ばしです。
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年始ですので、本来であれば今年1年の抱負なぞ宣いたく思うのですが、残念ながら今のところ全くのノーアイデアです。年末から年始早々にかけても、相も変わらずネットで古靴を漁っておりますが、方針や方向性がある程度明確でないと、買うべきか、買わざるべきか、結構悩んでしまう。
そんなこともあり、今回は恒例の「ゆく靴くる靴」。
年始一発目、今年は元日スタートです。ですが、普通に月初です、いつも通りでいきましょう。今回は前月単月だけでなく、昨年1年間の総括も行いました。早めに行っておくことで、今年の指針を明確にする手助けにもなるでしょうし、せっかくの出会いをふいにすることもないでしょう。
早速いってみましょう。
12月は売り買いともに2足だけ。収支はマイナスですが、まあ、知れてます。年間の振り返りは後回しにして、とりあえず12月の内訳を個別にご紹介です。
いつも通り、まずは売りから。
【旅立った靴その①】Allen Edmonds Boulevard
1975年製、Ostendo表記の7穴アレン。手放す気はなかったのですが、8Cサイズが最近少し窮屈で出番がほとんどない。
欲しい人は必ずいるでしょうから、ほかの人に履いてもらうことにしました。気に入って頂けたみたいです。よかった。あらためてマイサイズのブルバードを探し求める旅が始まりました。
【旅立った靴その②】息子に買ったパラブーツ
息子用に海外から取り寄せたパラブーツ。
なのですが、思ったよりもでかかった。彼にデカいということは私には相当にデカくて絶対に履けない。ということで、転がしました。で、そのお金で息子の靴を買いました。今朝、元旦早々にぽちったビンテージ。今月中に届くかな。何にしたかって??ナイショです笑。
以上、売りの2足、でした。
以下、買いの2足。こいつら。
【拾ってきた靴その①】Laszlo Budapest
2足目となる東欧靴です。
ジャストマイサイズで履き心地もグッドです。いつ頃の年代のものなのか、詳しいことは分かりません。まあ、ぼちぼちと調べてみたいと思います。
【拾ってきた靴その②】G.B.H 亀革ロングウイング
ブログ5年目突入記念に買ったエキゾチックなやつ。
ようやく手に入れた、亀革のペアです。亀革は日本では昔から縁起物だったそうです。まだ履きお下ろしてませんが、上半期中にはと思っています。
以上が12月のゆく靴くる靴、でした。数は少ないですが、なかなかに濃い内容かな、と。単月の収支がマイナスになったのは、GBHのペアが私にしては結構値が張ったから、ということにつきます。
12月前半の時点でほかに2足、太平洋上にあったのですが、結局年内には届かず終い。都合買いが4足になると踏んでいたので、追加で購入することもなく売りに専念しましたが、動きがないまま大晦日を迎えたとの経緯です。
まあ、1年をいい形で締めくくれた、そんな4足だったかなと。
さて、この「ゆく靴くる靴」ですが、記事にきちんととりまとめてこれで丸3年となりました(過去の記事一覧はこちら)。
昨年1年間の内訳をもう少し詳しく、かつ、3年の比較も交えて振り返ってみました。
【2021年の総括&3カ年比較】
そもそも、昨年は年始に売り買いの指針を設定したのでした。
◎US8DもしくはUS8.5CD相当サイズ(9Bは×)に限る
◎コードバンとU-wingと1960以前のとレアものを重視
◎月間3足減、年間36足減の達成
◎年間収支+56,880円の達成
上期は比較的意識してたんですけどね。すっかり忘れておりました笑。
コードバンやUウイングは買いましたし、サイズも概ねマイサイズのものばかり購入、指針に沿った一年だったように思います。
ただ、数値目標は、、、照らして振り返ってみますと、
全くの未達です。笑。まあ、もう、しょうがないですよね。売れないのはしょうがない、私の所為ではない、たぶん・・・。実際、私としてはかなり頑張って買い控えたのです。経年で見れば一目瞭然です。
ほらね。
過去2年と比較しますと、買いはおおむね半減です。おかげで、この趣味に嵌ってから初めて売り越しました。特に上期に「数を減らす」ことに注力して、月末ごとにリユースショップに持ち込んで処分するなんてこともありました。そんな上期の頑張りが通年での結果につながったかな、と。
年間収支はまあまあなマイナスです。理由はふたつ。
ひとつは、先ほどの取り組みの所為で、二束三文で引き取ってもらったりしましたので、上期の売単価がかなり小さくなったと思われます。
もうひとつは、今年はそれなりに値の張る靴を買いましたので、結果的に買いの金額を押し上げたかと思われます。
私にとって「値の張る靴」とは、送料込みで2万円以上する靴のことを言います。今年はなんと4足も買ってしまいました。こいつら。
【値の張る靴その①】FREEMAN / new old stock with box
【値の張る靴その②】Alden 2020 Cordovan U-Wing Tip
【値の張る靴その③】APOLLO(旧ディンケラッカー)
【値の張る靴その④】G.B.H 亀革ロングウイング
以上4足で¥89,300です。ちょうど年間収支のマイナス額¥86,640と「≒」です。新品のチャーチを値上げ前の価格で買ったのと同じくらいです。高級靴を1足買ったくらいの金額でビンテージの割といいやつを4足買えたということですので、まあ、そんな悪い買い物ではないかなあ、と。過去2年はどうだったかな。そのうち、購入した靴の価格帯の分布など、調べてみよう。
で、先ほどのを再掲です。
あらためて振り返ってみての感想は、
3年で48足増えて収支は278,306円のマイナスです。結構大きな額のように思えますが、年間で約9万円で16足増、月間7,700円、1足あたりだと@5,798円です。
まあ、そうしてみればお小遣いの範囲です。ただ単に、数が多いだけです・・・。
今年はどうしよう。
とりあえず今月1月に3足届く予定ですが、積極的に追加で売りに出す予定のペアも決まってません。前回記事の「よく履いた靴ランキング2021」の内容と合わせて、何を買う・買わない、何を売る・売らない、どれをどのくらい履く・履かない、を、じっくりと考えてみたいと思います。
ただ、これまでもいろいろと考えながらやってきましたので、新しいアイデアや指針はおそらく出てこなさそうです。
まあ、所詮趣味ですんでね。ジジイになっても継続できさえすればそれが一番と思ってるのですが、そろそろ何か新しい取り組みが必要なのかもしれない。飽き性な私ですので、そろそろ新たなスパイスが必要そうです。
ともあれ、一年の計は元旦にあり。
ということで、何の計画も方針も決まってはいないのですが、とりあえず振り返りだけ早めに行っておこうかな、と、急遽思い立って更新しました。
ま、下手な考え休むに似たり。
とりあえず、今年は元日から動きだしました。
とりあえず、それだけでよしとしましょう。
次回の更新は1月半ばころの予定です。
太平洋上のやつらが届きだしたらぼちぼちと記事にしてアップの予定ですが、今月前半は週末ごとに多忙な見込みで、いつになくメンテに時間を割く余裕がありません。てなわけで、今年はゆるりとスタートさせていただきます。明日以降の正月休みをのんびり過ごしながら、年始の休みをいつもより長めに頂戴して、今年の、そしてこれからの古靴との付き合い方を考えてみたいなあと。
2022年も引き続きよろしくお願いいたします。
(おしまい)