マンシングウエアのタッセルスリッポン

こんにちは、ばしです。

 

先月下旬に南河内を巡りました。

(過去記事「南河内を巡る」)

 

ご報告のとおり釣果は3足。
順次手を入れてまして、2足はメンテ完了しました。

1足目はジャパンビンテージ・ジョン
小さくて履けませんが素敵なのでステイです。

2足目はアンノウン・チロリアン
こちらはマイサイス。どこの何者かまだ情報はありません。

どちらも大変素敵な靴でした。
で、残る1足。
日曜日にメンテしました。

 

こいつ。

 

 

Munsingwear のタッセルスリッポン

セカストで見初めたこいつ。
持ち帰ってきました。
理由は3つ。

その1。税別三百円。
その2。ペンギンのロゴマークが懐かしい。
その3。は、のちほど。

詳しく見ていきましょう。

 

 

その1。税別三百円。

や、安い。その上、この日は500円引きのクーポンを持ってまして、一緒に買ったチロリアンがちょうど税込み3,300円だったもんで、お得にゲットしました。タダみたいなもん、ていうか、タダです。ていうか、実質マイナス170円笑。

 

その2。ペンギンのロゴマークが懐かしい。

若い頃、近所のおっさん連中のポロシャツの胸元にこのマークをよく見かけました。結構懐かしい感じがします。

服ではしばしば見かけた記憶がありますが、靴は見たことなかった。まあ、気づいてなかっただけかもしれませんが。金属のペンギンパッチはどうでもいいのですが、内側の四角い緑の窓に白文字のロゴ。なんかフローシャイム・インペリアルぽくてグッドです。で、小窓の分だけ手間がかかってます。それなりに、きちんど作られているのではないかな。

 

ところで、

マンシングウエアさんて、今も現役の「ゴルフウエアブランド」なんですね。

同ブランドのホームページ。曰く、

1955年、マンシングウェアは世界初のゴルフウェアブランドとして誕生しました。ブランドの創設以来、私たちが追求してきたものは理想のゴルフウェア。ゴルフの時間を特別にするためのデザインと機能を真摯に追求してきました。

ゴルフを通じて60年以上の時間を歩み続けてきた今、マンシングウェアは最も大きな変革の時を迎えました。新たに掲げるタグラインは「TURF & EVERYDAY」。ここには、ゴルフと日常を自由に行き来できるブランドでありたいという願いが込められています。

 

元はアメリカ。

1964年にデサントがライセンスで日本でのビジネスをスタート。1984年に伊藤忠商事、デサント、東洋紡の3社が共同で商標権を取得。2018年4月、マンシングウェアのグローバル旗艦店「マンシングウェアクラブハウス銀座」を開業、とのこと。

昔懐かしい、なんて書きましたが、今も現役バリバリなんですね。勉強不足ですみません。最近は若い人でゴルフする人が増えてるらしいので、ゴルフウエア業界にはそのあたりも追い風なのかもしれないな。

さて、

 

 

その3。旧いリーガル製?

内側の印字、この書体。
日本製靴時代のリーガルさんのとよく似てるんですよね。

布タグリーガル2足。
内側の印字がこんな感じ。

(過去記事「うちどめREGAL」より)

ね。4桁+アルファベット、次いで、4桁、3桁、最後にサイズ、の並び順です。で、書体も似てますので、日本製靴製でほぼ間違いないかな、と。

内側。前方ライナーはベージュ色のファブリックです。
布タグリーガルと同仕様です。もう、間違いないでしょう。品質も間違いないはずです。リーガルさんの靴は休憩中な私なのですが、まあ、こいつはマンシングウエアの靴ということで。

なんとなく薄汚れ気味ですが、単に放置されていただけのことかと思われます。手を入れたら綺麗に蘇るのではないかな。

トップリフトにも「MUNSINGWEAR」。
オリジナルのままです。

レザーソール。

ありゃりゃ。実は、グリセリン保湿の際に使ったコットンパフの上に置いたまま放置してしまいまして、斑になってしまいました。ソールトニックで誤魔化すか、全体をあらためて保湿するか、まあ、後で対処しましょう。

 

私には小さくて履けませんが、「これ履いてゴルフ場に行きたい」、ていう人がいるかも。よし、綺麗にして転がしましょう。

 

いつも通り、まずは左足から。

 

 

ステインリムーバー

おお、なんか蘇りそうな予感。

まあ、手入れされてなさ過ぎなだけです。

 

LEXOL

コバ周りを中心に。

おお、なんかしっとり。

 

RenoMatt リムーバー

最近のお約束、強力リムーバー投入。

軽く撫でる程度で。

 

 

デリケートクリームもどき

百均のヒト用クリーム投入。

色の抜けて乾燥気味だった踵履き口にもしっかり投入です。

 

 

リッチモイスチャー

もちもちになるやつ。

「モチモチの木」っていう絵本、ご存知ですか?
え?今関係ないって、そうですね・・・。

 

 

TAPIR レダーオイル

どんなもんでしょう?

タッセルにも軽く塗りました。

 

さて、油分補給しましたので少しだけ浸透の時間を。
その間に、斑になってしまった底の手入れです。

ソールトニックほか投入。

サイズ表記は「24」。
逆立ちしても履けません。
いや、逆立ちしたらどんな靴も履けんし笑。

さて、仕上げましょう。

 

 

コロニル1909シュプリームクリームデラックス(ムショク)

いつもの感じで投入。

いつもの感じに仕上がりました。

 

さて、右も同じ手順で、メンテ完了です!

 

【BEFORE】

【AFTER】

ツリーのお陰でもあるのですが「ピンっ」としました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

ソールは、、、まあ、とりあえずこれでいいや。

全体的にダメージもなく、とてもいい雰囲気のペアかと思います。

どんなパンツにでも合いそうです。

この角度も素敵。
あ、いや、履けばこのアングルから見られることないんですけどね。

メンテ完了しましたので、
明日からの三連休中に出品するやつらの仲間入りです。

リユースショップでは販売前にはメンテしないんですかね。コロニル軽く塗ってブラッシングするだけで「300円」が「1500円」くらいには売価アップできると思うんですけどね。なんなら俺、やりますよ。15年後くらい、ジジイになった頃にでも声かけてください。

 

今回はコロニルプラスアルファ、
しっかりとメンテナンスしたし、
二千円くらいで売れるでしょう。
頑張って1日も早く飛び立てよ。

ただひとつ、問題がありまして。
こいつ、ペンギンなんですよね。
鳥のクセに飛べないんですよね。
まあ、海外いくわけではないし。

 

どうにでもなりますわな。

 

(おしまい)

 

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2件のコメント

  1. こんにちは!
    とても綺麗になりましたね〜!
    サイズが大きければ、欲しい感じです(笑)
    私は、renoma(レノマ)の革靴も、REGAL製ではないかと思っています。レノマのローファーやらも、結構安く出回っていますよね〜。
    私の県は、REGALの大きな工場があるので、昔の掘り出し物があるのではとパトロールに余念が無いです(笑)

    1. としさん
      「隠れ〇〇」は楽しいですよね。その点リーガルさんはいろんなブランドに
      携わっておられるから、地元だとパトロールも甲斐がありそうですね。
      今回のはほんとサイズが合えばよかったのですが、昔の靴は小さめサイズが多いですね。
      こればっかりはどうしょうもない、日本人も大きく育つようになりました笑。

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