ゆく靴くる靴(2022年4&5月)

こんにちは、ばしです。

 

今回は久々の「ゆく靴くる靴」です。

4月から6月にかけてブログ更新を休止していたこともあり、月次の売り買いの振り返りをすっかり忘れておりました。7月ももうすぐ終わりますので、ここらで遡って振り返りです。

4・5・6月の3ヶ月分をまとめて、とも思ったのですが・・・、計算してみましたところ収支の赤字幅が思いのほか大きくて。そうなると私の心理的ショックも大きい。

なもんで、「4月と5月」「6月と7月」に刻んだ上でまとめることにしました。まあ、どこで線を引こうが、実情に変りはないんですけどね。精神衛生上その方が平和に過ごせそうなもんで。

 

2022年4&5月、こんな感じでした。

 

 

おお、順調に増えてます笑。

4月半ばに親父が逝きましたあと、「買い」は早めに通常モードに戻りました。まあ、こればかりは出会いの有無次第という面もあります。結果として素敵な靴と出会えたということでしょう。

方や「売り」。こちらは自分次第です。忌明けするまでは大人しくしとこうということで新規の出品などセーブしておりましたので、以前から出品していた靴がチラチラと旅立っていった、てな状況なのでした。

どんな靴を買って、どんな靴を旅立たせたのか。私自身記憶もおぼろです。
個別に振り返っておきましょう。

 

いつも通り、まずは売りから。

 

 

【旅立った靴その①】Allen Edmonds Boot-Skos

1960sと思しきアレンのペア。アッパーは猪豚系の「ペッカリー」です。

7.5Dサイズなのですが爪先がやや細身で、素足でも私にはほんの少しだけタイトなアレン。貴重な年代のペアでもあり、出品しては取り下げて、と散々繰り返しては迷いつつ、最終的に旅立たせることと相成りました。達者でな~。

 

【旅立った靴その②】Mason Shoes ✕ Ripple Sole

メイソンのペア。ソールはリップルソール=シャークソール、です。

かなり気に入っていたのですが、素足でもタイトで、結局ほとんど履かないままに旅立たせることと相成りました。もうね、大赤字です。なんだけど、似たようなのでマイサイズが欲しいなあ。

 

以上、売りの2足。
2ヶ月で2足だけ。厳密には、3月から3ヶ月連続で月1足だけ。まあ、そんなこともありますわな。

次いで、買いの10足。
2ヶ月で10足。結構多いですね。と思ったけど、今年に入って5ヶ月で28足。月平均5.6足ですから、ま、そんなもんか。とはいえ、やはり多いな。

さくっとご紹介。

 

 

【拾ってきた靴その①】GRENSON FOOTMASTER

丸洗いして、さまざまクリームをぶち込んだレディスサイズのグレンソン。キレイにして右から左へ転がすつもりが、ライナーが縮んでしまい、売りに売れない。こいつをどうするかは、ま、そのうち考えましょう。

 

【拾ってきた靴その②】FOOT-SO-PORT

3度目の正直、3足目にしてマイサイズのフッソーポー。メルカリでお安くゲットしました。こいつは転がしません。

 

【拾ってきた靴その③】Alfred Sargent

レディスサイズのサージェント。こいつ、この後大幅値下げとなりましたもんで、持ち帰っております。個別の記事にするの忘れてました。近々、サクッとご紹介予定(→その後記事にしましたこちら)。

 

【拾ってきた靴その④】REGAL Imperial Grade (旧旧ロゴ)

箱付き&靴袋つきの旧いリーガル。日本製靴時代のペアです。素足でジャストマイサイズ。春夏秋と活躍してくれることでしょう。

 

【拾ってきた靴その⑤】TELICのサンダル

靴磨き用、コンビニ行く用のサンダルを拾ってきました。もう、サンダルですので、個別の記事にはしてませんし、今後もする予定ありませんが、ちょこちょこ登場するかと思います、以後お見知りおきを。

 

【拾ってきた靴その⑥】EXPERT のCLOGS

メンテが余りうまく行かなかったやつ。黒いからクロッグ。ではないけど。

 

【拾ってきた靴その⑦】R.U. shoes, made in Kobe

娘に買ったジャパンメイドのレディス靴。BONTAさんでハーフラバーも装着してもらいました。さて、履いてもらえるのでしょうか。

 

【拾ってきた靴その⑧】NUNNBUSH Wing-tip Tassel Loafers

アメリカからマイファーストナンブッシュ。お買い得品をゲットしました。まだ一度か二度しか履いてません。夏の間にあと5回くらいは履かねば。

 

【拾ってきた靴その⑨】Friedman サイドゴアスリッポン

日本製のデッドストック、ゲットしてしまいました。オールシーズン活躍してくれそうですが、特に夏から秋にかけて履きたくなるペアです。こいつも転がしません。

 

【拾ってきた靴その⑩】旧旧チャーチのサドルシューズ

久々に足を運んだODDMENT STOREさんで見初めて持ち帰ってきたチャーチ。今年の自分への誕生日プレゼント(その①)です。誕プレですので、少しばかりはりこみました。そういえばメンテまだでした。記事にもまだしてません。近々やります(→その後記事にしましたこちら)。

 

 

【総括】

売り2足。

やはり新規に出品しませんと動きは鈍いですね。2足の合計の収支は赤字。2足分の送料相当額が持ち出しになってしまいました。やはり、サイズ感は大切ですね。自分で履いてりゃその分、減価償却ではないですが、元もとれるというところですが、MASONなんて大赤字です。まあ、そんなこともあるとはいえ、あらためて今後の課題です。

 

買い10足。

増えました。思いのほか買いました。ですが、10足中4足はレディス靴、1足はサンダルです。自分用の本格靴5足は、毎度のごとくどれもお買い得、相場よりは安く買ってます。なんだけれども、メルカリにebayにビンテージショップです。「リユースショップでアンダー2千円」という訳にはいきません。結果、売り買いトータルでの収支は当然真っ赤っ赤となりました。

 

さて、6&7月はどうなるでしょう。

って、もうほとんど結果出てるんですけどね。特に、6月は引き続き新規出品がほぼゼロだったこともあり、1足も売れませんでした。7月からは新規の出品も再開しましたのでそれなりに売れてますが、収支改善にはまだ少し足りてません。どこまで挽回できるかは、残すところあと3日、この後の売れ行き次第だったりします。

 

とはいえ、なんだけれども、

もう、そんな売れなくてもいいかな。などとも思わなくもない今日この頃です。実際、ガチなビン靴の一部を出品停止にしました。

なぜって、この円安で海外から日本へと新たに入って来るビン靴はこの先ますます減少傾向といわれているみたいです。長い目で見れば手持ちのビン靴の価値は上昇基調にあります。「古着屋ガレージセール」の青山さんもつい先日のブログ記事でそうおっしゃっていたところです。

(参考記事「【緊急レポート】アメリカ古靴の今後について」

 

原油高による輸送コスト上昇、さらにはアメリカ国内でのインフレと、要因は円安だけではないようです。そういえばオッドメントの谷口さんも、似たようなことをおっしゃてました。買い付けの際、米国内での移動はレンタカーだそうなのですが、そのレンタカー代の値上げが凄いらしい。

コロナ禍で長らく借り手がつかなかったせいで、保有していた車を結構な割合で売却してしまったレンタカー屋が多いらしい。その反動で今度は数が足りなくなり、値上げとなっているらしい。加えてのガソリン高。ハンバーガーの値段も日本より遥かに高い。

おお、そりゃあね、そんなに風にあれもこれもとコストアップしたら、今までみたいに安易には仕入れられません。あまり高値だと、中古靴を買う人自体減ってしまいそうです。そんな状況だとそりゃ流入する球数も自ずと減りますわな。そういった意味では、今の時点ではお買い得に買えている、ということは決して悪いことではないのかもしれない。

そう、人と違うことをしよう。逆張りです。
国内で見かけたお買い得品は持ち帰らねば。
ある意味、今はきっと買い時に違いない!!

 

 

このセリフ、何度目でしょうかね。

 

(おしまい)

 

参考:「ゆく靴くる靴」記事一覧

 

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