こんにちは、ばしです。
今回は2週間ごとの定例企画です。
前回「(8)」の2週間はネクタイは締めず丸首のベストを着て過ごしました。ベストを着るとネクタイ締めても見えないし。で、いつもより少し厚着して駅まで歩くと結構温まる、というかむしろ汗ばむことも。
そんなこともあり、今回の2週間はベストをやめてネクタイに戻しました。前の2週間よりも今回の2週間のほうが寒かったのですが、そこは抜かりなし、手立てを講じております。何かといいますと・・・、それは本記事の最後にて。
とりあえず、記録です。
こんな2週間でございました。
【17週目】
1/27 MON
ワシントン銀座 by COUNTRY CLASSIC
久々のワシントンのキャップトゥ。製造は英国のファクトリーです。前日夜にコバインクを入れてトゥキャップだけ磨きました。手入れした靴だとやはり気分が上がりますね。ネクタイはどこのか忘れましたがウール地のキルティングで見た目に暖かそうなやつ。まあ、見た目に、ね。
追加で購入したシルクのマフラーを順次登板させました。こいつは裏表シルクだけどまあまあ温かった。
1/28 TUE
日本製の誂え靴です。底にチョークで「塩野」と書いてあったのでそう呼んでますが、どうやら注文者の名前のようです。シューメイカーは不明。この先もわかりそうにないな。
この日もシルクのマフラー。紺の面はウールでまあまあ暖かいです。薄いからかさばらないのが良い。
1/29 WED
Sir Herbert Barker shoes by NORVIC
医者がデザインした靴。1960s頃の英国製です。ほかのモデルも物色中。茶のキャップトゥ(内羽根)があるみたいなのですが、なかなかに出会えない。
この日もシルク&ウールのマフラー。ウール面が厚手なので暖かい。黒ではなくグレーなのも柔らかくてグッドです。色や柄って、商品単体で見てるのと実際身に着けてみるのとで随分印象が異なりますね。自分的には、今回は良かったほうのケースです。
1/30 THU
マイブームな緑系のネクタイ。素材感のあるレジメンだと合わせやすいです。緑は何色でも合わせやすいです。黒もいいのでしょうが、一番しっくりくるのが茶色ではないですかね。ということで、足元は五都市のバーウッドにしてみた。
茶色には赤系が合わせやすい。ということでこのシルク&ウールのマフラーにしてみましたが、色目がやや違ったかな。このマフラーには黒のほうが合わせやすいような気がする。マフラー自体は色柄がとても気に入りました。
1/31 FRI
赤いネクタイには赤い靴。足元はクロケット製のエドワード・マイヤー。バイエルン国王御用達、現存する世界最古のシューメイカーである同社の創業はなんと1596年。関ケ原の合戦の4年前です。歴史のうねりを感じます。まあ、このペアはそんな旧いものではないんですけどね。
マフラーはこの日も売シルク&ウール、としたかったのですが、10本目とした購入したものの到着がこの日ということで間に合わず。なもんで、手持ちのウールのリバーシブルなやつにしてみた。
【18週目】
2/3 MON
Imported Calf【Black】Derby Dress Shoes by Dack’s
足元はダックスのペア。わざわざ【Black】とありますのは、色違いで茶色も持ってるから。一見シンプルな3穴PTBなのですが、底近くの低い位置にモカのステッチがあるのが特徴です。ネクタイはオールドグッチ。幅広だったのを自分で縮めたやつです(過去記事「自分でネクタイを幅詰め」)。テニスのラケットとボール柄がお気に入り。
マフラーは金曜日届いた10本目のやつ。なかなか素敵な一本に出会えたかな。しかしまあ、中古だといろんなものが安いですね。物価高で生活が苦しければ中古を買えば良い。なんて言えば怒られそうですが、場合によっては新品買うより気持ちが豊かになるかもよ。僕みたいに。
2/4 TUE
U-WING derby shoes by John McHale
前日にメンテを仕上げたカナダ靴。マクヘイルのペアです。ガンボートでUウイングという私好みのスタイルです。ネクタイはこの日もオールドグッチ。お気に入りの一本です。そう、こん週はオールドグッチネクタイWEEKなのでした。
「シルクのマフラーも意外と温いですよ」なんていいながら、この日はぬくぬくのウールのマフラーにしてみた。大寒波の影響で今週は大阪も大変冷え込みました。まあ、温いといっても段階があるわけで。
2/5 WED
Scott McHale
この日はスコット名義のマクヘイル。カナダのセラーから購入したものですが、彼曰く「1940s」とのこと。まあ、おおよそ1940-50s頃なのは間違いなさそうです。久々に履きましたがやはりこの迫力は堪りません。ネクタイはこの日もオールドグッチ。お気づきのように、オールドグッチネクタイWEEK、かつ、カナダ靴WEEKであります。
この日も冷え込みがきつく、ウールなマフラーにしてみた。ネクタイがグッチということで、グッチのマフラーにしてみた。ブランドロゴがあしらわれたものは苦手な私なのですが、グッチだけはなぜだか手が出てしまう。うーむ、なぜでしょう。自分でも不思議です。
2/6 THU
John McHale CARAVAN COLLECTION
この日は「ジョン名義」のマクヘイル。3日連続のMcHale Shoesです。この日のアッパーはWATER BISON=水牛。キャラバンコレクションはエキゾチックレザーを使ったラインのようです。ネクタイはこの日もオールドグッチ。こいつも太かったのを幅詰めしました(過去記事「中古のネクタイの修理」)。
いつも通勤は手ぶらなのですが、この日は荷物があったんでカーキのヘルメットバックで出勤しました。鞄と似た色にしようと、緑がかったマフラーにしてみた。若いころはチェックはあまり好きではなかった。なんだか子供っぽいイメージがしたんですよね。最近はチェックが好きです。年齢を重ねると嗜好も変化するのです。年齢を重ねると、です。年を取ったら、ではなく。
2/7 FRI
Dack’s Camel Skin Plain Toe Derby
足元はこの日もカナダ靴。ダックスのラクダ革にしてみた。今週一週間は「黒・茶・黒・茶・黒」の順番にてしみました。ネクタイはこの日もオールドグッチ。目立ちすぎぬよう薄黄色の同色系のシャツにしてみた。
この日(=昨日)も寒かった。襟元はこの日も温いウールなやつ。ところで、この週はつい最近セカストに出品したばかりのスクールマフラー3本とコートなどが売れました。街中の冬物セールは終わり春物に変わりつつある中でのこの寒波のせいもあってか、メルカリではもうしばらくは冬物が売れそうですね。断捨離中の私はこの週末も出品に精を出す予定です。
そんなことで、今週はカナダ靴&オールドグッチタイWEEKなのでありました。ミッション・コンプリート。
☆
★
☆
★
☆
靴にジャケットにパンツにネクタイ。何を身に着けるか日々悩むわけですが、これに加えてコートまであれこれ考えるのはさすがに大変。ということで、この2週間は毎日同じコートを登板させました。
ダッフルコート。
2年ほど前にセカスト巡りをした際に拾ってきたやつなのですが(参考記事「北河内を巡る」)、これがまた、めちゃくちゃ温(ぬく)い。バブル期頃の日本のアパレルの品と思うのですが、メルトンの生地が分厚くて柔らかくて、裏地はないのに風も通さない。
3週間ほど前にクルマ通勤から電車通期に戻したのですが、駅までの20分弱を歩いても、自転車で風を切っても、全然寒くない。手持ちのコートの中で一番暖かいので、折からの寒波の到来もあって結果的にこいつ一択と相成りました。
ちなみに、
どのくらい暖かいかといいますと、
雪山でもへっちゃら・・・
なわけはない。
ですが、毛布みたいなメルトン生地が膝丈くらいまでありますと相当に暖かいです。襟元も一番上までトグルを留めたらもう寒さ知らず、ホントに雪山でも平気かも。まあ、寒いのは苦手です。雪山に飛ぶのは気分だけ、写真だけにしとこう。
ちなみに、右手に持ってる荷物は最寄りの駅前で買った雑誌「LAST(26号)」と大阪名物「御座候」(ござそうろう。回転焼きや今川焼など餡子(あんこ)が中に入った暖かいジャパニーズトラディショナルスイーツ)であります。電車通勤だと、会社帰りに駅前で甘いものをチョコチョコと買い食いしてしまう私です。
餡子なのにチョコチョコ。
(おしまい)