メルカリでAlgonquin

こんにちは、ばしです。

 

売りに精を出している最近の私なのですが、こういうときに限って掘り出し物との出会いも多いんですよね。まあ、商売ではなく趣味ですし、遊びの範囲であるならば買います、買い増す。

で、ここ最近なぜだか、日本製と英国製づいてまして、米国製が少ない。米国ビン靴はメインのシューメイカーや年代のものが枯渇し始めたのでしょうか。あるいは円安の所為でしょうか?

これだけ円が安いと海外では買えない。国内でばかり漁ってまして、今月7月は今のところ6足ゲット。まあ、転がす専用が3足ですし、娘の1足含みますし、値の張るものは買ってません。

数は買ってるものの、収支改善の必要性はしっかりと見据えて取り組んでおります。6足の内訳は、メルカリ2足+リユースショップ4足。英国2足+日本製4足。相変わらず全部ユーズド。

で、思いますに、やっぱり日本製の靴も良いですね。旧いモノも、最近のモノも、どちらも侮れません。ええ、新旧どちらも買ってます。今回は旧い方のやつ、といってもバブル期の頃かな。

 

こいつ。

 

アルゴンキン。要はVチップです。

で、冒頭にお断りです。写真ですが色補正(主に露出を調整)してます。先週日曜日の14時過ぎに撮影したものなのですが、

(補正前写真は左右で反転させてます)

天気の良い屋外なのに、なんだか写真が暗いんですよね。撮影の仕方がまずいのでしょうか。よくワカラナイ。実物に近い感じに色補正しております。ご承知おきください。まあ、自分で履く用です、販売用の写真ではないので問題ないかと思うのですが念のため。

そんなV-tip。

雰囲気はまるでオールデンのそれです。
ええ、「まるでオールデン」です。
オールデンではない。

こっちがオールデン。すでに転がして手元にありません(過去記事)。なければないで欲しくなるのが人の性(サガ)というものです。売っ払ったことを後悔してまして、ずっとお買い得なのを探しておりますが、やはり人気のオールデンです。以前のようなお安い出物になかなか出会わない。

ということで、とりあえず日本製のお安いのをメルカリさんでゲットしました。底の縫い目がずいぶん内側にあります。マッケイか?

出し縫い糸もあるのですが、マッケイグッド=ブレイクラピッド製法でしょうか?それにしては先ほどのソールの縫い目が内側過ぎるような。どうなってるのでしょう。

内側。ソックシートをめくったら縫い目が。
やはりブレイクラピッドかな。いやあ、買う専門・履く専門な私、靴の製法のことは実はよくわからないんですよね。まあ、極論、履けたらそれで構わないし。

踵につり込みの穴。きちんとした奴だと思われます。フルソックのソックシートには金のロゴ。そう、こいつはあそこの靴です。

 

 

COMME des GARÇONS HOMME

別に、ギャルソンの靴が欲しかったわけではないのですが、

まあ、出会いとは突然やってくるものです。こいつとの出会いも突然。次なるオールデンとの出会いも突然かもしれないし、まだまだま先かもしれない。ということで、とりあえずVチップならどこのでもいいや。ということでぽちりました。

それに、ここのペアは以前1足持ってまして、結構いい造りだったんですよね。

キャップトゥ。

これも日本製でした(過去記事)。気に入ってたんですが、サイズ25センチとややタイトで。まあ、買った5年前当時はなんとか履けてたのですが、体重の増加とともにタイトさ加減も増して、結局手放しました。

そういう意味では、クオリティは問題なしなはず。前回よりハーフサイズアップしてますのでサイズも問題ないはず。

デフォルトなのかどうか分かりませんが、靴紐もいい感じです。

アッパーも履き口周りもダメージなし。
5500円のところ500円お値引き頂きました。かつ、メルカリさんから500P分のキャッシュバックもあり、実質4500円(送料含む)。まあ、お買い得といって問題ないでしょう。

さて、儀式です。
いつも通りまずは左足から。

 

 

ステインリムーバー

キズやダメージはなし。

ワックスの類もほぼ皆無。

 

LEXOL

コバ回りを入念に。

いい感じではないかな。

 

デリケートクリームもどき

百均のヒト用クリームで保湿。

結構吸い込みました。

 

リッチモイスチャー

もちもちになるやつ。

もちもちになりました。

さて、ちょっとリッチなオイル入れよう。

 

クリストフポーニーレザーセラム

アンティークの家具屋さんメイドのオイルです。

スポイトで垂らして指で塗り込む。

指でアッパー全体、満遍なく塗布しました。

おお、白っぽさが減りました。

右も同じ手順で。

うん、よさげですね。

おお、左足はすでにかなり浸透してます。
全体的な浸透を待つため、この日はここまで。

2日後の火曜日夜。

おお、すっかり浸透しました。

手触りもすべすべで大変よさげです。
このまま週末まで放置です。

 

☆★☆★☆

 

昨日、土曜日午後。

まあ、申し分ないでしょう。

ちなみに、色補正なしです。
同じ晴れた日の14時過ぎなのに、なんでこうなるのか。

まあ、そんなことで、さくっと仕上げました

 

 

コロニル1909シュプリームクリームデラックス(ムショク)

おお、いい感じです。

このままでもいいのでしょうが、
右もコロニルの後、今回はプラスアルファ足しました。

 

トラディショナルワックス(ムショク)

白っぽく見えるのは嫌です。
とはいえ、今回は補色はしないと決めていたので、ムショクのこいつで。

まあ、いい感じではないでしょうか。
右足にもワックス塗ったらメンテ完了です。

 

【BEFORE】

【AFTER】

写真の雰囲気が違い過ぎる・・・、
比較になりませんね。すみません。
ですが、

いい感じに仕上がりました。

アッパーの革の厚さは普通な感じ。特段分厚くもないですが、肌理は結構細かくていい感じです。日本製の旧い靴って、「単なる旧い日本製」といった扱いがされてることが多いのかも。米国ビン靴やほかの高級靴などのように、保湿して、油分補給して、値の張るクリーム入れて、と、同等の扱いがなされたことがないものが多いように思えます。

バブル期の頃の高いものが売れた時代のペアは、手をかけたらかけた分だけ化けるものも少なくない。その分返してくれる。そんな風にも思えます。ある意味、弄り甲斐のあるものがあったりして楽しいですね。

 

で、あらためて、
なんだかオールデンぽいですね。
比べてみよう。

おお、なんかホントよく似てるな。

ただ、似てるようで甲・羽根・履き口の比率は異なるようです。今回の濃茶の方が履き口が小さめなバランスですね。その分、甲が長い。ウイズも若干広くて、全体的にやや大きく見えます。

なんだけれど、

もうね、これでええやん。
値段も全く違うし。
いや、まあ、それは、ねぇ。

サイズ感も申し分なしです。
トゥが幅広な分だけ余裕があります。
息子でも履けそうだな。

別にオールデンでなくとも構わないでしょう。

オールデンでないけど十分素敵です。

次のオールデンは、、、まあ、オールデンでなくとも、ネトルトンでもフットソーポートでも構わないのですが、要は、次のアルゴンキンは黒がいいなと思う次第です。ゲットできたらこいつは息子に譲ろう。

 

それまでは私が履くことにいたします。

 

(おしまい)

 

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