャーチを拾ってきた際からこの状態で転がっていたのでした(過去記事「リユースショップで英国靴」)。

当時はこの状態でも5,6千円だったのですが、そりゃあね、この状態では流石に売れるわけないよね。で、ここまで値下がっても売れずに雑多な靴コーナーに追いやられていたところを見かけ、不憫とばかり持ち帰ってきたのでした。なんといいますか、最近の我が家は野戦病院みたいであります。

欠損したタッセルはどこにいてしまったのでしょう。などと思いながら引っ張ってみましたところ、

うげっ、ちぎれた。

写真前後しますが、ほどいたらこんな形状です。
同じようなのを作ることにしました。

 

別のリユースショップで革を調達。

といっても中古の財布なのですが、
割と色目が近いんです。

・・・いや、そうでもなかったかも。

このままでは赤すぎるな。
よし、黒っぽくしましょう。

黒のクリームを塗ってみよう。

塗ってみた。

おお、いい感じ!!!

拭いたら元に戻った涙。
このままでは浸み込まないみたいです。
ならば、

サンドペーパーで表面をやすったうえで、

塗り込む。かなり染み入りました。
拭ってもだいぶ色濃いままです。
これで行ってみよう。

端の縫い目をぶった切ってバラシてみましたところ、

色目はまあ許容範囲かな。
ただ、思った以上に革が分厚いです。タッセルの革は結構薄いので、このままの厚さではごついタッセルになってしまいそう。

よし。

薄くしよう。

だいぶ削りましたが、ここからさらに、

根気よく削ってみた。

おお、ところどころ削り過ぎた。けどまあ、必要なのはタッセル1個と紐2本程度です。面積的には問題ないでしょう。穴の箇所をよけて、切り出す。

こんな感じかな。

切り目を入れて、

先をとがらせるように切る。

問題発生。

(その①)薄くし過ぎた。
(その②)裏の色目が異なる。

黒いクリームを裏塗り、両面を炙ってみた。

問題発生。

(その③)ち、縮んでもうたわ。

ま、まあ、そんな気にならないでしょう。
こんな感じでどうでしょう。
これでオーケー。
パーツはこれでオーケー。
準備完了。

 

 

☆★☆

 

 

よし、装着しよう。

紐は通るようです。

けれども長さが足りない。

ホッチキス登場。

パチン。このあと上から糸をぐるぐると巻き付け、

なんとか長さを確保しました。

あとは取り付けるのみ。細かなことは面倒なんで割愛しますが、この新しい方は先に糸でこの形状に固定してから真ん中の穴に紐を通す。

元からの方は紐に隙間なく巻き付けた上で針と糸で固定しました。

革ひもが伸びてしまっていた左足。

結び目等の調整が困難だったため、千枚通しで余分な長さ部分を穴から中に押し込みました。力を入れて引っ張らない限り出てはこなさそうです。応急処置ですが、これが一番簡便で見た目も綺麗っぽい。

屋内での作業はこれにて終了。

 

屋外にて、自然光の下だとこんな感じ。

右足の紐が気になる。

赤い。

自作のタッセルにボールペンの跡が残ってますが、まあ、遠目に見れば分からんでしょう。LEXOLで汚れ落として、リッチモイスチャーで保湿して、茶色のクリームをブラシでアッパー全体と赤い紐にも塗り込んで、コロニルの無色で仕上げました。

どうでしょう?

タッセルの色目が一つだけ異なりますが、そうと言わなければわからんのではないかな。

屋内だとこんな感じ。

まあ、許容範囲じゃね?

屋外で。うん、大丈夫かな。
誰もそんなジロジロ見ないし。
ていいうか、見ないで。

ソックシートにシミがありますが、履いて汚れたのかクリームなどが染みてしまったのかは定かではありません。ただ、三都市のロゴはかなりはっきりと残ってますので、使用によるモノではないのかもしれないな。

内側の手書き文字。

見えづらいですが、「UK5.0」でしょうか。NAMIさんの旦那さんはUK5.5だったような。ですがローファーだし、これでちょうどなのではないか。そもそも、昨年拾ってきたチャーチ(UK5.5)とEG(UK5.5)と今回のチャーチ(UK5.0)、同じタイミングで店頭にならんだこの3足は同じ持ち主のモノと推察されますので、恐らくサイズはこれで問題ないはず。

履けるようなら履いてやってください。リペアショップではタッセルの交換をやってくれるところもあるみたいですので、サイズがオーケーでスタイルが気に入った場合はそのように手をかけてみるのも悪くないかも。

三都市チャーチも徐々に球数も減っていくでしょうし、小さめサイズを探している方もいそうです。もし小さかったら近所のセカストで放流してやってください。

 

てなわけで、

 

近々旅立つ3足で記念撮影。
プラス2マイナス3=マイナス1。

おおっ、
マイナス1、ゲットしました。

たっしゃでなー。

 

(おしまい)

 

4件のコメント

  1. こんにちは

    え?昨日の画像の時点ではタッセルが違うのに気づいていませんでした。言われないと気づかれないものですね。
    あと革のシェービングを手作業でされているのはスゴイです!使っているのは革用の包丁ですかね?

    1. 三十郎さん
      こんにちは。おお、分かりませんでした?近くで見れば素人の技なのですが、遠目だとなんとかなりそうですね。
      あと、革を薄くすくことは「シェービング」というんですね。おっしゃる通り革包丁でやってみました。
      意外と簡単にできて、小さめのパーツの厚さ調整には今後も色々使えそうです。

  2. こんばんは!
    全然気付きませんでした(笑)
    かなり上手に再現しましたね〜o(^-^)o
    革包丁の代わりに、私考案の裏技ですが、新品のカッターの歯を全部出して、ガラス台や硬い台に置き、その状態のカッターで削ぐと意外と薄く出来ます。
    それにしても、チャーチがそのお値段だと、持ち帰りますよね〜!

    1. としさん
      こんばんは。ありがとうございます笑。
      カッターの刃で、ですか。今度一度試してみます。
      本格英国靴もダメージつきだと誰も手を出さないから、
      最後はこんな風になっちゃうんでしょうね。
      他はどこも悪くないので、ラッキーでした。
      自分で修理できる範囲のダメージ付きなやつばかり漁ってしまいそうです笑。

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