WHのバタフライローファー

こんにちは、ばしです。

 

インスタなどで人様が履いてるのを見ては「いいなあ」「俺も欲しいなあ」と常々思っていたスタイルのペアをようやくゲットしました。

 

 

バタフライローファー

サドル部分が蝶の羽が様に合わさったように見えることからそう呼ばれる「バタフライ」ローファー。よく見かけるのはクロケット製がそのほとんどでしょうかね。エドワードグリーンもこのスタイルのペアを出しているようですが、そんな英国本格メイカーのペアとなりますと、そもそもお値段は結構高いです。

加えて、そんなメジャーでないスタイルです。むしろレアか。なもんで、ユーズドで探しても球数は少ない上に安いものはほとんどない。そんな中、「WH(ダブルエイチ)のバタフライローファー」の存在を知り、マイサイズのお買い得な出物を探しておりましたところ、先日ようやくメルカリさんでの出品物を見つけ、これ幸いと思い切った次第です。

 

そう、7月の1足目は、

「マイファースト・バタフライローファー」であり、
「マイファースト・WH(ダブルエイチ)」でもあります。

 

 

WH(ダブルエイチ)

ファッションディレクター 干場義雅氏とシューズデザイナー 坪内浩氏によるシューズブランド<ダブルエイチ>。「東京発の靴を世界へ」という想いのもと作られるシューズは、日本製の高いクオリティに、機能性と快適さを兼ね備えています。オン・オフの場面を問わずお召しいただけるデザインにも靴好きからの注目が集まるブランドです。

 

バーニーズニューヨークさんのサイトから引用させて頂きました。ほかにもいろんなところで扱いがあるんですね。AMAZONでも扱いがあってびっくりしちゃいました。今回のペアは「ナノ・ユニバース」の別注。バタフライローファーはナノ社での展開のみで今のところ他にはないらしい。おお、ラッキーでした。

 

今回のペア、出品者情報ではサイズは「7.0」とのことでした。UK表記らしい。私の足サイズはUS8、UK7.5ですが、素足で履くローファーはワンサイズ小さめです。こいつもひょっとしたら何とかなるのではないか。実はぽちった後もまだ不安にかられておったのですが、なんのことはない、結果届いてみたら「7.5」でした。

おおラッキーです。いや、そうなのか、逆にでかくはないか。まあ、デカけりゃ中敷きで調整するまでよ。早く履き下したくて、先週土曜日に暑い中メンテいたしました。

いつも通り、まずは左足から。
と、その前に、気になるサイズ確認を先に。

素足を入れてみました(お見苦しくすみません)。

おお、予想に反してなんだか少しタイトです。
幅や長さはちょうどなのに、爪先側が少しばかり窮屈です。ローファーはサドル部分が緩いと足が抜けますから、まあ、タイト目は望ましいものの少しばかり過ぎるな。

クッション性に富んだ厚手のソックシートが装着されてます。ゼブラが大変個性的です。こいつを薄手に替えて調整するか。と思い、外してみましたところ、

おお、爪先にだけ中敷きが追加されてます。前の持ち主さんはUK7サイズだったのかも、少し大きかったのかも。

結局、薄手のコルクシート(全面)に差し替えてややタイト目ちょうどな感じとなりました。とりあえずこれで行くか、追加はなしでいくか。まあ、履きながら考えましょう。

てなことで、あらためて儀式です。
まずは左足から。

 

 

ステインリムーバー

予想に反してボルドーのワックス?クリーム?が塗り込まれてました。

 

 

LEXOL

いつも通りコバ周りを入念に。
写真撮り忘れました。

 

 

RenoMatt リムーバー

布にとって、優しく、撫でるように。

 

 

デリケートクリームもどき

DAISOのヒト用のクリーム投入。

で、これがまた予想外なことに、吸うわ吸うわ。指で触った感じは乾燥した風ではないのですが、ぐんぐんと吸い込みますので気が済むまで吸わせよう。

 

リッチモイスチャー

もちもちになるやつ。

だいぶ茶の色が濃くなりました。

 

 

TAPIR レダーオイル

油分補給&保革。

そもそもビンテージではないし、状態も悪くないし。
こんな感じでよろしいんではないでしょうか。

右も同じ手順で。

左がマット調に落ち着いてきました。

さて、この後ほかのペアをメンテして、その間オイルを浸透させたら、いつも通りコロニルで仕上げました。

 

メンテ完了!

甲に皺がありますが、まあ、ユーズドですので。

 

【BEFORE

【AFTER】

塗り込まれていたボルドーのクリームを除去しましたので、赤の色目が弱まりました。茶は赤が薄い方が好みなので、ちょうど好みの塩梅に仕上がりました。で、

クリームを指で直接塗った際、指先に伝わる感触が非常に滑らかですべすべしてます。このアッパー、なかなかに肌理が細かくて良いです。

かかとのループが特徴的です。トムブラウンみたい。

実は、オーソドックスなスタイルが好みの私としましては、以前から革靴にこの手の仕様はいかがなものかと思っていたのですが、茶色単色ですので悪目立ちせず、なんだけれども何気に主張していて、何より履いたら自分では見えないし(笑)、思ってたよりもグッドです。気に入りました。

 

あらためて、足を入れてみました。

おお、見た目は申し分ないです。
ヴァンプは短すぎず長すぎず、絶妙なバランスと思われます。ラバーのソールは適度に軽く柔らかく、履き心地・歩き心地はかなり良いです。

 

先週末の三連休。
早速こいつで出かけました。

私は「土日月」と三連休。
妻は「日月火」と三連休。

今回は私が火曜日に休みを取って四連休に。久々に伊勢神宮を参るつもりだったのですが、梅雨明け前なのに酷い熱さです。この日もあまりの猛暑で危険とのことで、お伊勢さんは秋に順延。ああ、残念、おかげ横丁で赤福氷食べたかったのに。

で、代わりといってはなんですが、隣町である藤井寺市にある「葛井寺(ふじいでら)」に行ってきました。なぜなら、毎月18日はここの本尊であり国宝でもある千手観音の御開帳日だから。

写真撮影は不可なのでパンフレットの写真です。奈良時代、8世紀に造られたものなのだそう。すごいね。で、この日は連休明けにも関わらず、これが目当ての参拝客がちらほらおられました。

立派な門を進みますと、

境内。あ、人がいない。ええ、人のいないタイミングを見計らってパシャリ。で、赤いのぼりのある右手にカフェがありまして、

かき氷を頂きました。
赤福は入ってませんが、
いやあ、最高、最高。
さて、この日の最大の目当て。

御朱印、ゲットっ。
西国三十三か所を巡って御朱印帳を埋め尽くす旅の途中の私なのです。

今回のバタフライローファー。

スニーカーライクといって良いほど歩きやすい上に、見た目にもきちんとしてます。寺社仏閣巡りの足元としては最適なのではないかな。

ただし、ビン靴フリークにはあまりお勧めしません、なぜなら、ラクチンすぎて、もう革靴はここのだけで十分、となりかねない(笑)。

新品だと5万円ちょっとといいお値段なのに結構売れてるらしい。何より、ラバーソールの靴としてはかなり高めの価格と思うのですが、リピーターも多いらしい。何がそんなに良いのかと不思議に思ってましたが、なるほど、履けば納得です。

私も、雨用にもう1足、ダービーシューズなど欲しいかも。

まあ、当面はこの一足でいきます。

こいつなら仕事の足元でもOKでしょう。
なんなら、スーツに合わせても遜色なさそうです。

次は黒のペアを買おう。ただ、
ユーズド専門なもんでタイミング次第な私です。

さて、次はいつのことになるか。
新たな出会いを楽しみに待つことにします。

 

(おしまい)

 

ファッション(古着)ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です