Florsheim 31884のメンテ(後編)

こんにちは、ばしです。

 

前回からの続き、後編です。
前編を簡単に振り返りますと、

拾って来た中古のフローシャイム。

レノマット入れたら色がめちゃ変わった。

マスタングペースト入れて1週間寝かせよう。というところまでが前回でした。昨日メンテを完了させましたので、その経緯と仕上がり具合をご紹介です。

 

で、まずは週の半ばの水曜日。

追いオイルしました。

向かって左、右足の通りしっかりと浸透しました。まだ吸い込むかも、ということでマスタングペーストを追加塗布。このあと両足ともに再度ギトギトにしました。

 

さらに3日放置しまして、いよいよ土曜日ハズカム。どうなってるかな。

すっかり浸透してます。

保革&油分補給の面ではこれで十分なわけですが、懸案は色目です。元は「濃茶」だったわけですが、レノマットの所為で必要以上に色を落とし過ぎた懸念があります。茶は濃い目が好みです。濃茶として履きたいのですが、オイルの所為で多少は濃くなったか。

確認してみよう。

 

【BEFORE】

【AFTER】

うーむ、どうでしょう。

このままでもいいような・・・、いや、よくはないな。クリームで補色しても良いような、しなくてもよいような。どうすべきか結論の出ぬまま作業再開です。ここまできたらやることは僅かです。

 

 

LEXOL

表面に残った余分なマスタングペーストを除去しました。

マット調だったのがスムーズに戻った。

水分を含んで色も若干濃くなったか。

濃茶のクリームで補色するか、最後まで悩んでおりましたが、とりあえず今回はニュートラルで仕上げることにしよう。補色はいつでもできますしね。

さて、

 

コバ回りを整える

アッパーの仕上げの前にコバのメンテです。

サンドペーパー→スプーンで擦り、コバインク。今回はダークブラウンを入れてみた。で、気づいた。羽根の付け根に糸がぴょんぴょんと飛び出てます。

 

火炙り

羽根以外にも踵周りも一部同様のほつれあり。

炙っといた。
さて、仕上げましょう。

 

コロニル1909(ニュートラル)

無色のクリームを塗り込み、ブラッシングしたらメンテ完了であります。

 

 

【BEFORE】

【AFTER】

ソールも磨いといた。

 

【BEFORE】

【AFTER】

色はやや薄くなった。テラテラとした艶感もなくなった。フローシャイムというよりレッドウイングみたいな雰囲気です。

 

 

【BEFORE】

【AFTER】

まあ、ナチュラルな感じで良いのではないかな。

何より、アッパーがイキイキとしてます。乾燥して皺などが白くなってましたが、全体的にしっとりふっくらしたように思う。グッジョブ、俺。

羽根から踵につながるステッチが特徴的です。
素敵です。

ぷっくらとしたバックシャン。ナイスなお尻であります。お尻がチャーミングな靴は総じてクオリティも一定以上です。こいつもきっとそうであろうと思う。

 

足を入れてみる。

USサイズは【US8.5D】。やや細身ですが、爪先は尖っていなくてゆとりあり。羽根の閉じ加減も狭くて私好みです。薄手の靴下履いたらちょうどでしょうか。素足でも問題なさそうでもある。

メンテ前よりもビンテージ靴らしくなったな。仕事でと思ってましたが、カジュアル履きでも似合いそうです。ということで、

 

昨日さっそく履き下ろしてみた。

おお、いい雰囲気です。

茶のナチュラルなダービーシューズはデニムでもチノパンでも、何にでも似合いますね。この日はつい最近拾ってきたスイスの軍モノのパンツに合わせてみた。ブルーのようなグリーンのような、アースカラーなデニムとの相性はまずまずグッドではないかな。

肝心の履き心地も柔らかでよろしい。

素足に革靴を履きますと、ソールがひんやりとして心地よいです。夏は素足にローファーが多いわけですが、今年は素足にダービーシューズの頻度を上げようかな。そうなりますと、

こいつは転がすつもりで拾ってきたのですが、

どうしようかな。

 

(おしまい)

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