BONTA de 靴修理(その11)

こんにちは、ばしです。

 

靴の修理はいつもBONTAさんです。

同店のある「大阪駅前第3ビル」へ行くのは大体いつも平日。外回りの途中で寄り道か、仕事帰りに立ち寄ることがほとんどです。修理に出すのはいつも必ず2足。理由は、駐車場代。

15分ほど停めて駐車場代300円。高くはないのですが、入退院で倍の600円かかります。修理が1足だけだと修理代+600円。これは割高です。2足だと1足あたり300円。許容範囲です。3足だと@200円とさらに安くはなるものの、3足分だと修理代だけで1万円以上かかってしまう。

なので、2足くらいがちょうどよい。

余談ですが、駐車場は地下3階でお店は地下2階なのですが、第3ビルの駐車場よりもお隣の第4ビルの駐車場に停めて一旦第4ビル地下2階へ。その後、地下通路で第3ビルのお店へと向かった方が近くてわかりやすいと思われます。

今週木曜日、第4ビルの駐車場から第3ビルへ。
2足ほどピックアップしてきました。

ご紹介。

 

 

【1足目】madras EXTRA のキャップトゥ

近所でお安く拾ってきた素晴らしい出来栄えのジャパンビンテージ。

マッケイのヒドゥン。
上質なペアです。マッケイのペアは修理が簡単ではない。と聞いたので、大切にしたいやつには早めにハーフラバーを施すようにしてます。今回もハーフラバー施しました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

おお、綺麗です。

 

【BEFORE】

【AFTER】

少しだけ分厚くなって安心感もアップです。

 

【BEFORE】

【AFTER】

丸みを帯びたアッパーのフォルムに合わせて、ハーフラバーもラウンドに仕上げて頂きました。履いたら見えないんですが、見えないところにこだわるのがオシャレってもんだ、って、誰か言ってたような気がするのですが、誰だったかな。

 

さて、もう1足。

 

 

【2足目】NUNN BUSH のヴァンプ・ローファー

2月に届いたアメリカンビンテージ。

左足内側、口が開いてます。出し縫い糸が劣化して切れてしまっているようです。このままでは履けません。右もそのうちそうなる運命です。補強の必要もあるとのことで、リペア&ハーフラバーしてもらいました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

こちらはストレートな切り口のままで。

 

【BEFORE】

【AFTER】

ソールは分厚い方が好みなので、ダブルソールでないやつはハーフラバーで厚みアップ、というのは結構好きな選択肢だったりします。

 

【BEFORE】

【AFTER】

口が開いてくることはもうないでしょう。

 

なんだけれでも、

あちゃー。右足。

ライナーが履き口のステッチに沿って切れてます。

いやあ、気づかなかったな。これ、おそらく、グリセリン保湿の所為かと思われます。湿ったあとに乾燥する際に糸が縮んで、薄いライナーの特に弱った部分をダメにしてしまったのかも。

細かいステッチに沿って引きちぎれる、というのはアッパーの話かと思ってましたが、ライナーでもありうるのかも。まあ、しゃあないね。これ以上ダメージが広がらぬようセメダインでも塗っておこう。ま、それでおそらく問題ないでしょう。

 

切り口の色目わかりますでしょうか。
特に依頼はしませんでしたが、黒には黒、茶には茶のラバーです。

ラウンドなしとあり。
ありだと手間賃分だけ修理代若干アップしますが、やはり雰囲気異なりますね。レディスシューズなんかだとラウンド一択かな。

機能面での差異はないのでしょうが、柔らかな雰囲気が素敵です。ま、履いたら見えないんですけどね。足組む時にはいったん足を高々と上げるのがいいかもしれない。足の裏が見えるように。馬鹿と呼ばれてもかまわない。馬鹿だし。

 

さて、あらためて記念撮影。

 

 

ナンブッシュは素足でジャストです。
ライナーにセメダイン仕込んで、GWまでには履き下ろしたいな。

マドラスはいつでも出陣OKです。
が、只今4週連続でウイングチップWEEK。

今週もウイングチップWEEKで、
5週連続のミッションに取り組み中です。

来週はキャップトゥWEEKにしよう。

 

いよいよ出番です。

 

(おしまい)

 

参考:「BONTA de 靴修理」記事一覧

 

 

ファッション(古着)ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です