こんにちは、ばしです。
週末ごとにリユースショップを巡る私。
近場のRSは一通り足を運んじゃってますし、時には新規開拓、車で遠方まで足を伸ばします。そんな私に朗報が。勤務先近くに1軒、大手系列ではないリサイクルショップがあることが判明。
仕事帰りに早速足を運んだところ、ビギナーズラック。
こんなのに出会いました。
ARISTOCRAFT(1960-70’s)
・SIZE:9 1/2 D/B
・スワンネックの内羽根ウィングチップ
・ヒドゥンチャネル
・MADE IN USA表記なしのMADE IN USA
3足目のアリストクラフトです。インソックのロゴはこれまでと同じ。ですが、写真では分かりづらいのですが、今回のペアにはMADE IN USAがありません。
(左が今回のペア)
ロゴによるアリストクラフトの年代判別(過去記事)からすると、こいつは1960-70年代のペアのようです。
で、このペア。左右でロゴが異なります。
「ARISTOCRAFT」でない方、こちらも擦り切れて判読できないのですが、
「・・・m Best(ロゴ)」
とあります。で、その横のロゴマーク。なんか、どこかで見たようなロゴですが、百貨店かショップ向けの別注品かと思われます。
さらに、嬉しいことに手書き表記。手書きのアリストクラフトは、フローシャイムのように製造年月まで判別可能らしい。
おー、そそられます。
(※製造年月判別に関する記事:「フローシャイムの魅力」)
ちなみに、今回の表記は、
9 1/2 D/B
23891
6-109
458
とあります。
9 1/2ですがそれほど大きいようには感じません。
D/Bウィズのコンビネーションラスト。
23891は製造LOTナンバーでしょうか。
458はモデルナンバー。
で、6-109が製造年月。「1」が製造年の下一桁で、「09」が月を表すらしい。ということで、今回のペアは1961年9月製、もしくは1971年9月製のどちらか。
うーん、どちらなんでしょうかね。聞くところによると、ジョンマーは当初直営店のみでの販売だったのが、1970年頃から他の小売店にも卸し始めたとのこと。
ショップとのダブルネームということは、卸売りを始める以前のペア。ということは、こいつは1961年製?
うーん。どうなのでしょう?
まあ、どっちにしても、ザ・ヴィンテージ、なやつであることは間違いありません。
トップリフトはオサリバンの楔形。ヒールには釘。
手書きで「99」(97?66?)とありますが、これは何なのでしょう?
アリストクラフトは、年代も幅広いだけでなく、クオリティの幅も広いらしいですが、手書き表記で、このヒールトップ仕様のものはハイクオリティと言われているようです。
確かに、ステッチも非常に細かいですし、それなりに履きこまれた品ですが、アッパーも柔らかく、もちっ、としてます。
私と同世代と思しきこいつ。で、私には若干大きいこいつ。
大き目サイズは買わない、と誓ったはずなのに、手書き表記に惹かれて持ち帰ってしまいました。
振り返りますと、10月の目標は、
「5足以上売る!」
「5足以上買わない!」
でしたが、売れたのは2足だけ。で、結局こいつ、なんやかんやで10月5足目のペアとなってしまいました。
よっしゃ!買いはノルマ達成!
・・・違うか(笑)
てなことで、こいつはジャストサイズの方に履いて頂きましょう。
今週末、手入れした上でメルカリにGOです。
(手入れの様子こちら→「ARISTOCRAFTをメンテナンス」)
皆さんも素敵な週末をお過ごしください。
(関連記事:他のアリストクラフト)
「その名はコオロギ」
「木は森に隠せ」
はじめまして、コメント失礼します。
おそらくアメリカの百貨店Nordstrom向けのジョンマーのARISTOCRAFTですね。
60年代後半~70年代初頭のNordstromはNordstrom Bestという名義で
靴を販売していたようです。
なので71年製が濃厚でしょうね。
しかし手書き表記のARISTOCRAFTはうらやましいですね。
HAND MADEではないようですが、手書きと言うだけでワクワクしますね。
はじめまして、コメントありがとうございます。
どこかで見かけたロゴと思ってましたが、Nordstrom向けなんですね、ありがとうございます!
年代も特定できてよかったです。おっしゃるとおり、手書きって、ワクワクしますね。
大き目なのが残念なのですが、引き続きマイサイズの手書きを物色してみようと思ってます。
まあ、なかなか見つからなさそうですが笑