WHのネイビーPTB

こんにちは、ばしです。

 

今回は8月に一目惚れしてゲットしたやつです。
昨晩さくっとメンテしまして早速にご紹介です。

 

 

WH(ダブルエイチ)ネイビーPTB

WHのペアです。

鏡の前で記念撮影。1足だけどダブルエイチです。さて、そんなWHとは、ファッションディレクターの干場義雅氏とシューズデザイナーの坪内浩氏という名前に「H」のついたお二人がタッグを組んだ「東京発の靴を世界へ」という心意気のシューズブランドです。

高いクオリティに機能性と快適さを兼ね備えており大変人気のようです。ちなみに、WHの靴は日本製なわけですが、製造は奈良の「オリエンタルシューズ」さんが手掛けておられます。

今回はセカストにて税別8800円。

私にしては結構思い切ったわけですが、WHのペアは新品だと5万円ほどと結構高級であります。メルカリに出品されている中古のペアはそのほとんどが1〜2万円以上。そこそこ使用感があるモノでも1万円はくだらない。そんなやつのマイサイズです。

尚且つ、今回は数度履き程度と思われるミントコンディションです。送料手数料を差っ引いても損のない、ともすれば儲けが出る金額で売れることはほぼ間違いないみたい、ということでレジへと直行したわけですが、ただ、多分売らない。なぜなら、

分かりますでしょうか。

分かりづらいですよね。こいつ、ネイビーカラーであります。一見すると黒と見紛うようなダークネイビー。大変にカッコいいです。こいつを逃せば恐らく二度と手にすることどころか目にすることすらないかもしれない。そんなやつは捨て置けないし、手元に置いておきたい。

そう思い持ち帰ってから早や1ヵ月。放置したままでした。理由があるわけですが、それはまた後程。ミントコンディションではありますが、儀式です。さくっとだけメンテしときました。

 

 

ステインリムーバー

汚れも、ワックスもなし。

 

デリケートクリームもどき

一応、水分補給。

 

コロニル1909(ニュートラル)

いつものクリームで仕上げ。

 

モウブレイのネイビーのクリームも持ってはいるのですが、とりあえず無色のいつものクリームにしといた。しかしまあ、黒にしか見えないですね。くどいようですが、ネイビーです。

キメ細かなアッパーです。フランスの名門タンナー「アノネイ社」のボカルーカーフを使用している、のだそう。右足もおなじ手順でさくっといっときました。

メンテ完了。

うーむ。
良いです。
大変良いな。
買って良かった。
ところで、このペア、

「干場スペシャル WHS0001」というモデルなのだそうです。何がどうスペシャルなのかといいますと、WHのソールはビブラム社の軽量発泡ラバーソールが装着されているのですが、「干場スペシャル」は通常のモデルよりもコバを3ミリ大きく、ソールも3ミリ厚く、加えて通常茶色のコバを黒に変更しているらしい。

そうすることで、細身のパンツにぴったりと嵌まり、かつ足長効果のあるスーツスタイルに合わせやすい仕様となっている、のだそうです。なるほど、確かに適度にボリューミーで、スーツにもジャケパンにも合わせ易そうです。惚れた甲斐がありました。そう、こいつ、仕事で履く用にと購入しました。ですが、うーむ、困ったことが一つ、これだけでは履けない。

といいますのは、

 

ネイビーのベルトを持ってない

 

のであります。

基本的に靴とベルトは同色にしたい。同じ茶でもトーンが異なるのは気に食わないし気持ち悪い。なので、これまでも持ってる靴の色に合わせてベルト(安物ばかりではありますが)の色目もそれなりに増やしてきました。茶のバリエーションは結構増えた。

 

ただ、ネイビーは持ってない。いや、厳密には以前は持っていた。

このベルト、買ったときはネイビーだったんですよね。ネイビーに染め変えたリーガルのローファー履くときに登板させておりましたが、経年でいつの間にかグレーに変色してしまった。

うん?では、リーガルのネイビーローファーを履く際どうしているのか、と言いますと、今はもうあまり気にせず適当に締めてます。なぜなら、

休日はシャツの裾を出した状態がほとんどなので、ベルトが何色でも隠れてしまって見えないんですよね。なので、なんでもオーケー。

ただ、隠れて見えないとはいえ、何かの拍子にチラ見えすることもある。なので、黒には黒、濃茶には濃茶と、休日とはいえ可能な限り色目は合わせるようにしてます。

そんな中、今回は仕事で履く用です。

シャツの裾はINしますので、色目はきちっと揃えたい。ただ、かなりダークなネイビーですのでベルトは「黒」でもいいような気もしなくも・・・、いや、嫌だな。やはり靴とベルトは同じ色がいい。

ということで、この1ヵ月ほどもろもろ探しておりました。古着屋で中古ので構わない、そんなつもりでおりましたが、売ってないんですよね、ネイビーのベルトって。結局、AMAZONで見つけて購入しました。

一昨日に届いた。

おお!色目ばっちし!!

・・・って、どちらもほとんど黒にしか見えないですね。場所を変えて撮影してみた。

どうでしょう?

なんとなく、青っぽいのがお分かり頂けますでしょうか。実際は写真よりもずっと青いんですけどね。で、革の質感は若干異なるものの、色目はほぼほぼおんなじです。グッジョブ、俺。

ところでこのベルトですが、違和感ありますよね。

そうこいつ、穴なし&バックルがスライド式です。

これ、あれですね、テレビの通販でやってる「黒と茶の2本をセットだとさらに安い!」というオッサン向けのやつであります。

確かに、

いかにもオッサン向けの仕様ではあります。若い頃には絶対絶対買わなかった類のモノではある。なのですが、まあ、今はそれなりにオッサンだし、どうせ誰も他人のベルトのバックルがどんなかだなんて気にしてないでしょう。どうせ年に数回しか出番ないしね。

そんなことよりも、兎にも角にも「ネイビー」です。黒に見えますがようやく見つけたダークネイビーのベルト。今回は「色目」を最優先とし、他は妥協して入手したとの経緯ですが、まあ、安かったし良しとしよう。

 

折しも、来週から10月。

いよいよ本格的な秋の始まりです。クールビズは今日で終了、来週からネクタイにジャケパンスタイルに衣替えの予定です。どうせなら秋のスタートはこのペアで、紺ブレになど合わせてみよう。来週月曜日に履き下してみる予定です。どんな感じか、来週にでも写真と感想を追加しておきます。

 

(9/30(月)追記:履き下してみた)

太陽の光の下だとこの通り。
きちんとダークネイビーです。
実際の色目にかなり近いかと思われます。

ベルトもこの通り。
靴とお揃いできちんとダークネイビーです。
いい感じの色目で良かった。

ただ、遠目で見ればネイビーか黒かあまり見分けがつきません。
自己満足、自己満足。

 

てなことで、

WHのペアはこれで2足になりました。1足目は昨年手に入れた茶色のバタフライローファーです。どちらもとても素敵なペアで大変気に入りました。お隣の奈良で作られたと思うとなおさら親近感が湧いてきます。ビンテージではないけれども、たまにはこんなのもいいですね。

ダブル・ダブルエイチ、

だな。

 

(おしまい)

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