Breather Wright

こんにちは、ばしです。

 

リユースショップの靴コーナーに入り浸っている私。

最近、いろんな靴に出会います。

で、2000円で釣りがくる、気になるやつは持ち帰ると決めてます。

で、今回も毎度のごとく、アンノウンブランド扱い。

こんなの拾ってきました。

こいつ。

 

 

Breather Wright

 

綺麗な赤茶のブレザーライト。

360度グッドイヤーのソールはビブラムのラバーです。履き口はスポンジか何か、クッションが入っていて柔らかな仕立て。とても丁寧な作りです。

カジュアルな仕様ですが、6穴の内羽根使用とシェイプの効いたデコラティブなフォルムのせいで、全体的に上品な雰囲気です。

 

WRIGHT Arch Preserver Shoes

1876年創業のライト社。アメリカを代表するオーソペディックシューズのメーカーです。

オーソペディックシューズとは、足にトラブルがある人向けに作成された矯正靴のことで、オールデンやFOOT-SO-PORTも同様に矯正靴を開発していました。

2足目のブレザーライトです。1足目の黒いイミテーションウイングは、古靴漁りを始めて間もない頃に購入。すでに手元にありません。写真が1枚だけ残ってました。

中段の右から2足目、↓下のでかいやつです。確かUS10くらい。私にはでかくて、ブログを始めるよりも前に知人にあげてしまいました。も少しちゃんとした写真撮っときゃよかったな。

ライト社の靴には【Breather】のほかに【Cordwainer】【Whippet】といったラインがあります。今も【E.T.WRIGHT】名義の比較的廉価な靴を製造しているらしいです。

中敷きの中央に「バンプ」と呼ばれる盛り上がりがあるのがここのメーカーの靴の特徴です。

 

タン裏はベージュのフエルトです。いつ頃の年代のものでしょう?

ライトの靴は、フローシャイムのように年代判別の方法が良く分からないらしい。まあ、雰囲気からいえば、ざっくり1980sくらいでしょうか。

といっても、詳しい人でない限り、氏素性不明のこいつ。

なのでお安い、のに、素敵なこいつ。

早速手入れです。いつも通り、左から。

 

 

ステインリムーバーで汚れ落とし

まあ、大した汚れもなく、普通です。

次いで、

 

100均のヒアルロン酸入りローション

デリケートクリームを切らしてしまったので、替わりにこいつで保湿です。まあ、十分ではないでしょうか。これからはこいつでも良いかも。安上がりだし。

で、次。

 

コロニルシュプリームクリームデラックス

これさえあれば他はいらない、くらい、安定の仕上がりです。トゥのコバ部分にシミがありますが、まあ、ご愛敬ということで。

右も仕上げて、メンテ完了。ビフォーアフター。

 

 

100均のローションのせいで、赤みの強い艶やかな雰囲気に仕上がりました。

あらためて、全景。

うん、素晴らしいです。グラマラスなシェイプがサイコーです。

矯正靴ゆえ、のフォルムなのでしょうか。そういえば、同じ矯正靴メーカーであるオールデンやFOOT-SO-PORTの靴も特徴的な形状です。

右足内側に印字。アップするとこんな感じ。

「6D 714003E 1 C80」・・・!?

はい、そうです。6D。実は、私には履けない、小さめサイズです。

C80、というのがもし年代を表すのであれば、1980年の3月製、との見方も出来ますが、どうなんでしょう。

で、こいつ、前回のリーガル同様、娘にどうかと思い拾ってきたのですが、どちらも彼女のメガネにかなわなかったようです。

2足並べて記念撮影。

 

サイズ的にはライトの方がやや大きめです。リーガルのペアもなかなかに素敵なのですが、こうして比べるとライトの独特のフォルムには敵いませんね。

折角拾ってきたのに、靴棚のスペースを潰すだけになってしまいました。まあ、目の保養もできたし、いつものごとく旅立ってもらいましょう。

大体いつも、ランチ代程度儲かります。ちりも積もれば、と馬鹿になりません。7~8足売れたら、マイサイズのそこそこの中古が買えます。

メルカリでセドリして、自分の靴はタダ(0円)でゲットです。

 

タダの靴。

FREEの靴。

フリー靴。

FREEK2。

 

・・・まあ、そんな感じですわ。

 

 

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