旅立った靴たち(その6)

こんにちは。ばしです。

 

ジャランのキャップトゥが売れて、9月はなんと5足!沢山売れたなぁ。うしし(笑)。

などと思っていたのですが、その後追加で2足売れて、9月だけでなんと7足も旅立って行ったのでした。

追加の2足、こいつら。

 

 

REGAL ローファー

 

 

 

旧旧ロゴのインペリアルローファー。

あらためて手入れしましたが、よく出回っているリーガルのローファーとは明らかに違う。この時代のインペリアルは、革の質がやはり良いですね。

マイサイズでしたし、ヒールトップのゴムの劣化を除けば状態も非常に良かったので手放すつもりはなかったのですが、USメイドのWEEJUNS買っちゃいましたしね。

そもそも登板機会の少ないローファーなのに、ますます機会が減りそうです。靴は履いてなんぼ。こいつは、新たな持ち主に履いてもらうことにしました。

 

もう1足。こいつ。

 

Dack’s,Made in CANADA

 

 

 

夏前にネットで購入したこいつ。

サイズ8インチとの触れ込みでしたが、実際は9Dと私にはちと大きい。靴棚整理中の身としては、マイサイズでないやつから順次送り出しているところです。結局、2度ほど履きました。我が家での滞在期間は3カ月。

購入されたのはなんと女性でした。大きな足の女性?と思ったら、結婚記念日の旦那さんへのプレゼント、とのこと。

記念日のプレゼントがビンテージシューズ、って・・・。

 

す、素敵です! 素敵すぎます!!

 

で、「大変恐縮ですが、お気持ちお値下げいただくことは可能でしょうか?(中略)無理ならそのままのお値段で購入させて頂きます。」とのこと。

・・・記念日です!そりゃぁ、協力せぬわけにはいかんばい!!

で、色々やり取りするなかで、な、な、なんということでしょう。旦那さんはシューツリーを持っていないということが判明。結局、気持ち値下げした上に、頼まれてもいないのに手持ちのシューツリーおまけにつけてしまう私なのでした。

だって、シューツリーあっての靴です。きっと、奥さんあっての旦那さん、旦那さんあっての奥さん、なんだと思える素敵なエピソード、素敵な御夫婦、でした。会ったことないけど笑。

 

 

古靴病の私。

正式な病名はきっと、「イイヒトノフリシタイ症候群」、ですな(笑)

WELLCOのサービスシューズが売れたときもそうでしたが、やはり、女性から値引きを要請されると弱いですね、男は・・・って、私だけ?

で、そもそもこのカナダ靴。今年のサッカーワールドカップで日本代表が決勝トーナメント進出を決めた夜に届いた、縁起のいい奴でした。プレゼントにはもってこいでしょう。

大切な記念日に、この靴が素敵に花を添えてくれてたら嬉しいな。

お二人に、心から、これからも幸多かれ(祝)

 

 

メルカリで古靴、は、儲かるのか?

 

 

靴棚の整理が必要となり、4月から始めたメルカリ。早いもので半年経ちました。で、半年で17足が旅立って行きました。結構売れるもんですね。

で、儲かるのか?

損はしてません。若干のプラスです。そりゃまあそうです。中古品を中古価格で買ってきて、それをまた中古価格で販売するわけですから、大きく儲かるわけがありません。

傾向としてはこんな感じです。

(1)売価の高い靴・・・赤字傾向
(2)売価の安い靴・・・黒字傾向
(3)仕入れの極端に安い靴・・・黒字

売価の高い靴は、手数料も高くなります。3万円で売れたら、10%の3千円がメルカリさんの取り分です。安ければ手数料も少ない。

 

例えば、

(1)のケース
ネットショップで3万円で買ったビンテージ。送料無料+消費税で32400円です。3万円で売れたら、手数料3000円と送料700円引いて入金額は26300円。差し引き6100円の差損が発生します。まあ、これでも、売れるだけ良い方じゃないでしょうか。

(2)のケース
リユースショップで1000円で買った靴。税込で1080円です。
2000円で売れたら、手数料200円と送料700円引いて1100円。20円プラスです。
3000円で売れたら、手数料300円と送料700円引いて2000円。1000円プラスです。

(3)のケース
これは、こないだのジャランみたいに、お店側の無知もしくはミスで、ブランドものがノーブランド扱いで馬鹿みたいに安く売られてる靴で、中古市場での相場価格で売れるだけで利益が残るケースです。

 

実際にはそれ以外に、発送用の段ボールに梱包用のエアパッキン(プチプチ)も必要ですし、何より、手間暇かけてメンテしてます。あと、たまにツリーをサービスしたりしちゃうし(笑)

そんなことも踏まえ、結局、収支は(1)(2)(3)の割合によって、プラスになったり、マイナスになったりするのだと思います。そもそも、中古の靴買って、履いて、また売って、それで損が出なけりゃ御の字でしょう。

前にも書きましたが、「売って買って」、といいながら、みんなでシェアして、沢山の靴を楽しむ、もしくは、物々交換。そんな感覚でいた方が気軽に楽しめるように思います。

 

いずれにせよ、半年で17足が旅立ちました。これで空きスペースもできたかな、と思ったら・・・、まあ、なんということでしょう、棚の外まで溢れてます。

 

あれ、なんで? と、数えてみたら・・・ありゃりゃ、そりゃまあ、そうです。売った以上に買ってました。

で、あらためて。靴、多すぎ、かも。

数えてみたら、スニーカーを除いて55足にまで増えている・・・うーん、いつのまに。

こりゃだめです!靴棚のスペースの有無以前の問題として、こんなに履けません。タコやイカならいざ知らず、私はヒト、足2本しかありません。

「靴ははいてなんぼ!」などとほざきながら、毎日、日替わりで履いても1年に6~7回の登板頻度。これはかわいそうです。

 

手持ちの靴の構成を変えねばなりません。

一生手離さないお気に入り・・・10足

日常のローテーション履き・・・10足

買って履いて楽しみ即売却・・・10足

こんな感じが理想的かつ現実的なように思えてきました。ということで、冗談抜きに手持ちの弾数減らします。

 

10月の目標設定。

「5足以上、売ってやる!」

「5足以上、買わないぞ!」

嗚呼、俺よ、それで減るのか?本当に?

とりあえず、がんばるぞ!

 

 

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