自分でドクターマーチンを修理(その1)

こんにちは、ばしです。

 

自分でリペアして履こう。

そう決めたのにもかかわらず、手付かずのまま1年以上放置してしまっているペアが何足かあります。これ以上は先延ばしはできない。ということで、順次取り組んでいくことにしました。

トップバッターはこいつです。

 

 

Dr.Martens 8251

UKメイドのマーチンです。
8251というのがモデルナンバーのようです。SIZEはUK8。私には少し大きめですが、あまりに不憫で拾って来たのが昨年の5月頃だったか(過去記事「僕の足元に夏はいつ来るのだろう」)。どのように不憫だったかといいますと、

お、当時のレシートが残っていた。

こいつ、税別1900円のところが80%オフの418円になっていた。そこから貯まったPONTAポイント174円を使用して【244円】で拾って来たのでありました。まあ、いうなればタダみたいなやつです。なんでまたそんな安いのかというと状態が酷いから。

アッパーは目も当てられない酷さ。

履き口にもダメージ。

ストラップのゴムも伸び放題。

流石にこのままでは履けません。まあ、自分でリペアして履くつもりで拾って来たのですが、昨年2024年の夏は手付かずのままで出番なし。そうこうしているうちに2025年の梅雨が早々に明けてしまった。ぐおぅ、思いのほか早々に夏ハズカム。今年は出番を作ってやらねばなりません。

ということでリペアです。内容は、

 

1.酷いアッパーをキレイにする
2.ストラップのゴムを交換する
3. 履き口のダメージ等を繕う

 

こんな感じです。先週土曜日に思い立って着手いたしました。が、一筋縄ではいかない状態のひどさです。コツコツと作業して早く登板させよう。各週末ごとに1ステップずつ作業を進めればちょうど7月末には出番が来るかも。

てなことで、今回は「その1」です。
ぼちぼち行きましょう。

 

今回はアッパーのメンテです。

流石にこの状態だと作業に気が乗りません。まずは見た目を整えよう。

ストラップのバックル側の伸びたゴムをぶった斬って作業を進めましょう。
いつも通りまずは左足から。

 

 

LEXOL

まあ、いつも通りの手順で汚れ落とし。

 

 

RenoMat リムーバー

強力リムーバー。かなり汚れておりました。

 

 

デリケートクリームもどき

いつもの百均のヒト用クリームで保湿。

さて、このハゲチョロピンの状態をどうにかせねば。
今回はこいつを投入してみた。

 

 

コバインク(黒)

黒のワックスやクリームもいれるつもりですが、乾くのも時間かかりそうだし、まずはガッツリ黒くなって固まるこいつを入れてみた。

失敗しても目立たない履き口でテストです。

ぬりぬり。

おお、しっかり黒くなった。
まあ、当たり前ですが。
このまま進めよう。

ペンタイプなので細かな個所も塗りやすい。

こんな風に剥がれた個所も、

一発で真っ黒に、

なった!

おおっ、少しはましになったような。
同じ手順で右足も、

キレイに、

なれ!

まあ、黒くなっただけなのですが、これ以上はやむなし。
最後に仕上げです。

 

サフィール・ビーズワックス(黒)

全体的に黒を万遍なくいれてみた。
念のためビフォーアフターで確認です。

 

【BEFORE】

【AFTER】

おお、悪くないのではないか。

UK8ですが、そんなめちゃデカイわけでもない。

それに、足を入れたら使用感あふれる内側も見えなくなってそれなりに履けそうな気がする。上手くやればタダ同然で素敵なペアをゲット、となりそう。

 

次はストラップの修理にチャレンジです。

 

(次週につづく)

 

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