娘にラバーソールなPTB(中古のリーガルその37)

こんにちは、ばしです。

 

先月5月は様々買い漁ってしまいました。

数は過去最大足数な感じ。数えるのが怖くて、正確には把握しておりません。まあ、数は多いとはいえコストはそれほどかけてません。昨日記事のハノーバーのようにそれなりに値の張るモノもあるのですが、大半は「千円or二千円でお釣り」といったお安いやつばかりです。

とはいえ、安いからといってモノは決して悪くはない。時にびっくりするような掘り出しものに出会えるのがリユースショップ巡りの醍醐味なわけですが、レディスの中古靴はほんとに安いのが多くて羨ましい限りです。

そんなやつを娘に2足拾ってきました。
2足で税込2500円。女になりたい。
いや、そんなことはないけど羨ましい。

左はWEEJUNS。いわゆる「バスのローファー」です。二千円でおつり。その後すっかりローテーションの一角を担っているようで、出番は結構多いみたい。で、もう1足。右の茶のペア。千円でおつり。今回の主役です。

 

 

REGAL PTB

割と古そうなリーガルのペア。
とはいえ、ロゴの書体から1990年以降とそれほど旧くはない。

サイズ表記は23センチ。

ソールにも記載あり。リーガルさんは表記よりやや大きめなサイズ感です。レディス向けも同じでしょうか。そうであるなら、娘にちょうどよいのではないか。

パラブーツっぽいラバーソール。

減りは軽微で、グリップ力も高そうです。大阪は今週は天候不順で雨も多かった。沖縄は一足先に梅雨入りしたそうですし、大阪も時間の問題です。そんな梅雨向きの、雨用の靴は沢山あるに越したことはない。安さも手伝いレディスの雑多な靴コーナーから持ち帰ってきたのでした。

アッパーの色目が少し白っぽい。乾き気味な印象です。

内側に縫い目。マッケイです。使用感は少なそうな感じ。まあ、レディス靴ってそもそもが傷みづらい印象です。

ダメージもほぼありません。サイズさえ合えばいい靴ではないかな。ということで、早速メンテいたしました。いつも通りまずは左足から。

 

 

LEXOL

今回はラバーソールの手入れから。

ブラシにとってガシガシやって拭き取る。

おお!すっきり!!

コバ周りも綺麗にしました。

 

 

ステインリムーバー

いつもの手順に戻る。

 

RenoMatリムーバー

強力汚れ落としでアッパーすっきり。

 

デリケートクリームもどき

いつもの百均のヒト用クリームで保湿。

右足も同様の手順で保湿まで。
なんだけど、少し潤いが足りない気がする。

 

 

グリセリン水

少ししっかりめに保湿しよう。

濃度20%のグリセリン水をスプレーでぷしゅぷしゅ。

表面に水が浮くまで全体的にたっぷりと。
このあと30分ほど放置しました。

 

30分後。

少し染みた、かも。

拭き取る。

少ししっとりした印象です。
水分補給はOK。次いで、油分。

 

クリストフポーニーレザークリーム

メンタムみたいな香りのこいつを投入。

指で直接たっぷりと。

ギラ。

ギラギラ。

ここまでが先週の日曜日。
1週間おいてから仕上げました。

 

 

☆★☆★☆★☆

 

 

1週間後。

昨日土曜日午後の状態です。
すっかり浸透しました。

水分・油分は十分でしょう。
ただ、茶の色目に深みはない。
色に深みを加えたい。
濃いめのクリームも投入してみました。

コロニル3色。右から、ミディアムブラウン、ダークブラウン、バーガンディ。順に入れてみました。

 

ミディアムブラウン

いい色目。

いい艶。

 

ダークブラウン

いい艶。

だいぶ濃くなりました。

 

バーガンディ

さっきより深みも出たような。

まあ、こんなもんで良いでしょう。
右も同様の手順で色を入れたらメンテ完了です。

 

 

【BEFORE】

【AFTER】

だいぶ色濃くなりました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

ソール&コバ周りが綺麗になると全体がとても引き締まります。

右の甲の方が皺がきつい。履き方やサイズ感の問題か。しかし、そもそものアッパーの革の品質は左右で必ずしも同じではないらしい。今回はそんな理由なように思えます。まあ、履いてたらそんな気にはならないと思うんですけどね。

履き口の数ミリ下を走る縫い目。
ここにも色を入れました。

小ぶりながらもグラマラスなヒールカップ。

ラバーソールの溝もほとんど削れは無し。

状態は申し分なしです。
で、そもそも、

ソックシートのこのロゴ。

1990年に日本製靴からリーガルコーポレーションに社名変更して以降のロゴです。それ以前のものは「REGAL」の書体が異なる上に長靴のイラストの中にも「REGAL」の文字が入ってます。冒頭にご紹介した通り、今回のこいつは1990年以降のペア。

と、思ったら、

この製品は、米国ブラウン社
との技術提携により、日本製
靴株式会社で製造しました。

とのこと。およよ、日本製靴時代のようです。新ロゴなのにね、どういうことなのでしょう。そういえば当時のカタログを入手していたのでした。

1989-90。まさに社名&ロゴ変更の端境期のカタログです。

8842か3116か、いずれかがモデルナンバーと思われます。

「⑧3116ACプレーントゥ」

真ん中ちょい下に発見! 色は黒と茶、アッパーの素材はキップとスエードの2種類が展開されていたらしい。

真ん中右が3116。写真のは黒のスエードぽいです。「AC」の意味は不明。まあ、なんでもいや。

ソックシートのロゴの見え方から察するに、ちょうどこんな角度からの写真のようです。

カタログと記念撮影。

ちなみに、

あらためてカタログの写真を確認しましたところ、新旧のロゴが混在しているようです(左の⑩が新、右の⑪が旧)。まさに、1989-90年のカタログゆえのことなのでしょう。なかなかに興味深いです。

今回のペアもまさにカタログと同時期のもの、である可能性が高そうです。

てなことで、メンテはこれにて完了。
お疲れ様でした。

 

あとは、娘の足にサイズは合うのか。
Weejuns 同様に気に入ってもらえるといいのですが。
ちょうど、娘の部屋の扉が開いております。
勝手に失礼して、お伺いを立てておきましたが、
今回はどうでしょうね。

 

 

出番があるといいね。
幸運を祈る。

 

(おしまい)

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