メルカリ☆パトロール(その3)

こんにちは、ばしです。

 

2週間おきの定例企画です。

『メルカリの出品物の中で』『私自身が気になる古靴を』『その理由と共に紹介する』というものなのですが、この企画、どうです?有用ですか?

といいますのも、なぜだか知りませんが、ここ1ヵ月ほどでアクセスの多かった記事の1位と2位がこの企画の「その1」「その2」なんですよね。なぜなのでしょう? 

「メルカリ☆パトロール」記事一覧

うーむ、オリジナルな記事作成に腐心している身としましてはなんだか複雑な心境。まあね、興味を持っていただけることは良いことですし、購入に至れば尚良し。気を取り直しまして、今回は「その3」となります。今回も3足です。

いってみましょう。

 

 

 

【1足目】

https://jp.mercari.com/item/m37351040398

 

1足目は「クレープソール スリッポン ローファー」。「ローファー」とのことですが、見ての通りコブラヴァンプです。赤茶のコブラヴァンプ。かっこいいです。

ソールはオリジナルではなくクレープソールにリソールされているようです。見た限り減りは僅かなようですが、ソール裏面の写真がないため状態は想像に任せるしかない。クレープソールは砂や髪の毛などいろんなものが付着していることがあるので、前向きに購入を検討する段階では追加写真をお願いする必要がありそうです。

とはいえ、総じてコンディションは悪くない。甲の皺も傷もさほどひどくはなく、少しぷっくら膨らんだトゥ周りもなかなかいい雰囲気のコブラヴァンプです。問題はサイズと、どこの何者か、ということ。セラーは「メイカーは分かりません」とのことですが、こいつ、

フローシャイムのレギュラーライン、ですよね??

アルファベット2文字が「DC」ですから、19X2年4月製、となる。品番の右隣に「FLEXIBLE FIBER INSOLE」の文字が入るのは1970年代後半以降ということですので、この個体は「1982年4月製」もしくは「1992年4月製」と思われます。

(年代判定に関する参考記事:「フローシャイムの魅力」「Florsheim Penfield」)

ソックシートは真っ黒。

形状からはオリジナルでない可能性も考えられます。リソールの際に別のモノに変更されたのかもしれない。ただ、この印字の反対側面に青窓で「Florsheim Shose」とあるはずなのですが、気づいてないのでしょうか。

まあ、仮にフローシャイムでないにしても、なかなか形の良いコブラヴァンプですので、サイズが合えば買いたいところなのですが、サイズ7Eは、私には素足で履けるかどうか、ギリギリな感じ。リソールもされてるし、タイトに仕上がっていれば履けない可能性も高いんでずっと躊躇したまんまです。

もしどなたか購入されるようなことがあれば、青窓の有無などインスタにアップしてもらえたら嬉しいな。で、もし、先々で再度のリソールを行うなんてことがあれば、その際はシャークソールなどいかがでしょう。意外と歩きやすいし、「蛇」と「鮫」で最強な感じでいいかも。って、私がやってみたいだけなんですけどね。

 

 

 

【2足目】

https://jp.mercari.com/item/m49088324732

 

2足目はボストニアン。
といいながら、

写真ひっくり返ってますが、「Iron Age」向けの品です。アイアンエイジとはアメリカのワークシューズメイカーでして、要はこのペア、こう見えて爪先にスチールが入ってます。以前アイアンエイジ名義のボストニアンを1足持ってました。それはぱっと見には普通のロングウイングでした。

 

(過去記事「Iron Age by BOSTONIAN」より)

 

そうそう、これ。
一見すると普通に1960sのLWBなのですが、こいつにも爪先にはスチールトゥ入り。でかくて転がしましたが、相当に素晴らしい出来でした。

さて、メルカリのアイアンエイジに戻りまして、

ソールはハーフラバーされてます。このラバーの爪先部分に「ITALY」の文字があるので出品者さんは「イタリア製かも」と思われたようですが、正真正銘のアメリカ製です。

今回のはトゥにスチールだけでなく甲に変な縦のラインも入っている。センターシームと言えば私、といっても過言でないくらい、割と好みなデザインです。まあ、これがステキだとは思いはしませんが、こんなのと1足あっても別に構わないかな。

何より、

サイドビュー。

こいつ、「Tunnnel Strap Slip-on」です。ジョンマーやネトルトンなんかでしばしば見かけるスタイルですね。変なセンターシーム入りですが、このスタイルはかなり好きです。

サイズは7EEE。
爪先もさほど細くないし履けなくもないかも。
ただ、捨て寸ゼロで全長が短いとバランス悪いかも。

うーむ、悩むところです。
7.5Eなら行くんですけどね。
1足目に続き2足目も微妙な感じのサイズ感であります。

 

 

 

【3足目】

https://jp.mercari.com/item/m11428558943

3足目はジュビリー。

ジュビリーは1940s-50sの頃のアメリカのロカビリースタイルを復刻させた日本の靴ブランドだそうな。ブランドの詳細はまだ良く分からないのですが、代官山にあったショップがクローズされたのが1990sらしいので、概ね三十年以上前のペアです。

ジュビリーについては前回記事「謎のコンビキャップトゥ」で初めて知ったわけですが、こいつは調べる中でメルカリで見つけて思わず「いいね」したペアです。

U-WINGスタイルのベンチレーション。
もうね、かなりカッコいいです。今どきこんな靴、新品では売ってません。昔のユーズドを漁るしか入手方法はない。

状態はかなり良い。出品者さん曰く、数回履き程度とのこと。で、コバに出し縫い糸が二本走ってます。「ダブルコバ」ってやつですかね。詳しいことは全く分かりませんが、バブル期の頃の品でしょうし、当時の購入価格もそれなりにお安くはなかったのではないかと。

サイズUS7。なんだけど25.5センチ相当のこと。

25.0相当ではなく25.5相当なのは幅が広いからではないかな。US8D相当の私でも素足でなら履けそうな。ただ、国産のユーズドとしてはお値段がかなり高めです。まあ、ブランドなき今もかなり人気なようですし、何より似たような靴がありませんので、状態を鑑みれば妥当な価格かと。ネックは、「幅広」なことかと。

こいつ、見た目にかなり幅広です。

スリムではない。サイズは7EEEくらいに見える。 ダブルコバであることに加え、5穴でなく4穴であることが丸っこい印象に拍車をかけているのかも。

旧い時代の「甲高幅広」な日本靴は小さめでも履けちゃうことが多いのですが、このアメリカンスタイルには低く構えたスリムなフォルムの方が似合いそう。細身でできれば5穴以上がいいなあ。

本家アメリカビン靴を探すか。あるいは、それへのオマージュの日本製で手を打つか。ただ、Uウイングのベンチレーションでこんなに程度の良いものなんて、そう簡単には見つかりそうにありません。うーむ、悩む。

 

 

☆★☆

 

 

【まとめ】

今回は旧いアメリカンビンテージとそれへのオマージュであるジャパンビンテージをピックアップしてみました。で、どれも私の足には微妙なサイズ感で思い切れない。

今回の3足を眺めていて改めて思いましたが、やはり昔の日本人って足が小さめで幅広な人が多かったんですね。まあ、あらためて書くまでもないことかもしれませんが、大変顕著です。

ビンテージショップに並ぶ古靴は「海外仕入れ」がほとんどだからサイズがでかいものが多い。一方、メルカリやセカストなどに並ぶ遺品整理や生前整理の品は、実際に当時の日本人が実際に購入して履いていたものなので、サイズも小さめで幅広なサイズなモノが多い。いわゆる、「日本人の足にあった木型」というやつです。

US7.0~7.5=25.0~25.5センチ相当の方にとっては、ビンテージショップに行くよりもこの手の、出品社がショップではなく個人のフリマサイトの方がマイサイズにありつける可能性は高そうですね。私も中敷きでサイズ調整しますが、デカすぎるモノは調整しきれないですものね。

今後はバブル期のジャパンビンテージを今まで以上に積極的に狙うつもりでおりますが、うーむ、やはり幅が広めなものが多いのかな。私、どちらかといえば細身な足なんですよね。僕の足向けのものがどの程度あるのか。不安半分、楽しみ半分。です。

 

(おしまい)

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