こんにちは、ばしです。
インスタで靴とネクタイなどをポストしてます。
ほぼ毎日投稿してまして、ブログ更新時も「お知らせ」投稿をしております。初投稿が2019年5月上旬でしたのでもうすぐ丸6年。本日で3681件目の投稿となりました。
https://www.instagram.com/freek2freek/
できるだけすべての靴に登板機会を与えるべく、毎週ではないのですが、1週間ごとにテーマを設定することもしばしば。1週間といってもウイークデイの5日間。で、5日目となる金曜日には、
今週は〇〇WEEKでした
ミッション☆コンプリート
てなことで週を締めくくるわけです。「〇〇」がその週のテーマでして、例えば「フローシャイムWEEK」とか「LWB WEEK」てな具合。靴がテーマなことが多いわけですが、直近はどうだったかといいますと、先週と今週の2週連続で「〇〇WEEKS」でありました。
祝日がありましたので9営業日で9足。
だったわけですが、写真のとおり、黒に茶に赤に、日米英仏といろんな国のいろんなスタイルの靴を履きました。で、何WEEKSだったのか? 共通点を見出すのはむずかしい。そう、それもそのはず、
旧そうなネクタイが9本。9本中8本が初登板です。そう、この2週間のテーマは靴ではなく、ネクタイなのでありました。ああ、そうなのです。分かるわけないですよね。すみません。ですが、わざわざ買って記事にするくらいなので、私なりのそれなりの理由があるのです。
何者なのか?
答え合わせ。
ピエールカルダンのビンテージ・タイWEEK
最近のマイブーム。それは、
「ピエールカルダンのビンテージ・タイ」なのであります。
ピエールカルダンです。そうあのピエールカルダンです。割とメジャーなブランドなわけですが、そもそもピエールカルダンって、皆さんどんなイメージを持たれてますでしょうか?
ええっ?
休み明けの更新なのに靴でないのか?
なんでまたピエールカルダンなのさ?
なんて声が聞こえてきそうな気がしなくもない。ええ、すいません。今回はネクタイです。で、ピエールカルダン。かくいう私もおそらく同じ思いです。私の中のピエールカルダンのイメージ、それは、私の父の世代が若かりし頃、昭和のそれも高度成長期の頃にブームのようにヒットした「皆が知っている」「昔懐かしい」「ややオッサンぽい」イメージです。
とはいえ、今も現役のブランドでありそれなりに高級な部類のようなのですが、ネットで検索したところどうやら私と同じようなブランドイメージを持ってる人も少なくないみたい。理由は次回に譲るとして、私がなぜ、そんなやつに嵌まってしまったのか。経緯を振り返ってみます。
1本目はこいつでした。
Pierre CARDIN
EDITION Takashimaya
タグのレトロな雰囲気から察するに結構旧そうなビンテージっぽいです。百貨店「高島屋」のライセンス品と思しきこいつ。昨年の夏にセカストで330円で拾ってきた一本は、渋いゴールド✕ブルーのクラシックな図柄のジャガードタイでした。
(過去記事:セカストで中古のネクタイを漁ってみた③)
ぱっと見には「西陣織」などの旧い日本製と思いきや、それがマイファースト・ピエールカルダンだったわけですが、別に、ピエールカルダンのネクタイが欲しかったわけではないし、高島屋の旧いネクタイが欲しかったわけでもない。
単に色柄が気に入った、それがたまたま旧いピエールカルダンの品だった、ということでしかありません。これまでも何度もご紹介してます通り、そもそも私のネクタイの選択の基準はといいますと、色柄がほぼ全てで、メイカーやブランドのこだわりはありません。
あ、いや、
「オールドグッチ」だけは別扱いで絶賛収集中なわけですが、そのほかに関しては高級ブランドでもツープライスの安物でもなんでも構わない。安物でもお気に入りなタイもあるし、たとえ高級ブランドのモノでも好みでないものは締めない。
そんな中、
ピエールカルダンのネクタイが13本にまで増えた笑。買ってみたモノの太すぎてこのままでは締めれないモノもあるのですが、色柄はどれも私好みなやつばかりです。ええ、まあ、だから買ったんですけどね。
顔ぶれを少し詳しくご紹介します。
2本目のピエールカルダン。
左肩上がりのストライプが嬉しい笑。
レトロな雰囲気のレップタイ。
こいつ、
なんと、POLYESTERです。
でもって、MADE IN GT.BRITAINです。なんでわざわざ英国製でポリエステルなのか。うーむ、なんか変わってますね。理由があるのだろうか。
ネクタイといえばシルクかウールと相場は決まってます。ポリエステル製なんてごく一部、たまたまだろうな、なんて思ってたら、意外と結構あったりして。
メルカリで買ったこの4本。
全部ポリエステル製です。
先程とは異なるタグのロゴ。
似てますが一番左だけ若干違うみたい。
次いで、
幅の広さの異なる三本。
全部メルカリで購入。
で、全部シルクで、全部フランス製です。
お次の3本。
ストライプの2本はメルカリで、
小紋柄はセカストでゲットしました。
こいつらは全部イタリア製。
なんだけど、タグはそれぞれ異なるデザインです。
そして、
最後の2本は、
日本製です。2本だけに。
いや、そういうわけではないのですが。右は一本目の高島屋。セカストで購入しました。左はメルカリで購入したタグ付きの未使用、デッドです。いや、別に古くはないかも。デザインもこいつだけ他とは異なる一本です。ブランドロゴが全面に打ち出されたデザインは苦手なのですが、なんだかこいつだけは魅力的に見えてポチってしましました。
ええ、そうなんです。出会いはセカストだったわけですが、大半はメルカリで購入しました。もうお腹いっぱいなので当面は積極的な追加購入の予定はありませんが、なぜそこまでして短期間に買い漁ったのか。何が良くて嵌まったのか、といいますと、
①中古品の流通量がかなり豊富
②中古品の価格帯がかなり安い
③バリエーションがかなり豊富
④そもそもの品質も悪くはない
具体的にはこの4点が理由であります。
いやほんとにホント。よろしければスマホでもパソコンでもメルカリをひらいて「ピエールカルダン」「ネクタイ」で検索してみてください。
・・・ね? どうでしょう?
ほんとにいろんな種類の中古のネクタイが大量に出品されてますでしょう。価格帯を千円以下に限定しても相当数あります。数えてませんが、数えるのが疲れるそうなくらい出品数が多い。
私がメルカリでゲットした11本も、下は400円から上は1980円の平均で1158円と激安です。使用に伴う商品の状態は様々なれど、おそらくモノ自体はそんな悪くない。じっくり眺めてみたらきっとあなた好みのモノがきっと見つかるはず。
もともとはパリでオートクチュールから始まったらしいピエールカルダン。なのですが、その後はアパレルや小物以外にも進出し、文房具に果ては食器にまで広がったらしいです。
私自身はネクタイ以外のことはさっぱり分かりませんが、ユーズドのネクタイに限って言えばおそらく先ほどの4項目はあながち間違いでもないかと思うわけです。
では、なぜなのか?
なぜ、ピエールカルダンのユーズドのネクタイは色柄のバリエーションが豊富で中古の流通量が豊富でかつ安くて品質水準も一定以上なのか?
思いますに、おそらくは、
このタグのバリエーション。
おお、いいですね、おそらく年代も様々に思えるこれらのタグ。ビンテージといえば「タグのロゴ」が着目すべき手掛かりの一つなわけですが、これに先ほどの4項目の理由、手掛かりがあるのではないかと思う次第です。なぜそうなのか、具体的には、
私の見解はといいますと・・・
(次週につづく)
ばしさん
お疲れ様です。ビンテージタイを集めてらっしゃるお話し以前しましたが、ピエール・カルダン! 意外です。センスいいと思いますが、しかしタグの種類多いですね…。
もちろん、自社工場ではないと思いますし、山勘ですがライセンス生産かなあ、と思ったりします。日本製が一番良かったりして笑 続き楽しみにしています。
しんのすけさん
お疲れ様です。そうなんです、自分でもまさかのピエールカルダン・・・笑。
明日の記事でそのあたり触れる予定ですが、ご指摘の通りライセンスゆえの豊富さですが、
その程度が他よりもすごいみたい。あとは、「長生き」でしょうか。
98歳で亡くなるまで現役であられたようで、いやほんとに見習いたい笑。