BONTA de 靴修理(その8)

こんにちは、ばしです。

 

一昨日の水曜日、仕事帰りに梅田へ寄り道してきました。
前の週にBONTAさんで修理をお願いしたペアのピックアップです。
今回も2足。早速、ご報告。

 

 

【1足目】Paraboot from Kenya

我が家に来て1年半、ケニアのセラーから購入したパラブーツ。チャームポイントは、ブロック体ロゴのタグです。

あ、口が空いてます。

おお、これは危険です。遠方へ出かけた先でひどく剥がれたりするとまずい。早めに手当てをお願いすることにいたしました。

修理の方法は、剥がれた部分をだけを貼るのではなく、一旦すべて剥がしてしまってから再度貼りなおす、らしい。

 

まず、剥がしてみる。

作業中のBONTAさんへ潜入しました。

あ、いや、嘘です。実は、BONTAさんが「notes」で、今回の修理のことを記事にされておられまして、そちらからスクショ拝借いたしました。このあとの工程や作業上のポイントなど、詳しく解説されておられます。

BONTAさんnotes記事「靴底をしっかり貼る事は難しい。」

 

で、パラブーツ。

ミッドソールに出し縫いがかかっており、アウトソールは圧着で、よく剥がれる事で有名、とのこと。似たような経験されてる方が多いようですね。

ま、今回のペア、私はそんなガンガンに履いてるわけではありませんが、何分古いペアです。私の手元に来るまでの間にそれなりに劣化が進んでいたものと思われます。

ノリをしっかり乾燥&圧着させる必要から、いつもより引き取りまでの日数が若干長かったです。まあ、急ぐわけでもないのですが、待った甲斐がありました。

どんっ。

おお!整いました!

 

【BEFORE】

【AFTER】

しっかりと圧着していることはもちろん、ソールの側面が綺麗に削られて、修理前よりも男前になりました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

うん、いいですね。やはりコバ周りが綺麗に整うと靴の表情もビシっと引き締まります。オフに活躍するこのペア。もう少し秋が深まったら、少し遠方まで足を伸ばしてみよう。

ところで、つい先日も似たようなトラブルに見舞われた私です。

フローシャイムのサンダル

今年の夏前に、届いてすぐにストラップ部分をBONTAさん修理してもらったばかりなのですが、ひと夏を越した履き納めのまさにその当日、今度はソールが崩壊してしまいました涙。

で、このソール、踵から爪先まで空間があるんですよね。こんなのでも修理できるのかなと、この写真を長谷川さんに見て頂いたところ、こいつは圧着ではなく、縫い合わせることで修復可能とのこと。

パラブーツのようにミッドソールに出し縫いがある場合は圧着しかない。圧着のみのセメントライクなやつはソールとアッパーを縫い合わせればよい、とのことだそうです。

うーん、また入院か。金かかるやつです。夏が終わり今年の出番も終わりましたので、来年のシーズン前に再度入院させることにしますしょう。

 

 

さて、お次。今回の本命。

 

 

【2足目】マイファースト BONORA

絶滅危惧種・ボノーラ。時間をかけてメンテしましたので、アッパーはだいぶ復活しました。履き下す前の最終工程です。今回は3か所、入院治療を施して頂きました。

 

まずは1か所目。両足ともに穴の開いたカウンターライナー。

 

【BEFORE】

【AFTER】

おお、すっきりです。穴の部分、手で触った限り凹凸はありません。被せるだけでなくプラスアルファ施されているのでしょうか。

縫い目。すみません、少しばかりピンボケなのですが、とても細かなピッチです。

履き口の元からある縫い目と、今回の修理による縫い目と、一体化していてほとんど見分けがつきません。流石です。

 

2か所目。ハーフラバー装着いたしました。

ハーフラバーの端はラウンドに仕上げて頂きました。

ウッドネイルに干渉しないレイアウトで、ヴェヴェルドウエストと一体になるようぴっちりと収められています。イメージ通りです。

 

最後に3か所目。

ハーフラバーだけの心づもりでしたが、この機会にトップリフトも交換しました。

元の形状とは異なりますが、ハーフラバーとともにビブラムで見た目にも統一感があってグッドです。

 

アウトソール全景。

 

【BEFORE】

【AFTER】

うん、グッドです。ぐっと引き締まった印象です。まあ、履いてる分には見えないんですけどね。

 

さて、儀式です。2足並べて記念撮影。

左のBONORA。靴の値段よりも修理代の方が高くついてしまいましたが、まあ、それだけの価値がある靴だ、ということにしておきましょう笑。

左のPARABOOT。1987年製ということでビンテージというには若者です。真にビンテージと呼べるその日まで、息子と二人で履き倒すことにしましょう。

ところで、どちらも茶色ですね。たまたまですが、次回入院させる予定のペアも茶色なんですよね。

7月上旬に届いたFLORSHEIM。踵履き口の修理が必要なやつなのですが、そもそも、まだメンテできてません。

今月9月は安い靴しか買ってません。なのですが、替わりに修理代が嵩んでしまってます。フローシャイムの修理は10月に入ってからにしよう。この三連休あたり、そろそろメンテせねば。

 

 

しかし、あれですね。

修理代って良心的価格の店でも、あれやこれやと何か所も施すと思ったよりも嵩でんでしまいます。まあ、そのような修理が必要な旧くて安い靴ばかり拾ってきてますので、自己責任、しょうがないのですが。

ただ、こればかりはやめられないんですよね。修理代云々に関わりなく、旧き良き品を次世代へと繋ぐことはオッサンの使命でありライフワークであります。靴も、靴の神様も、きっと喜んでくれていることでしょう。

一番喜んでるのは僕だったりして。

 

(おしまい)

 

参考:「BONTA DE 靴修理」過去記事一覧

 

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