Gold Bond by HARTT、再び

こんにちは、ばしです。

 

先日、久々にヤフオクで競り落としました。人生2度目の落札。
とはいえ1度目同様今回もまた、入札者は私一人だけ、なんですけどね笑。
4連休の初日である昨日、メンテしました。

こいつ。

 

 

Gold Bond by HARTT 2号

HARTTのエプロンフロントダービー。爪先から踵方面へと伸びる独特なパーフォレーションのスタイルがお気に入りです。以前カナダから取り寄せたのですが、私には甲周りがタイトで昨年秋に手放しました。同じモデルのサイズ違いないかなあ、ないわなあ、と思っていたら、先日再会してしまいました笑。

上が手放した1号、下が今回の2号です。

はは、同じ顔ですね。ソックシートも同じです。当たり前か。で、金箔のロゴは1号の方がくっきりはっきりでした。フォルムは2号のほうが太い。

そう、サイズは微妙に異なります。

1号(上)は8.0C/Dサイズ。素足でも少しタイトでした。今回の2号(下)は8.5D/E。「5544」「618463」の数字は全く同じですね。1号はタイトゆえ手放したわけですが、今回はハーフサイズアップでウイズも1サイズアップ。なんとか良い感じで履けるのではないか。

トップリフトはどちらもPHILLIPS。これがデフォルトなんですかね。で、状態はソックシートのロゴ同様、1号の方が良いです。とはいえ、今回の2号も状態は良い。それほど履きこまれたペアではなさそうです。

実はこのペア、再度手に入れたい靴をランキングした「いつかまた・出会いたい靴・ベストテン」の記事でも取り上げておりましたペアです。ベストテン入りではなかったものの、結構お気に入りのスタイル。まさかこんなに早く同モデルのペアに再会できるとは。

 

「~、再び」というタイトルの記事としては、

The Dover、再び」(フローシャイム)
コオロギ、再び」(ジョンマー)

に続く第3弾です。今回は1号よりも安かったんで、思わず入札。他の人と競ってまで手に入れようとは思っていなかったのですが、思いのほか、というか、目出度く、というか、私のもとにやってまいりました。

 

安いのには理由があります。

それは、HARTT社、「カナダ靴」であること。カナダ靴、実力は十分なのに人気はイマイチです。今回のペアも、「カナダ靴」として出品されてました。なもんで、私のほかに入札者がいなかったのではないでしょうか。ですが、このペア、インソック中央には「MADE IN ENGLAND」の刻印が。

ソックシートのロゴも比較的綺麗に残っていることもあり、その奥にまではなかなか目が向かないですかね。実はこのペア、以前1号を手に入れた際に調べてみたのですが、どうやら英国・CHEANEY製のペアのようです。

CHEANEY製との判断に至った経緯は1号の記事(こちら)で詳しく書いてありますので割愛しますが、カナダ靴であるHARTTと英国靴であるCHEANEYを取り巻く環境について、あらためて簡単に整理しておこうと思います。

 

HarttとCheaneyの歩みと交わり

◎1886年 Cheaney創業
◎1898年 Hartt創業
◎1950s  HarttがDack’s傘下へ
◎1960s  Dack’sがChurch’s傘下へ
◎1966年 CheaneyがChurch’s傘下へ

その後、

◎1999年 Harttが消滅、Dack’sがカナダ生産終了
◎2000年 Church’sとCheaneyがPRADA傘下へ
◎2009年 CheaneyがPRADA傘下より独立(Church’s創業家によるバイアウト)

 

Church’sを核としてHarttとCHEANEYが交わるのが1960s。
で、Gold Bond名義のペアは1960’sまでのようですので、恐らくこのペアは1960sのペアということかと思います。私と同世代です。

ちなみに、「Gold Bond」というのは、アメリカの「SEARS ROEBUCKシアーズローバック」という百貨店が供給していた靴のオリジナルラインの名称で、製造はいろんなところが請け負っていたようです。

このペアが「古いCheaney製」ということが分かっていれば、もう少し高値で落札されたのでしょうが、それがない所為で非常にお買い得なプライスとなったのだと思われます。

 

さて、儀式です。いつも通り、まずは左から、

 

ステインリムーバー

ワックスも汚れもほとんどなし。

 

LEXOL

まあ、いつも通り。

 

RenoMatリムーバー

少し協力めな奴で軽く。

 

デリケートクリームもどき

アッパーに傷やクラックもありません。いい感じです。

 

ブートブラックリッチモイスチャー

あまり変化ありませんが、まあ、ルーティーンなんで。

 

TAPIR レダーオイル

あ、そうでした、忘れてました。ま、いいや、次の手順へ。

 

SAPHIR クレム(クロ)

パーフォレーションの穴が白っぽいのが気になる。細かなブラシで飾り穴も黒く塗り込みました。

 

LINCOLN WAX

爪先と甲だけ、なんとなく入れてみました。1度塗り。

右も同様の手順で仕上げて、ビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER】

すみません、日がだいぶ傾いてきて、色目が大分変化しちゃってます。

【BEFORE】

【AFTER】

靴紐、新品ではないですが、少し短めで少し小ぎれいなやつに替えました。

 

なんだか1号のときの記事と似てますね。まあ、サイズ以外、色も何も全く同じなので、そうなちゃいますよね。

で、唯一異なるサイズはと言いますと・・・。

素足で足入れてみました。8.5Eにしては思いのほか大きいな。靴下履いてもまだ余裕がありそうです。

なもんで、ここは中敷き追加です。

リーガルのVチップ用に自作したヴァンプつきのやつ、入れてみました。リーガルのはどうするのかって?あいつは転がすべく今朝ほど出品しました。売っ払うんで、もう中敷きも不要です。

素足のままですが、再度足入れ。

おう、ちょうどよいです。
羽根も閉じ過ぎず開き過ぎず、ちょうどよい。

ありそうでないスタイル。なので、まさか再度手にすることになるとは思ってもいませんでした。あ、いや、足に、か。

1号より幅も爪先周りも余裕があります。

靴下履いたらも少しタイト目になりそう。ですが、見た目のシルエットはやはり少々太めです。細身な1号の方がかっこよかったな。丸洗いしたら気持ち縮むかも。そのうち気が向いたらやってみよう。

で、このペア、何がいいって、革質が肌理が細かでなかなかに素晴らしいです。傷をつけぬよう、気を付けて履かねば。

ですがまあ、所詮、ギヤです。傷もまた勲章、ではないかと。
連休明けに早速履き下ろしてみます。

ローテーションの一角に食い込めるかどうか、
それは、君次第。

 

あ、いや、僕次第、か。
笑。

  

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