オールデンを丸洗いして縮めてみた

こんにちは、ばしです。

 

我が家にやって来て早2ヶ月半。
脱皮させたものの、履き下ろせないままのオールデン2020

コードバンのUウイング。

Uウイング好きな私にはど・ストライク、めちゃ気にいりました。カッケー。が、このままでは履けない。

なぜなら、

でかい、、、。かなり。

厚手のお手製中敷きを入れてもデカかった(写真は外した状態です)。
素足とはいえ、まあ、ねえ、これはあかんわな。

指が二本、こんなに入ります。このペア、8.5Eサイズなのですが、履き口&踵周りは9EかEEくらいな印象です。で、爪先側もわりと余裕あり。結果として、外羽根をきっちりくっつくほど締めても甲にまだ余裕があります。

見たまんま、ぶかぶか、です。これはいけません。
自分で履く用に買いましたので、こいつは意地でも自分で履く。

とういことで、

早速風呂場へ。

縮めましょう。以前から丸洗いした結果想定外に縮んだことがありました。それを逆手にとって、先月は「Goldbond by Hartt(2号)」のペアを縮めました。まあまあ小さくなった。なもんで、こいつも丸洗いして縮めることにしました。コードバンも同じ革です。同じように縮むでしょう。

との願いを込めて、ドボン。

ぷちぷちと泡が笑。コードバンを丸洗いするのは初めてです。いろんな方のブログなんか拝見しますと、結構皆さん、コードバンも普通のペア同様丸洗いされているようです。私もやってみたかったんですよね。

てなことで、30分ほど放置。

いろいろ、にじんできました。前回のメンテ時に茶のクリームとか入れましたからそれかもね。

折角なんで、ボディソープで中も外も綺麗に洗ってしっかり濯ぐ。

黒くなりました。紐はあえてそのままで。
しかしまあ、のんべんだらりとしていて、イケてないですね。
シャキッとせい、シャキッと。履き口、でかすぎて笑える泣。

洗濯機にIN。で、5分脱水です。

脱水完了。バスタオルでの包み方と洗濯槽への入れ方を工夫しましたので、脱水後も入れたときのまま。乱れなし。

タオルをとって、形を整えました。

ツリー入れて乾かす。履き口、でかいね。

別角度から。履き口、でかい。明らかにでかい。革は乾燥する際に縮みます。なので、ツリーのサイズは今の靴のサイズより少し小さめがよいかと。小さすぎるのは型崩れするかもしれないので、少し小さめ、普段のマイサイズのサイズ感で。理屈ではそうなのですが、コードバンも同じでしょうか。どうなるかな。

で、再度風呂場へ。

そんな縮まなくていい前半分にはバスタオルをオン。
どうするかって??
こうする。

浴室乾燥で温度を上げて一気に乾燥、です!
5時間浴室乾燥。この日は朝から雨で、洗濯物乾かすついでに合流させてもらったんですけどね。自然乾燥よりも温度高めの方が縮む割合も大きいのではないかと。

で、その後1週間、自然乾燥です。

3日後。

アッパーが概ね乾いた時点で、靴紐とツリー外しました。
中もしっかり乾燥させねば。
1週間後。

おおー、アッパー、ガッサガサです。ひどい状態になってます。
で、見た感じ、サイズはまあまあ縮んだような。再度ツリーをINして作業です。

縮んだ所為か、クラックも若干、若干ですが、目立ちづらくなったような。
サイズはどうかな? とその前に、メンテです。

コロニル入れて、カッサ棒。

まずは左から。

丸洗いしてガサガサしてましたので、対比でかなり綺麗になったみたいに見えます。

まあ、腕前は二流ですが、靴は一流なんで、こんな感じ。
右も同様にメンテしました。

スキル不足を補いましょう。

爪先だけミラーグロス入れて、メンテ完了!

ビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER】

履き口の大きさ、あまり変化が無いように見えますが、ビフォーのシューツリーの方が若干大きめです。羽根の閉じ方もビフォーの方がやはり緩い。色味が少し濃くなったこともあり、全体的に引き締まった印象です。

 

【BEFORE】

【AFTER】

まだ緩めではありますが、だいぶ縮みました。
両足いれてみました。

かなりで大きかったのが、やや大きめ、になりました。爪先側前半分はちょうどくらい。中敷きは薄いので十分ぽい印象です。ただ、履き口はまだ余裕があります。サイズ感というよりこの個体固有なのかも。履かれて、伸びた、と思われます。どんだけ足首周り大きい人だったんでしょうね。

で、紐の通し方、パラレルに変更しました。外羽根ですが、きっちり閉じるので内羽根みたいな印象です。好きです、このスタイル。コードバンのオールデンは珍しくもなんともないですが、U-Wingスタイルは結構レアと思われます。

で、補足情報。

届いた当初の写真です。どこかの別注品のオールデンのようですが、印字が良く見えない。で、丸洗いしたら少し見えやすくなりました。

上の列。「・・・LLER」と読めます。
下の列。「・・・HANNOVER」でいいのかな?

アンノウンな感じのを調べるのは大好きです。今回も早速調べてみたところ・・・、まったくわからず。

うーん、どうしよう。詳しい人に聞いてみよう、ということで、インスタにこの写真をアップして「ヘルプミー」とお願いしたところ、秒で判別しました。どうやらこのペア、ドイツのセレクトショップ「HB Moller」の別注品とのこと。

HB Mollerのホームページ

ドイツ・ハノーバーのセレクトショップ「HB Moller」。キートンやラルディーニ・ボリオリ・ロロピアーナなど、日本でもお馴染みのイタリアンブランドも取り扱っているんだそう。日本で言うところの、バーニーズやストラスブルゴといったところみたいです。

ビン靴蒐集家の @vintageshoes09 さんからご教示頂きました。いやあ、何者か分からぬままだと気持ち悪いな、と、危惧しておりましたが、ソッコーで分かって助かりました、すっきりしました。いやはや、インスタなどのSNSがこんなにも有用とは。で、靴好きな人は皆親切でありがたいです。ありがとうございます!

 

あらためて、角度を変えてもう1枚。

とりあえず、サイズ感の是正はそれなりにできました。

ステッチの細かい古いビンテージ靴の場合、縮む際にステッチの糸に沿って革が引き千切られる、ということもあるようですので、なんでもかんでも丸洗いすればいいという訳ではありません。が、有用な手立ての一つであることは間違いないと思います。コードバンでもどうやら同じ要領・手順で問題ないようです。

少し緩めの履き口。内側ライナーをドライヤーの熱風で縮めたい欲求に駆られます。まあ、履き下ろしてみて、不具合あればやってみよう。

(参考記事①:ドライヤーで靴を縮めてみた
(参考記事②:革靴を丸洗いした記事一覧

左の甲の傷も、まだまだ目立ちますが、当初よりはましになったかな。まあ、遠目でみたら皺なのか傷なのか分からないでしょう。しかし、コードバンなのに、輝きが今一つです。前回同様、もう一度脱皮させようかとも思いましたが、やり過ぎるのは良くない。磨きだけでももっときれいになるのでしょうが、何分スキル不足な私です。

こいつはプロに磨いてもらってポテンシャルを最大限引き出してもらおう。
緊急事態も明けたし、これまで行ったことないお店で磨いてもらおう。

他人に磨いてもらうなんて、なんと贅沢な。

ま、たまにはね。

 

(おしまい)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です