Dack’s Camel Skin Plain Toe Derby

こんにちは、ばしです。

 

今日から6月。

梅雨時とはいえ暑くもなく寒くもなく、過ごしやすい良い季節です。が、緊急事態宣言は今しばらく継続。うーん、まあ、しょうがない。

とはいえ退屈です。こんな毎日、そろそろあきてきました。初夏なのにあきあき・・・。まあ、「靴メンテは屋外でやる派」の私にとっては、このところ週末ごとに天候に恵まれていることが唯一の救いです。

そんな風に迎えた6月。

3足到着予定です。なので、今月はもう買えません。と思っていたら、その内2足が先週末に前倒しで届いてしまいました(汗)。

別々のセラーから、カナダ靴が2足。5月も「買い3足」で収まる予定だったのですが、こいつらを入れると5足になってしまいます。

よし、ここは封をしたまま放置して、予定通り6月扱いにしよう。とも思ったのですが、まあ、あんまり意味ありません。結局、ズルはなしで5月扱いです。で、どうせ5月扱いなら5月中にメンテしてやろう。土曜日にとりあえず1足メンテしました。

 

こいつ。

 

 

Dack’s Camel Skin Plain Toe Derby

・SIZE:8E
・キャメルスキン
・Made in Canada

カナダを代表するシューメイカーであるDack’sダックス。現存していて、今は製造は英国でだそう。1960年代にはチャーチ傘下であったこともあるようです。そんな経緯もあってでしょうか、チャーチ同様にエキゾチックレザーのペアを多く手掛けているダックス。以前、KUDU(=アンテロープ)のDack’sを持ってましたが、それもなかなかに素敵でした。

今回はラクダ。初・キャメルスキンです。

前々から1足欲しいと思っていたラクダ。シボの入り方が独特ですね。薄い茶色のを見かけることはよくあったのですが、黒はあまり見たことがありませんでした。

「ラクダ」と言えば「股引(ももひき)」のイメージです。なもんで、「茶色のラクダ」だと、なんだかジジイっぽいイメージ。キャメルスキンなら黒の方が履きやすいそう、なんて思っていたところ、ebayで遭遇。ぽちっと行ってみた次第です。

内側。タン裏もライナーも布です。

インソックのロゴ。

シンプルで素っ気ないです。年代的にはいつ頃のものでしょう?カナダ靴では恐らく最大の流通量のダックスですが、年代判別の方法は確立していないみたい。

内側の印字。

「580」がサイズです。「5」が「ウイズE」を、「80」が「US8.0」を表します。数字とアルファベットでのサイズ表記の場合は、ウイズが前にあるのがカナダ靴の特徴です。例えば、フローシャイムのペアなんかですと、USメイドなら「8D」、カナダ製なら「D8」との表記となります。

そうそう、こんな感じ。すでに手放したカナダ製フローシャイムの印字です。余談ですが、エキゾチックレザーのフローシャイムは、USメイドとして売り出されていても実はカナダ製のモノが多いです。虚偽ではなく、フローシャイム=USメイド、との認識なんだと思います。さらに余談ですが、だからといってモノが悪いわけではない。マクヘイル製のものも多いようで、品質は折り紙つきです。

で、戻りまして、米国靴の場合、今回のような数字だけのサイズ表記のペアは、アルファベット交じりのモノよりも年代が古いものが多い印象ですが、カナダ靴の場合はどうなんでしょう。

内側にダイヤ型の小窓でもあればビンテージ感もぐっと上がるのですが、ラクダであること以外はあまり語ることのない、シンプルなディテール。ざっくり1970s-80s頃でしょうか。

参考記事:ダイヤ小窓のDak’sの記事

 

何はともあれ、ダックス。
ウエルカムトゥオオサカ!
さっそくメンテいきましょう。
いつも通り、まずは左から。

 

 

ステインリムーバー

ワックスがそれなりに塗り込まれています。

まあ、それは前の持ち主が手入れをきちんと行っていたということかと思います。

 

LEXOL

歯ブラシでガシガシと。

コバ周りを特に入念に、が、ルーティーンです。

 

RenoMat

強力リムーバー。強力過ぎるので、決して強くはこすらない。

だいぶすっぴんに戻りました。

 

リッチデリケートクリーム

いつもの手順。特に乾いていたわけではありません。

爪先に輝き。

 

ブートブラックリッチモイスチャー

見た目の変化はありません。それが目的ではない。

触ったらモチもち感が凄いです。革にはとても良さそうに思えます。多くの方から支持されているのも納得です。

 

TAPIR レダーオイル

油分補給&保革。

光ろうが光るまいが、独特のシボ感です。

 

コロニル1909シュプリームクリームデラックス

いつも通りで。

今回はワックスは入れません。それなりに光ってますし、シボ革ですし、なくても大丈夫でしょう。

アッパーの手入れはここまで。ソールも綺麗にしておこう。

ソールの所々に埋まった細かな小石を除去します。この後、ソールトニック塗って、パレードグロスのニュートラル、というのがいつもの手順です。右も同様に仕上げて、再度左右ともに入念にブラッシングして、メンテ完了です。

ビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER】

見た目、あまり変化なし笑。

 

 

【BEFORE】

【AFTER】

ソールも綺麗になりました。

 

サイドビュー。羽根~踵周りの切りかえし。

バックシャン。

お尻は小ぶりな印象です。

トップリフトはキャッツポウ。ですが、あまり見たことのないデザインです。減りも僅かで、猫もくっきりはっきりです。キャッツポウのリフトのデザインから年代などが分かれば嬉しいのですが、情報不足中です。

4穴のダービーシューズ。バランスの良い形状かと思います。

あとはサイズ感です。早速履き下してみました。

8E。で、見た目以上に広めなサイズ感です。ゆとりがあります。爪先側、中で足指が遊ぶくらい。で、見えませんが、中敷きの元の持ち主のフットプリント、気になります。私よりも全長が短め方の足型のようです。親指と人差し指と足の平でできるくぼみの位置が低いです。薄手の中敷き1枚足そう。フットプリントも気にならないし、フィット感もあがりますかね。

見た目はグッドです。

形もグッド。

シボ感もグッド。

で、このアッパーです。少しくらいハードに履いても傷や皺が目立たなそうですし、ハーフラバーして全天候型にバージョンアップを検討中です。

タンクソールっぽいのはどうでしょう。ハード過ぎて似合わんかな。いや、それ以前に、ヒールトップは替えませんから、やるなら普通のハーフラバーですね。

やるなら梅雨が明ける前にやろう。梅雨よ、まだ、明けるなよ。などと、要らぬ心配心を芽吹かせつつ、私の6月がスタートしていくのでありました。

 

今月もウダウダ文句言いながら大人しく楽しく生きましょう。

 

(おしまい)

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