こんにちは、ばしです。
今年はジャパン・ビンテージにも注力しよう。
とういうのが今年のテーマの一つなわけですが、そんなのばかりを探しているわけではありません。なんだけれども、そんなとき、いつものセカストで遭遇するのはえてしてそんなやつなわけです。で、出会ってしまったものはしょうがないのです。持ち帰ってきました。
こいつ。
布タグREGAL
布タグです!
ビン靴フリークには堪らないものの一つが布タグです。今回のペアはロゴの書体から日本製靴時代=1990年以前のものと判別されるわけですが、この白地の布タグがついているのはその中でもより古い時代のものらしい。年代は定かではないですが、1970s~80s前半くらい、あたりかな。
角度を変えて、、、
というのはウソです。
実は、下の写真は以前持っていたペアの写真です。そう、今回は2足目の布タグリーガルです。1足目を転がしたあと、少し後悔していたのでした。いつか買いなおそう、そう思っておりましたが、なかなか出会えない涙。
たまに出会うものはマイサイズでないやつやぼろいのばかり。今回奇跡的にマイサイズのグッドコンディションのお高くない布タグリーガルを見つけたのでした。
で、今回は何より、
おまけつき。笑。
別にこいつが欲しかったわけというではないのですが、まあね、なんかこういうの嬉しいです。
奥側、印字が見えます。モデルナンバーは定番の「2235」、サイズは25.5EEです。1足目とサイズまで同じです。便宜上、1足目を「1号」、今回の2足目を「2号」と呼ぶことにします。
さて、そんな2号。
状態は見ての通り、グッドコンディションです。
ちなみに、1号はどうだったかといいますと、
もうね、拾ってきた時点の状態も、見分けがつかないほど似てます。どちらの状態もほぼ同じくらいグッドです。
さて、見分けつきませんので、1号の出番はここまでにしましょう。
あらためて、今回の2号。
タン裏は結構変色してます。フットプリントも、状態の割には結構強く出てます。1号よりも汗っかきのウエイトのある人が履いていたのかも。
なんだけど、ソールの減りは僅かだし、アッパーの皺やヨレなども軽微です。
布タグは左右両足ともについてるようです。
1号は入手してから1年ちょっとで旅立たせましたので、ディテールなどほとんど記憶にないんですよね。
なもんで、グッドイヤーのストームウエルトが360度ではなく270度であったことも全く覚えておりませんでした。
今回、靴紐は抜かれた状態で売りに出てました。結構白っぽいので、それなりに時間が経過しているのでしょう。
全体的にグッドコンディションではありますが、儀式です。
いつも通り手入れしました。
ステインリムーバー
LEXOL
デリケートクリームもどき
リッチモイスチャー
TEPIR レダーオイル
なんか、全然新鮮味がありません。
というか、既視感バリバリです。
いえ、既視「感」ではないな。
以前にも見た、既視な風景です。
さて、ソールもきれいにしましょう。
レザーのアウトソールもへたりなし。
トラディショナルワックス入れて、コロニル入れて、ウエスで磨きました。
25 1/2EE。前回と同じサイズなので、足入れもせずに持ち帰ってきたのですが、どんなサイズ感だったっけかな。まあ、あとで確認です。
さて、仕上げ。
コロニル1909(ニュートラル)
うん、いいですね。艶感がアップして、シボが立ってきました。
先ほどの少し白みがかった靴紐。
こいつにもオイル入れました。オイル専用でオイルの染みついた布でしごいて油分を入れることで、色目を濃くしてみました。
こいつを通したらメンテ完了です。
【BEFORE】
【AFTER】
ま、いいんではないでしょうか。
【BEFORE】
【AFTER】
正直、あんま変わらないんですよね。
綺麗にした感が出るよう、おまけをぶら下げてみました。
コバ回りにもクロいクリーム入れました。
これ以上やることはありません。
さて、どこにでもあるようなロングウイングなのですが、リーガルのものとそれ以外と、ぱっと見で区別がつきますか? 私はかなり分かるようになりました。
なぜって、
先ほどの初代布タグ⇓とか、
こいつ⇓とか、
こいつ⇓とか、
こいつ⇓とか、
こいつ⇓とか。
今回で6足目のロングウイングです。
これまでの5足はすべて転がしました。
リーガルは確実に売れてくれるのでありがたい。
で、実は、転がしてないやつがもう1足・・・、
これは1960sのUSメイドのリーガルですので、厳密には世に言う「日本のリーガル」のウイングチップには当てはまらないかも。
いずれにせよ、拾って帰らなかったものも含めると、相当な数の2235もしくはそれに類するリーガルのロングウイングを目にしてきた私です。百発百中とはいかないものの、遠目に見ても結構な確率で見分けがつくようになってきました。
中でも、定番である黒のシボ革の2235は、今も昔も変わらないリーガルらしいスタイルです。
2年ほど前に手持ちの靴の数を減らそうと試みた際に、日本製の靴から優先的に転がしまして、1号もその時に旅立たせたのでした。
2235は今もラインナップされているリーガルさんの「ど定番」なモデルなわけですが、日本製靴時代の、布タグつきの2235、ということになりますと、球数はぐっと少ないはず。ましては、今回のように状態の良いものとなりますと、手放したら次回出会えるのはいつになることやら。
現行の2235NAでもいいのでしょうが、ビン靴フリークな私の足元は、やはり旧いやつの方がいいでしょう。
てなことで、今回の2号はステイです。
今回は転がさないぞ!絶対!!
さて、25.5EE、どんなサイズ感だっけ。
お~。
こんなでかかったっけ?
中で足指が泳ぐ上に、
甲が高いし、くるぶしが当たって痛い。
このままではつらいな。
かといって、
いつもの百均の中敷きだと味気ないです。
自作しよう。
週末に作業予定です。
まあ、靴も作業もいつもとそんな変わらないのですが、
今回は最近手に入れたグッズも装着してみよう。
次の日曜か火曜か、いずれかで報告予定です。
楽しい週末になりそうです。
(→自作しました「中敷きとトゥスチールをDIY」)
皆さんも素敵な週末をお過ごしください。
(おしまい)
こんばんは。(or こんにちは) ここのところRegalの靴を立て続けに購入してしまいました。と言っても自分用ではなく家族用なのですが。
×1. 旧旧ロゴ LWB 2235 合成ゴム底 シボ革 25cm EE
×2. 旧ロゴ PTB 2304 革底 ガラスレザー 24cm EE
×3. 旧ロゴ PTB どれが型番かよくわからず 革/ゴム底 スムースレザー 25cm EE
×4. 旧ロゴ Perforated Cap Toe 2637 革底 シボ革 24cm EE 内羽根
○5. 旧ロゴ LWB 2235 Imperial Grade 革底 シボ革 24.5cm EE
○6. 旧ロゴ PTB 2324 革底 シボ革 24.5cm EE
1から3はまとめ買いした中古靴に含まれていました。家族は通常25cmを履いていますが、1はぶかぶかでヒビも多数状態悪し。3は色が気に入らないということで足も入れず。2はサイズはちょうど良いのですが、ギブスのように硬く靴ずれを起こしそうなので私が履かないように言いました。4は革は柔らかく状態も良いのですが、サイズが小さい。足は入りますが内羽根が完全に開いてしまします。これも私が履かないように言いました。5まで来てようやくビンゴとなりました。ばしさんご推奨のようにImperial Gradeは品質が良いです。6もレギュラーラインですが革も柔らかく履きやすそうです。サイズもピッタリ。
ということでだいぶ散財しましたが、レギュラーラインの革底シボ革靴はRegalとしてはサイズが小さめで、革質も良いようです。Regalの製品ってちょっと不思議です。
こんばんは。
おおっ、攻めておられますね(笑)
おっしゃるとおり、同じリーガルなのにサイズが微妙に差異がありますよね。
製造元が異なることが要因なのでしょうか。あるいは年代やそれによる木型の違い?
旧いレギュラーラインのフローシャイムが素晴らしいように、リーガルも製造元や
年代によってインペリアルでなくとも高品質なのかもしれません。
「革底」か否か、が、一つの判断基準なのかなと思ったりもします。
私もあらためて実地検証してみようかな(笑)
家族は仕事用の服とか靴にお金を掛けたくないようでボロ靴を履いていました。父の遺品(サイズぴったり)や私のお下がり(サイズを調整して)を靴棚の上や物置から引っ張り出してあてがっておりましたが、このところ私の靴の購入意欲が無駄に高まっており、本人に断りもなくポチってしましました。半分ありがた迷惑のようではありますが。
私もばしさんと同じくRegalに良い印象がなくずっと避けて来ているので、自分用には購入意欲がわかないのですが、3千円台以下で買え作りの靴となるとやはりRegalは外せません。ただサイズが…まあ無駄になった靴たちは頑張って転がしたいと思います。
はは、私と状況似てますね。
最近は家内や娘向けのレディス靴が多く拾ってきてたのですが、
久々に息子にも1足買いました。ま、彼がはかなきゃ自分で履く奴なんですけどね。
もしサイズが合わなくて、今は転がす環境があるおかげで、
いろんな靴を気軽に楽しめるようになりましたね。
今のこの時代の恩恵を存分に受けたいもんですね(笑)
無事すべての靴を転がせました(全部で6足)。プラス4千円強とまずまずの結果でした。まとめ買いの中古靴から1足は売らないで家族が履きますので、この価格を6千円程度とすればまあ1万円程度プラスになった計算です。
おっしゃるように、オークションやフリマで売ることができるようになってから、気楽に買い物ができるようになりました。でも、みなさんもそうでしょうけど、気に入らなきゃ売ればいいやと思ってしまい安易にポチってしまいがちです。いかん、いかん。
え、もうそんなに売れたんですか!?
や、やりますね。私、そんなスピードではなかなか売れません。
なんだけれども、今日も1足ポチってしまいました。
フローシャイムなどの一定レベル以上のニーズのあるモデルは
絶対に売れますし、寝かせた分だけ価値も上がる。
儲けはなくとも損はしないから、最近は貯金してるような感覚になってきました。
多分、極め始めたか、壊れ始めたか、の、どちらかと思われます笑。
>私、そんなスピードではなかなか売れません。
いえいえ、まとめ買いしたのは2月5日なので20日以上かかっています。状態が悪かったのは2足だけで、後はリーガル中心の未使用品とか状態が良いものでしたので。状態の悪いものの内一足は何故かすぐ売れて、もう一足は安くして更におまけを付けて売り抜きました。買った価格が平均すると一足あたり2千円ちょっとだったからプラスが出たのだと思います。
>フローシャイムなどの一定レベル以上のニーズのあるモデルは絶対に売れますし、寝かせた分だけ価値も上がる。
ヴィンテージっていうのは、時間とともに数が必ず減っていくものですからね。減りこそすれ、絶対に増えませんから。ギターなんかも投資や投機の対象になっています。やはり高額なのは60年代までです。
あ、いいですね、2000円前後の価格というのは手を出しやすいし損もしないし、
ゴールデンな価格帯ですよね。
で、ギターもそんな状態なんですね。1960年代まで、というのは、10年後も20年後も
変わらなさそうですね。お買い得にゲットできるのも残す時間は僅かかも。
冗談でなく、今の内にしっかりと確保しておく必要がありそうですね。