ゆく靴くる靴(2020年7月)

こんにちは、ばしです。

 

8月最初の投稿です。

今回は、前月の売り買い状況のレポートである「ゆく靴くる靴」です。
月初にこのネタがくる、というのは、他にネタが少ないから、ということかと思います。要は、
記事のストックがない=新たに紹介するペアがない=あんまり買ってない、ということですね。
7月。こんな感じでした。

 

◎売り・・・・5足
◎買い・・・・4足
◎収支・・・・▲11,481円

 

靴棚の空きスペースを増やすため、できるだけ「売り>買い」、売り越して絶対数を減らすことを目指してます。なもんで、値引き要請には気軽に応じていたりすることもあり、収支面のマイナスはしょうがない。

一方、買う際も基本的には自分で履くことが大前提。マイサイズであるもの、マイサイズであろうものに集中してます。以前のように、「中敷き入れてなんとか」とか、「小さくて履けなきゃ転がす」といったものには極力手を出さないように努めてます。結果的に、マイサイズである8Dあたりをそろえておけば、売る際も売れやすい、なんていう風にも思えます。

なもんで、活動状況はイマイチ盛り上がりに欠けてるのですが、まあ、別の意味で頑張ってます。個別に振り返っていきましょう。

まずは売りから。

 

【旅立った靴その①】バーバリーインペリアルグレード

大塚メイドのバーバリー。6500円。
めちゃ素敵な靴だったのですが、私には微妙に大きい。紐靴なら中敷きで調整効きますが、スリッポンは履き口が大きいと踵が抜けてしまいます。大塚の靴はこれ1足しか持ってませんで、置いとくつもりでしたが、マイサイズでないやつは登板機会が少なくなりますので、手放しました。大塚の靴はマイサイズのを探しましょう。

 

【旅立った靴その②】WEEJUNS MADE in USA

バスのローファー。3000円。
最近見かけるものの大半がエルサルバドル製で、USメイドのものは球数も減ってきているしい。ということで、マイサイズのこいつは手元に置いとくつもりだったのですが、思いのほかローファー・スリッポンが増えて出番が少ないこともあり、早めに旅立たせました。

 

【旅立った靴その③】OLD GRENSON 

アノネイカーフのグレンソン。5000円。
柔らかなアッパー、素足でジャストなお気に入りでしたが、旅立たせました。靴棚スペースが今の倍あれば置いとくのですが、まあ、しょうがないです。で、そんな風に思えるやつは、確実に誰かが欲しいと思ってくれる、という好例かと。まあ、実際、お買い得ですしね。赤字ですしね。達者でな~。

 

【旅立った靴その④】リーガル ウイングタッセル

旧ロゴの革底リーガル。3000円。
インペリアルグレードではないものの、分厚いダブルソールががっしりとした作りでした。薄汚れていたのを綺麗にしたくて拾ってきましたが、なかなかアッパーの汚れはしつこかった。こいつはハナから転がすつもりでしたが、思いのほか、時間がかかってしましました。

 

【旅立った靴その⑤】くるくるスペクタス

スペクタスシューコー。8000円。
状態も良く、週末によく履きました。紐ではなく、踵のダイヤルをくるくるまわしてワイヤーを締めあげます。なぜか床屋に行くときの足元がこいつが多かったな。夏になり、履く機会が減りそうでしたので、マーケットにお返ししました。いろんな意味で、くるくるスペクタス。

 

 

・・・てなことで5足です。
珍しく金額もご紹介してみました。5足合計で19000円ですが、ここから手数料10%と5足分の送料を引かれますので、大した金額にはなりません。給付金も出たし、もう少し値の張る靴も売れるかと期待していたのですが、いやはや、平均4000円弱と、7月なのに少々寒い結果です。まあ、テレワークも定着してきたし、靴底の減りも、靴の傷みも少ないのかもしれません。

次いで、買いの4足。こんなやつらでした。

 

 

【拾ってきた靴その①】布タグリーガル

職場近くのセカストで遭遇したSoGoodなやつ。「旧旧ロゴ」「レザーソール」「インペリアル」のリーガルはお勧めです。今回は安くもなく高くもなく。普段ならスルーするところですが、最近の大好物の「布タグ」つきでした。こいつに惹かれて購入。履き下しましたが、ソールの状態も良く、なかなかに素敵なペアです。中敷き1枚足しましたが、不要でした。色も黒だし、こいつとは長い付き合いになりそうな予感。

 

 

【拾ってきた靴その②】マイファーストWINTROPE

アメリカからやって来たスペクテイター。
高級靴ではないようですが、独特の雰囲気に惹かれて。サイズもジャストマイサイズ。白場をほかの色に塗りつぶしたい欲求に駆られるのですが、まだ履一度も履いてません。しばらくはこのままで、夏の間には履き下そう。

 

【拾ってきた靴その③】SLATER IMPERIAL

カナダからやって来た布タグ。しょっちゅう買ってるカナダのセラーさんより購入。
布タグが購入の決め手です。シューツリー付き・送料込みで110CANADAドル。安い?高い?
リセールバリューは低いカナダ靴ですが、クオリティに見合った金額かな、と。こいつも近々履き下し予定なジャストマイサイズなやつです。

 

【拾ってきた靴その④】CAMINANDO スタッズローファー

コンビニ行く用のローファーが駄目になったため、替わりのペアとして購入。購入の決め手はやはり値段でしょう。税込み990円。取れたスタッズとすり減った踵のリペアなど、履く前から私と遊んでくれている良いやつです。
短パンでもジーンズでもチノパンでも、なんにでも合うので重宝しそうです。
こいつもいいサイズ感です。

ということで、買いの4足は全てマイサイズ。宣言通りです。宣言してないけど。

 

 

【7月の総括&雑感】

2020年のテーマは、

◎2019~2020で収支プラマイゼロを達成する
◎自分なら履かない欲しくないのは拾ってこない
◎量より質にこだわる
◎本格ビンテージシューズをメインに扱う
◎売り越して靴棚から溢れた状態を納める

上記5点に照らしますと、

◎収支はやや悪化(▲81,746円)
◎4足ともマイサイズの自分用
◎売りも買いも、グッドクオリティ
◎変わらず良い感じかと
◎1足だけですが売り越しました

 

あらためて、売れた靴は安いものばかり。少しグレードの高め、値段もそれなりのペアも新たに出品したのですが、思いのほか反応はなかったです。
コロナの所為でプレイヤーの数が増えたことなどの原因もあるのでしょうか。買い手としてはユーザーが多いのは悪いことではないですが、売り手としてはコンペティターが増えるのはロクなことになりません。売り買い含めメルカリユーザーが増えたからといって、ビンテージ靴好きな人の割合が増えるわけないし。
根拠はないですが、売りに関しては逆風なような気がしなくもない。

買いは海外から2足、セカスト2足。コロナ禍で品揃えに変化の少なかったリユースショップは、先月あたりからニューフェイスを見かける頻度が増えてきました。まあ、マイサイズ以外は基本スルーしてますし、値の張るモノは海外で安く買いたいので、そうそう掘り出し物はない感じです。メルカリで買ってないのは偶々でしょうか?うーん、何気に気になります。

 

そもそも、比較的ニッチなものに目が行く、惹かれることが多い私です。
安く手に入るし、安く手に入れる術がニッチであったりするわけですが、多少値が張っても、王道のど真ん中のペアが欲しい今日この頃です。

15万円分くらい売って、5万円の靴を3足か、7~8万円の靴を2足ほど買う。
最近欲しいのは、オールデンVチップ、ディンケラッカーRIO、EGドーバー、あたり。前の2ペアはできればコードバンが欲しいけど、中古で15万で3足は無理かな。微妙な感じですかね。

でも、そうすれば、手持ちの靴の数も相当に減るかも。これまで売れた靴の入金額(手数料・送料を引かれたあとの金額)の平均は1足あたりおおよそ6500円。15万円分なら23足です。

しかし、売るのはニッチなやつなんで、売り値も高くない。で、高く売れる王道なやつは、売る気がない・・・笑。先月みたいに1足4000円程度なら40足売らないと捻出できそうにありません。

しかしまあ、タコでもイカでもないわけで、数ばかり多くあっても登板機会が少ないままです。
売れる喜びよりも、手に入れてメンテナンスすることの喜びの方が大きい。というか、それが主たる喜びであり、楽しみなのです。

そのためには、ここらで一度、「一軍」のやつら以外は全てトレードに出すくらいの勇気が必要かもしれません。

 

うーん、できるのだろうか。
うーん、売れるのだろうか。

そろそろ、脱・メルカリなタイミングかもしれません。

いろいろ試してみましょう。

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