こんにちは、ばしです。
お盆休み中に筆記体ロゴのフローシャイムを手に入れた。
おお、ベリーナイス。
メルカリで千円でした。
靴ではない。
ショッパーであります!
たかが紙の袋なわけですが、このロゴがこんなにも大きくてこんなにもはっきりと綺麗なモノはそうそうはない。そういう意味では「神の袋」ともいえる。
がばっ。
マチつき。なんだけど、
底にはマチがない。まちがいない。
フローシャイムは環境に配慮しております。
SAVE AND RECYCLE
とマークも申しております。このリサイクルマークは1970年にアメリカで誕生したものだそうです。環境問題への関心が世界的に高まっていた当時、最初の「アースデイ」が1970年に開催されたそうな。
その際、米国の製紙メイカーであるContainer Corporation of Americaが環境問題への意識を高めるため、全国の高校や大学の美術・デザイン専攻の学生を対象としたコンテストを主催。500件の応募の中から最優秀に選ばれたのがこのシンボルマークだったそう。
なるほど、ということは、このマークの印刷されたものはいくら旧いモノでも1970年以降、ということになるわけですね。
余談ですが、その際、優勝者の南カリフォルニア大学の学生には奨学金として2500ドルが贈られたそうな。ちなみに、1970年当時の2500ドルは、現在の貨幣価値だと約21500ドル、日本円で340万円ほどになるようです。なかなかに太っ腹ですね。素晴らしい。
ところで、
先程のリサイクルマークの左側にこのような印刷が。「MANYUFACTURED BY CHARLES R. GABS & CO.」とあります。この紙袋を製造した会社のようです。
こちらは先ほどとは反対側の面なのですが、小さめのロゴと「FLORSHEIM SHOE SHOP」の文字が印刷されていて、で、その下段の赤線部分。
「Australia’s First・・・」
とあるんですよね。ええ、どういうわけだがオーストラリア。うーむ、なぜなのでしょうね。まあ、オーストラリアでもオーストリアでもなんでもいいっちゃあいいんですけどね。
細かなことは気にしない性分です。なのですが、念のため調べてみたところ、なんと!オーストラリアにフローシャイムの現地法人があったらしい。Florsheim Australiaのホームページより、
https://www.florsheim.com.au/shop/aboutUs.html
「HISTORY」ページのスクショです。これによりますと、なんでも、1970年代初頭にメルボルンのノースコート(Northcote)に南半球最大級の大規模かつ洗練された自社工場を設立。1980年代のピーク時には600人以上の従業員が勤務し、グッドイヤーウエルト製法などの本格的な紳士靴を生産していたらしい。
ちなみに、米国本国ホームページの「HISTORY」ページがこちら。
https://www.florsheim.com/shop/aboutUs.html
1966年の次は1984年。オーストラリア法人に関する1972・1974・1978年の項目は丸々割愛されているようです。
うーむ、そりゃ、オーストラリアの現地法人のことなんて気づかんわな。ショッパーに名前のあった「CHARLES R. GABS & CO.」も、同じくオーストラリアの印刷会社なのだと思われます。
しかし、オーストラリアでフローシャイムを作っていたとは。米国製以外では、カナダ・インド・ブラジル・イタリア・中国製があることは知ってましたが、オーストラリア製は見るのも聞くのも初めてです。
1970年代以降のこの袋。
1970s~1980sの品であることは間違いない。ショッパーですので当然、袋の中にはオーストラリア製のケンムールを入れたのでしょうね。メンズの靴を箱ごと入れるにはマチがやや薄いようにも思うのですが、どうなんでしょうね。
いずれにせよこのショッパー、四十年以上前の品です。その割には保存状態はよろしいわけですが、
若干の破れなどあり。
ガムテープで塞ごう。
ありゃま、ここにも破けが。
まあね、そのくらいはしょうがない。ただ、このままだとさらにダメージが進む可能性があります。それは好ましくない。ということで、補強することにした。
Florshieimのショッパーの補強
どうするか、といいますと、二重にしてみようと思う。
下の大きな紙は「ワンプ」と呼ばれるモノです。印刷用紙を包むもので、普通のクラフト紙よりも強度があります。職場から持ち帰ってきたこいつで内袋を作成して二枚仕立てとすることで強度アップを図ろう、というものです。
手順は簡単。
設計図(笑)。
要は、ショッパーよりも気持ち小さめの袋を作って貼り合わせるだけ。構造も簡単だし、内側だから見えないし、寸法も厳密でなくとも問題ないでしょう。
さくっと切って折り目を付ける。
あとはサイドと底を両面テープで貼るだけ。
おお、いい感じ。
底はこのままで納まらないので、
切り開いて、
テープで留める。
突っ込む。
???
あちゃー。マチの寸法、間違えたみたいです。
34+34=68センチ、とありますが、実際は44+44=88センチ、必要でした。
さっそく作り直してみた
うん、目視でも大丈夫と分かりますね。
グッジョブ、俺。いや、
全然グッドではないけどね。
入れてみる。
よし、納まりました。大丈夫そうだね。高さは元のサイズより30ミリほど短めに仕上げてあります。最後に、袋の入り口ギリギリのところにガムテープを貼って、袋本体と内袋を留める。
こんな感じで貼り留めていく。
360度ぐるりと貼ったら作業完了です!
どんっ。
【BEFORE】
【AFTER】
いや、まあね、
見た目には変わらんわけであります。
なのですが、
おお、いいね、入れ口の強度も増したはず。
大きすぎず、小さすぎず。
内袋のサイズ感はいい塩梅のようです。
上から見ても二重に補強したとは分かりません。
これで結構強度もアップしたでしょう。
さて、最後に問題が。
それは、出番はいつ、どのような場面なのか、ということ。これがなかなかの難問であります。いや、答えはひとつある。
オーストラリア製のケンムールを入れよう。
ゲットせねばなるまい。
(おしまい)




































