HARTT2号を丸洗いして縮めてみた

こんにちは、ばしです。

 

コロナ禍以前と以降で変化したこと。

多方面にわたり沢山ありますが、私の場合「ビンテージ靴の入手方法」も大きな変化のひとつです。過去に遡って調べてみました。

 

 

記録が正確な2017年1月1日~昨日2021年9月23日までの購入実績です。ビン靴だけでなくスニーカーやレディス靴なんかも含んだ数字です。

長年「リユースショップがビン靴漁りの主戦場」と申してまいりましたが、コロナ禍に伴う緊急事態宣言などもあり、昨年からネットでの購入割合が増加し、今年は9ヶ月経過時点ではありますが、海外からの購入割合が最も高くなりました。

リユースショップでの購入割合が減った理由はほかにもあるかと思います。例えば、以前のようにアンノウン扱いの安いビン靴を雑多な靴コーナーで見かけることが減った。また、見つけてもそれなりの相場価格に近づて来ていて、「Vcleatケンムールが5千円」なんてのはまったくお目にかかることがなくなりました。

まあ、ひょっとしたらたまにはあるのかもしれませんが、以前のように週2回程度の頻度で店を覗く、なんてことはしてませんので、せっかく棚に並んでも他の人にゲットされているのかも。また、そもそも今年は「絶対数を減らす」ことに注力してますので、転がす前提で気軽に拾ってくるなんてことも以前よりは減っている。

いずれにせよ、3足に2足はネットで、試し履きすることなく買ってます。基本的にマイサイズもしくは近しいものを買うわけですが、それでも思っていたサイズ感ではないものもある。ネットだと、この点はしょうがない、すべて回避することは困難です。

そんなときどうするか。
小さけりゃ伸ばす。
大きけりゃ、中敷き入れるか、もしくは靴そのものを縮ませる。

 

2か月前に買ったペア。縮ませてみました。

こいつ。

 

 

Gold Bond by HARTT 2号

同型の気持ち小さめのペアを転がした後、マイサイズと思しきものに遭遇。やった!マイサイズ!のはずが、思ったよりもでかい。そこで、以前リーガルのコードバンVチップ用に自作した中敷きを追加しました。ちなみに、リーガルは旅立ち中敷きだけ残っておりました笑。で、メンテしてから2ヶ月、結局一度履いただけです。これはいただけません。縮めてみることにしました。

 

革靴の縮め方って、私の場合大きく二つ。

ひとつは「ドライヤーの熱で縮める」
以前ぼろいローファーで試してみましたところ、思いのほかいい感じに縮まりました(過去記事)。ですが、均等に縮めるのは難しいし、革へのダメージもありそうです。

もうひとつは「丸洗い」
縮めるために丸洗いしたことはありませんが、意図せず縮んでしまったことが数度あります。いい感じにタイトフィットになればよいのですが、MASONのペアのように縮みすぎて履けなくなった、なんてことも。

いずれのやり方も濡れた革が乾く際に縮む、というものです。今回のペア、アッパーの状態は悪くない。傷むのは避けたいし、変な縮み方をしても困ります。極端には縮まないかもしれませんが、丸洗いして優しく縮めてみました。

 

やり方は簡単です。

 

◎ぬるま湯にドボンと浸ける

風呂場で作業です。30分ほど放置します。

汚れ?革の色?がしみだしてきます。この後、応じてサドルソープやボディソープなんかでしっかり汚れを落とします。今回はそんな汚れてないし、ざっと手洗いだけして濯いで完了です。

 

◎脱水機にかける

バスタオルの片側を丸めて靴の中に入れ込む。

その上で全体をタオルに包む。で、脱水機にかけます。

かけました。

おお、ムンクが叫んでいるようです。この後、形を整えて、小さめのシューツリーを入れて3日~1週間程度陰干しで乾燥させます。

 

乾燥の際、多少革が縮みますので、ジャストサイズなツリーを入れますとそれ以上縮みません。縮ませたくない靴を丸洗いしたときは、ジャストサイズかほんの少しだけ大きめなツリーを入れて乾燥させることをお勧めします。皺もぱつっと伸びて生き返ります。「丸めた新聞紙」だと、乾燥の際に縮んでしまうかも。要注意です。

 

さて、せっかくの機会なので、一緒にこいつも丸洗いしました。

100円で拾って来たネクタイ。購入価格よりクリーニング代の方が高くなりそうなんで、自分で洗ってみることにしたのでした。洗剤でつけおき洗いです。

「カタチを整える」とのフレーズに惹かれてエマールで。まあ、たまたま家にあったやつなんですけどね。

優しくじゃぶじゃぶ洗ってしっかり濯ぎます。汚れがすごい。

折りたたんでギュッと押さえて余分な水分を除去しました。

伸ばした状態でバスタオルにくるんだあと、タオルごと螺旋状に丸める。

その状態のまま洗濯ネットにINです。

靴と一緒に脱水です。

おお。

割と綺麗になったかな。ただ、本来の折り目からずれたところに折り目がついてます。このまま乾燥させたらこのままになりそうなんで、軽くアイロンかけます。

厚手のハンカチの上から低温で、スチームはなしで。

よれてます。大剣の先にヒゲが。あとで処理しましょう。

裏側。なんかもうね。

ただ、このチェックのデザインがすっかり気に入ってしまい、リユースショップから持ち帰ったのでした。

 

さて、そんなこんなで、丸4日乾燥させました。

おおー、って、これ見てもなんも分からん。
とりあえずメンテ仕上げましょう。

リッチデリケートクリーム、リッチモイスチャー、レダーオイル、コロニルを投入しました。サイズ、どうでしょう。

 

【BEFORE】

【AFTER】

お、踵の余り具合が減ったような。羽根も縮んだようで、羽根と羽根の隙間が大きくなってるように思えます。アップで見てみましょう。

【BEFORE】

【AFTER】

おお、やはり履き口周りがタイトになったようです。感覚的にも少し縮んだ感があります。

 

【BEFORE】

【AFTER】

中敷き、当初はジャストだったんですが、入りきらず浮き上がってしまいます。踵あたり、少し削らないと綺麗に入りません。やはり、確実に縮んだようです。

ただ、
どの程度縮んだのか、ほんとは数値で測定したかったんですよね、こいつで。

ZOZOMAT。久々の登場です。こいつでビフォーアフターの数値の差異を確認しようと試みたのですが、素足は計測できても靴はだめみたい。エラーになってしまいます。

前回のDack’s。茶(8.5D)と黒(8.0D)の大きさの違いも数値で明確にしたかったのですが、残念です。まあ、しゃあないですね。

替わりにと言っては何ですが、ネクタイも綺麗になりました、折り目の是正はしきれませんでしたが、まあ、すっきり綺麗になりました。なんでこんなネクタイに惹かれたかというと、これ。

洋風な顔して西陣です。ジャパンビンテージです!

絹・ポリエステル・毛・アセテートが各25%。
昭和やね~。
なんかもう、いろいろ、ハイブリッドな奴です。

確かに、西陣っぽくはあります。

リユースショップをめぐる際、必ずネクタイコーナーも漁ります。RLやBBのレップタイとかが、たまにお安く転がってたりするんですよね。で、スタライプや小紋だけでなく、こんな感じのチェックのタイって、結構好みなんですよね。白と赤のストライプが左上がりってのがいい。で、そんなのが西陣、というのがさらに私の心をくすぐるのでした。

 

100円でラッキー、な上に、なんかいいことした気分。

 

(おしまい)

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