旧旧リーガルをがっつりメンテ(中古のリーガルその10)

こんにちは、ばしです。

 

今回は久々のリーガルです。

11月最後の金曜日、会社帰りにUチップを拾ってきました。

 

これまで何度も登場した旧旧ロゴ。長靴の中に「REGAL」の文字があるのが1990年以前の「日本製靴」時代。文字なし長靴が1990年以降のリーガルコーポレーション時代、その後現行ロゴ、となります。今回のペアは、ざっくり、30年以上前の上級グレードのインペリアルです。

(参考記事:中古のリーガル(その4)

 

すっかり色がくすんでしまってますが、アッパー、ライナー、履き口周り、どこにもダメージは見当たりません。レザーソールもダメージなし、ヒールトップも白くなってますが削れはごくごく僅か。

追加の中敷きが仕込まれていたこともあって、インソックのロゴもはっきりくっくり。で、中敷きにもヘタリ等はありません。見た目以上に状態は良さそうです。

くすんだ黄土色は、本来はタンカラーのはず。蘇りそうな予感満載です。2週間がかりでがっつりメンテしました。

 

【今回のメンテの手順】

あらためて、メンテ前。昼間の屋外だとこんな感じです。このあと、今回は工程も多く、写真も満載です。まずは手順のみ、こんな感じでいってみました。

 

①ステインリムーバーで汚れ落とし
②レクソルでさらに念入りに汚れ落とし
③レノマットリムーバーでしつこい汚れ落とし
④100均グッズでグリセリン保湿
⑤デリケートクリームもどきで栄養補給
⑥タピール・レダーオイルで保革&油分補給
⑦コロニル1909で栄養補給
⑧パレードグロスで仕上げ

 

いつもよりかなり入念です。かつ、100均グッズやタピールなど、今回はあらたなグッズも投入してみました。それでは、行ってみましょう。

 

 

①ステインリムーバーで汚れ落とし

いつもの手順。まずは左から。リムーバーの水分を吸って少し色が濃くなりました。汚れはそれほどでもなく、ワックスの類もあまりないみたいです。トゥの先、こびりついた汚れが気になります。

 

②レクソルでさらに念入りに汚れ落とし

歯ブラシにとるか、直接アッパーに垂らすか、まあ、どちらかといえば前者の方が間違いないのでしょうが、こいつには直接垂らして、歯ブラシでがっつりと。アッパーだけでなく、コバ周りもガシガシやって、奥の埃も掻き出す。で、泡ごと拭き取ります。

羽根のあたりがかなりすっきりしたような。トゥの汚れは変化なし。右も同様の手順で、こんな感じに。

うん、悪くない予感。

 

 

③レノマットリムーバーでしつこい汚れ落とし

トゥのしつこい汚れ。シミになっているわけではなさそう。表面だけでしょうから、なんとかなるでしょう。

強力リムーバーで除去です。強くやり過ぎると地色まで採れかねないので注意が必要です。

ボトルから直接布にとり、撫でるように。目立つ汚れだけでなく、そ以外も全体的に。で、おお、流石です。シミになってるのはしょうがない、これ以上は無理でしょう。後の工程で目立たなくなることを期待して、次のステップへ。

 

④100均グッズでグリセリン保湿

DAISOで買ったビタミンC配合のヒト用ローション。ピント、合ってなくてすみません。裏面の表記を見ますと、主成分は「水」、次いで「グリセリン」。なんだ、ようはグリセリン水です。

いつもはドラッグストアで買ったグリセリンを濃度30%に水で薄めてますが、今回はこいつをこのまま投入です。

浸したコットンパフをアッパーに貼り付ける、というのが王道でしょうが、最近は面倒なんでスプレーで霧吹きの要領で直接ふりかけちゃってます。スプレーボトルも100均で購入したやつです。なんでもあるのね。

(参考記事:「STUART HOLMESをメンテナンス」「からっから、K SHOES」)

水分・油分・栄養分が必要なのは、ヒトも靴も同じです。ただ、靴に水分、というのは最初は躊躇があるかもしれませんが、これがないと革に柔軟性がないままで、足を入れたら履き口などが裂ける、なんてことがあるようです。なので、がっつり降りかけましょう。

おー、夕陽を浴びて輝くアッパー。わくわくします。

 

 

⑤デリケートクリームもどきで栄養補給

 

DAISOで買ったヒアルロン酸入りクリーム。主成分は「水」「BG」「グリセリン」「ヒアルロン酸」・・・など。見た目も手触りもデリケートクリームライクです。こいつをたっぷりと塗りたくります。

お値段100円、なもんで、アッパーはもちろん、ライナー(内側)にもたっぷり、たっぷり塗りたくります。安いから、躊躇なく投入笑。浸透した部分がかなり色が変わってます。

ソールにも塗りこんでカラ拭き。がっつり光ります。おおー、こりゃあいい。色々使える奴ですね。

で、早く次の工程に進みたい、のですが、あせりは禁物。

夕暮れの空もきれいだし、いったんしっかり乾かしましょう。

 

 

 

・・・1週間後です。

うん、いい感じです。なんかすっきりしました。が、やはり乾いて、少し白っぽく戻りました。乾燥するとお肌が白っぽくなるのは、ヒトも靴もおんなじですね。

よし、ここで真打登場です。

 

⑥タピール・レダーオイルで保革&油分補給

ビンテージ靴マニアの方々には定番のTAPIR。ようやく私も購入しました。保革・油分補給はもちろん、古いクリームまでこいつで落とせるようです。ただ、油なので、塗りすぎには注意が必要なようです。

 

蓋を開けると漂う柑橘系の香り。

クリームは指にとって直接塗りこみますが、こいつは布にとってから塗りこみます。何かの蓋やお皿など開けて、少しずつ布にとって、というのが定番の使い方のようですが、量を出し過ぎて余らせてしまうことも多いとのこと。なもんで、容器から直接布にとって使用してみました。

 

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まずは左。浸けすぎず、少しずつ、少しずつ、が、いいらしい。結局2度塗り重ねました。これ以上は不要でしょう。こりゃぁなかなか減らないな。長持ちしそうです笑。

右も少量を2度塗り。布にとり、拭いて、また布にとることで、布の広範囲にオイルが広がって薄く広く満遍なく塗れるような気がします。力を入れる必要はないみたい。いい感じに艶感が出て、色も少し濃くなりました。

 

⑦コロニル1909で栄養補給

オイルを入れて、1日くらい乾かして、とのことなのですが、すみません、すでに1週間待ちました。そんな待てません。てなことで、コロニル投入です。オイルの後に必要があるのかないのか、分かりませんが、ルーティンです。いっときました。

 

⑧パレードグロスで仕上げ

珍しく、ワックスで仕上げ。せっかくの明るいきれいなタンカラー。きれいに光らせたい。ハイシャインのスキルはないですが、それなりに光れば御の字かと。

ブラッシングして、メンテ完了。紐も新品の平紐に換えました。

 

 

どーーんっ。

おおーっ、いい感じです。男前です。

光り方、まだまだスキル不足ですが、まあよしとしましょう。

ビフォーアフター。

本来の色目に戻ったでしょうか。おそらく、タピールの効果が大きいかと。若々しい、いい面構えになりました。

乗せモカのスタイルのUチップは初めてです。

うん、悪くないな。

メンテって、楽しいな。

履いてみたいな。

履いてみました。

色目もスタイルもカジュアル寄りなペアですが、オンオフ問わず活躍しそう。

これまで、いつも私の足に合わなかったリーガル。今回はようやくの、ほぼほぼマイサイズ。履き口がくるぶしに僅かに当たります。薄手の中敷1枚で、どんぴしゃになりそう。

 

うん、オーケーです。

我が人生でナンバーワンのリーガル、かも。

まずまず、満足です。

よし、君はステイだ。

仲良くしよう。

 

よろしくな。

 

2件のコメント

  1. タピール投入されましたか!
    色味だけでもタピールの効果がはっきりわかりますね。
    使い易いし長持ちするし匂い良いしで私もタピールは手放せません。

    1. Iron様
      いやー、いいですね、むちゃくちゃにいいです!
      他の手持ち靴にも順次投入しようと思ってます。
      私ももう、手放せない感じです。

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