アレンのスペクテイターシューズ

こんんちは、ばしです。

 

最近は休日の足元も革靴のことが増えました。

それに伴い、というわけでもないのでしょうが、休日用のジャケットも増えた。大体いつも、古靴漁りの際に見初めた中古のジャケットを「ついで買い」することが多いです。おかげで、クローゼットは安くで買った中古のジャケットだらけ、古着屋みたいです。

いい歳して古着なんて、新品を買えば、とも思うのですが、どうせ週末にたまに着る程度です。一年で数えるほどしか着ないものに大枚はたけません。そんな金があるならビン靴買うし。いや、ビン靴に関してもそんな金かかってないんですけどね笑。

私がクローゼットのスペースをだいぶ侵食しているため、家内と娘からは、
「パパ、服、多すぎるんとちゃう?」
「中古で安いからって買いすぎちゃう?」
などとクレームを受けることもしばしばです。ごめんなさい。

 

このところの休日。たまにスニーカーなど履こうとすると、結構困るんですよね。ジャケットばかりでスニーカーに合わせる上着がない。特に、寒いけど寒すぎない、今くらいの季節は困ります。で、そういうときは、息子のクローゼットを開けて、オッサンが着てもおかしくないようなのを借りていくわけです。

今回、休日用の革靴を購入しました。
どんな服に合わせよう。
今まで一番悩ましいやつです。

こいつ。

 

Allen Edmonds 8603 “Broadstreet”

いったい何度目だろう?
カナダから米国靴、今回も船便で6週間ほどでした。

サイズは8 1/2D。アレンは外羽根だと8Dがジャストサイズなのですが、内羽根はハーフサイズ大き目でもちょうどいい感じです。
白✕黒のスペクテイター。「8603」が品番です。白✕茶もあって、そちらは「8663」の品番のようです。

「8603」の右側の四桁の数字。「2334」とあります。一桁目の「4」が製造年の西暦の一桁目を表します。中敷きのロゴが縦文字のものは1990年前半~2013年ころまでの製造のようですので、今回のペアは1994年製もしくは2004年製のいずれか、ということになります。

 

アレンは過去のカタログがWEB上に公開されています。そちらで1994年2004年の分を確認しましたたところ、どちらにも「8603」のBroadstreetが掲載されてました。片方にしかなければどちらの年か特定できるのですが、今回はいずれの年か、これ以上はわかりません。

前々から欲しかった白黒のスペクテイターシューズ。マイサイズの状態の良さそうなのがようやく見つかり、ここぞとばかりに手に入れました。

合わせる服が決まっていないので、履くあてはまだありませんが、とりあえず儀式です。
そんなに汚れもダメージもありませんが、いつも通りメンテしておきましょう。

まずは左から。

 

ステインリムーバー

黒い部分、軽~くワックスが入っているのでしょうか。布がうっすら黒くなります。この汚れた部分が白い箇所につくと、白を汚してしまいます。触れぬよう、思いのほか気を使います。

 

レノマット

白い部分をより白く。ということで、強力リムーバーを投入しました。

内側にアッパーの黒が移ったような箇所があります。目立ちませんが、無いほうが良い。強すぎないよう気をつけて軽く撫でます。

少しマシになりました。レノマットはやり過ぎると白が剥がれるくらい強烈なので注意が必要です。今回はこれでよとします。

 

LEXOL

コバ周りをハブラシでゴシゴシと。

 

デリケートクリームもどき

100均のヒト用クリームで保湿です。

 

コロニル1909

仕上げ。

いつも通り安定の仕上がりです。

 

モゥブレイ トラディショナルワックス

最近手に入れた甘い香りのワックス。トゥだけ軽くポリッシュしてみました。

効果のほど、どうなのかな。使い方研究せねばなりません。

で、ソール。

いつもならソールもピカピカにするところですが、今回のペアはその必要もないかな。

2~3度履いた程度でしょうか。トップリフトの減りも僅かです。ラッキーです。

右も同様の手順で、メンテ完了です。

おお、なかなかに素敵ですね。
ビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER】

まあ、そもそも汚れなどありません。結構なミントコンディションなのでした。

 

 

スペクテイターシューズ

スペクターではありません。スペクテイター。
1920~40年代、紳士がスポーツ観戦に行く際にこの靴を履くことが流行ったことから、この手のコンビ靴を「SPECTATOR(観客)SHOES」と呼ぶそうです。

白✕黒のコンビって、かなりシックですね。かっこいいです。
白✕茶は1足持ってますが、外羽根なこともありかなりカジュアルです。

ね。随分と雰囲気異なります。

白✕茶のWINTHROPは、何も考えずにカジュアルな感じで履いてみたのですが、今回のペアは、さてさて、どんな服に合わせて履きましょうかね。

ネットで調べてみたら、濃いめのワントーンコーデなんかがすっきりと合わせやすいとのこと。黒のベルベット系のジャケットとパンツにしようか。それとも、他の色目のジャケットとパンツ、買うか(笑)

まあ、休日の服装ですのでドレスコードもありません。
好きに楽しもう。それまでは下駄箱でステイです。

汚したらたらまずいので、こいつだけビニール袋に入れておきましょう。箱に入れて他の場所にこいつだけ。でもいいのでしょうが、お気に入りのペアは同じ場所にまとめて、見えるように並べておきたい。

年内か年明け早々にはデビューさせたいな。

 

しばし、そのときを待て。

 

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