ワックスでアレンのウイングチップを磨く

こんにちは、ばしです。

 

シューシャイン。

ここ数年で密かなブームになっている、と、言われているようですね。
NHKでも番組ありましたし、本屋でもハウツー本を結構見かけます。国内の専門店が増える一方、自分自身でシューシャインを楽しむ人も増えているらしい。

インスタグラムを眺めていても、専門店で磨いてもらった靴の写真がアップされていたり、はたまたプロ顔負けの腕前の方が写真をアップされていたり。そんな写真を眺めてみるうち、

「私も流れに乗っかろう」

と、いうわけではないのですが、ピカピカと、時に鏡のように輝く写真を見ているうちに、これはこれでカッコいいな、と。で、昨年あたりから、たまにではありますが、プロに磨いてもらったりし始めました。

他人に靴を磨いてもらうだなんて、20代後半の頃以来、四半世紀ぶりでした。

昔と違って、このところ足元は古いビンテージ靴ばかり。30年から60年前のペア。メンテナンスではワックスは使わない、ナチュラル志向でいた私ですが、久々のシューシャインはなかなかに新鮮でした。何より、そのピカピカさ加減がなんだかくすぐったいような感じで、凄くいい。

 

よし、今年は自分でもやってみよう、ということで、ワックスを調達しました。全く持っていなかったわけでは、まったく使っていなかったわけではないのですが、新しい取り組みは新しいワックスで笑。

で、折角買ったし、手持の靴で一通り試してみようかと思ってます。磨いて、履いて、が今年のテーマです。履き育てていこう。

その第一弾として先々週の土曜日、キャップトゥを4足磨きました(「ワックスでキャップトゥを磨く」)。4足以外にもまだキャップトゥ持ってるのですが、そいつらはプロに磨いてもらって、自分でやった場合との違いなどを確認してみようかと思ってます。

今回もまとめて4足。先週土曜日にワックス入れてみました。

 

こいつら。

左上から時計回りに、

MacNeil
Cambridge
Boulevard
Chester

4足ともアレンエドモンズのペアです。

 

知らぬ間に増えて、我が家にアレンは全部で10足おります。

一番の相棒は黒のDickson。昨年一番の登板回数だったご褒美に、先月Shoe Shine Guild 四ツ橋で、大岡さんに磨いてもらったばかりです。BayfieldBoot-skosはカジュアル向けのブーツですし、青タグLEEDSは買ったものの小さくて履けない。

残りの2足はSENECAスペクテイターシューズ。どちらも我が家にやってきて間もないし、どちらも1度しか履いてません。手入れするほどではない。

ということで、残りの4足。今回は茶色が3足に黒が1足。うち2足がコードバンのペアです。で、たまたま4足ともウイングチップ。前回のキャップトゥと同様に、爪先と甲部分の境目がはっきりしているのが分かりやすくてありがたい。

 

まずは通常のメンテです。まずは左、その、後右。

 

【ステインリムーバー】(なぜだか光り輝いている笑)

 

【デリケートクリーム】

 

【TAPIR LEDER OIL】

 

【コロニル】

 

【AFTER】

後列のコードバン2足。普段はコードバンクリームを使用するのですが、他2足とおんなじ、いつもの手順でやってみました。

コードバンクリームがないからか、少し白っぽい。間抜け感じかな。

前列の2足はいつも通りな感じ。左右で年代が異なります。左の茶は恐らく1991年製。右は1960-1970s。ハイクオリティな右はこのままでも行けそうです。

 

さて、本題のワックスです。

手順や理屈は、私はまだ勉強中の身です。詳しいブログが沢山ありますので、そちらでご確認ください。どのワックスをどの順番でどの程度入れるか。今回はコードバンもありますし、4足とも一緒で良いのか、他、セオリーなどあるのでしょうが、まあ、我流で、様子見ながらやってみましょう。

今回は、こいつを使いました。

 

リンカーン シューポリッシュ(ムショク)

 

アレンエドモンズといえば、歴代の多くの大統領が愛用したことで知られる純・アメリカ製のシューメイカーです。オバマ大統領の就任式の際は、アレンを履かなかったことが逆に大きな話題となるほど、アメリカで革靴といえばアレンのようです(オバマ氏もアレンの愛好者ではあるらしい)。

そんなアレンの靴4足ですから、ここは同じくアメリカ製のワックスで。その名も「リンカーン」。米国海兵隊の指定ブランドであるこのワックスは、天然原料100%で、コードバンに使ってみても大丈夫なのではないかと。あ、実際に推奨されるのかどうかは不明なんですけどね笑。

まあ、そんなこんなでやってみました。

 

まずは前列の2足から。
塗り重ねた際の変化の程度を確認する目的もあり、トゥも含めた全体に2度塗って、メダリオンのトゥ部分だけ追加で3度、計5度塗ってみました。

いつも通り、まずは左から。

【全体1度目】

【全体2度目】

【追加でトゥだけ3度目】

感想としては、、、まあ、悪くないかな、と。アッパー全体にワックスいれるのはNG、とのことなんですが、あえてやってみました。右も同様に。

まあ、天然成分100%だし、たまに、のことですし。全体的にくすみなく光っていて、私的には満足な出来栄えです。

サフィールのミラーグロスほどのギラっとした感はないのかな。私の腕、やり方の問題もありますが、まあ、いつもよりは光ってます。何が何でも目指せ!ハイシャイン!というわけではないので、こいつらはこれで十分です。

で、これを踏まえて、後列のコードバンの2足は、トゥを含めた全体に1度、引き続きトゥの部分だけ追加で3度、計4度塗ってみました。理由は、少し疲れてきたから笑。

まずは左から。

 

アップで。
ケンブリッジ。

マクニール。

うん、滑っとした感じがコードバンらしくていいですね。もっと鏡みたいなコードバンをしばしば見かけます。一度あんな感じに光らせてみたいですね。今年はほかのやり方もいろいろと試してみよう。

右も同様に仕上げてメンテ完了です。
ビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER】

お、、いい感じです。透明感が増したのはワックスのお蔭だけではないですが、まあ、それでもいつもよりはいい感じかな。

 

【BEFORE】

【AFTER】

Nailessのこいつは、腕がなくとも元のアッパーの革質が素晴らしいです。ワックスはなくてもいいかもしれません。

 

【BEFORE】

【AFTER】

こいつは紐も交換しました。いい感じですね。

 

【BEFORE】

【AFTER】

うん、良い感じではないでしょうか。くすみが減ったかな。
これまでは他の方のコードバンと比べて、私のはなんかイマイチ光り方が鈍いな、と思ってたんですよね。まあ、それはそれで不満はありませんでした。必要以上に光り過ぎると、ガラスレザーやコルファムっぽくて、折角のビンテージ感が薄らいでしまう。なんて風にも思ってましたが、そんな言い訳はもうやめましょう。

 

で、ですね。4足まとめて、は結構疲れます。
次からは数を減らしてやりましょう。

折角なんで記念撮影です。

大統領の靴を、大統領の名を冠したワックスで磨いてみました、の図。

早く履きたいですが、今週履く5足はもう決まってます。
釘を1本も使わないアレンとは真逆のペアを5足。
そう、今週は「Vcleat ウィーク」なのです。

 

来週は2月2回目の祝日がありますので、仕事は4営業日だけ。
で、ちょうど4足です。
そうだ。

来週は「リンカーンで磨いたアレンのウイングチップウイーク」にしよう。

 

ネーミング、ちょっと長すぎるかな。

 

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