ワックスでキャップトゥを磨く

こんにちは、ばしです。

 

先週、東京では春一番が吹いたらしい。昨年より18日も早いんだとか。
先週、大阪では春一番はまだですが、土曜日は朝から春の陽気でした。

おおー、絶好の靴磨き日和です。
週末に備えて調達しておいたこいつらの出番です。

九時の方向から時計回りに、

・サフィール ミラーグロス(ムショク)
・サフィール ビーズワックスポリッシュ(茶)
・サフィール ビーズワックスポリッシュ(黒)
・リンカーン シューポリッシュ(ムショク)

若い頃はKIWIのワックスを、今思えば厚すぎるくらいガンガン塗り込んでました。で、たまに火で炙ったりなんかして。「自衛隊式」というらしい。そんな、若いころの反動もあって、この数年はクリームだけ、ワックスを使うことは稀でした。

で、また、反動笑。今年は久々にワックスも積極的に試してみようと、いろんな人の意見やブログ記事、インスタ等を参考にこの4つにしました。合計で6000円ほど。シューシャインギルドさんで見かけた「ブートブラック リッチモイスチャー」ってやつも買いたかったんですが、どこも売り切れで入荷待ちでした。へえ、人気商品なんですね。そのうち手に入れよう。

で、これらのワックスでの被験者はこいつら。

左上から時計回りに、

POUKSEN SKONE by CROCKETT & JONES(UK)
GINZA WASHINGTON by COUNTRY CLASSIC(UK)
Gold Bond by HANOVER(USA)
Nettleton(USA)

キャップトゥ4足です。厳密には、パンチドキャップトゥ、キャップトゥ、クオーターブローグ、クオーターブローグ、ですが、まあ、ざっくりストレートチップなやつらです。

ワックスを使って、爪先を通常プラスアルファ光らせたい。その上では、プレーントゥやUチップのようなスタイルだと、爪先とそうでない部分の境目がはっきりせず、どこまでやればいいのかわからない。ということで、初回の今回は、スパッと境目のあるペアを黒と茶2足ずつ用意してみました。

どれも前回メンテしたのがいつなのか、記憶もあいまいなものばかりです。
まずは、通常通りの手順で、まずは左から。

 

ステインリムーバー

 

デリケートクリーム

 

TAPIR LEDER OIL

 

コロニル1909 シュプリームクリームデラックス(ムショク)

いつも通り、自然な仕上がりかと。

同様の手順で右も。

はい、いつも通りな感じです。

さて、ここからが今回の本番です。爪先だけしっかりと光らせてみよう。

 

ビーズワックスを5回塗り→ミラーグロスを2回塗り

との手順で試してみようと思います。「サフィール」「鏡面磨き」で検索してみましたところ、この2アイテム、使う順番が人によって様々なんですよね。私は、インスタでフォローしている方のやり方を真似て、ビーズワックス→ミラーグロス、の順でやってみました。

まずは、前列のアメリカンな2足から。

ビーズワックス。
ハノーバーの左からいきましょう。

蓋を開けてみました。こんな感じ。

指にとって、直接塗り込みます。触った感じ、すごく柔らかい。手指の温かさでうっすらと溶けるような感触です。このあと、ウエスで磨きます。水やアルコールを少したらしたり云々、とのやり方が一般的なようです。私は、面倒なんで、唾でぺペッと、ワックスのときはスピットシャイン。汚いかな。けど、昔からこのやり方です。自分の靴だし、まあ、いいでしょう。

【1回目】

おお、なんかいい感じですね。革の表面の凹凸がワックスによって滑らかになることにより光る、との理屈だそうです。前述のシューシャインギルド四ツ橋で初めて磨いてもらった際、大岡さん曰く、コツは「叩き込むように塗る」っておっしゃてたな。真似して、同じ手順を叩き込みながらあと4回繰り返してみました笑。

(参考:THE SHOE SHINE GUILD JAPANさんのHP

 

【2回目】

 

【3回目】

 

【4回目】

 

【5回目】

3回目以降はあんまり変化がないような。まあ、腕の問題もありますが。
全景。

おお、なんかいい感じですね。爪先だけで結構雰囲気変わりますね。さて、引き続き次のステップへ。

ミラーグロス。

どんな色の靴にも使いまわせるよう、ムショクのにしました。通常のワックスよりも早く光らせることのできる鏡面化専用ワックス、とのこと。

こいつも直接指にとってやってみましたが、やりづらいです。ビーズワックスに比べて、非常に硬い。硬めのゴムのような触り心地です。ウエスに取ってやった方がやりやすそうですが、まあ、今回はこのままでいってみました。ペペっとやって、ウエスで磨く。

【1回目】

おお、なんというか、透明感のある輝きになりました。

【2回目】

うーん、1回目とあまり変わりませんかね。
全景。

おお、左右で比べてみますと、全然違いますね。印象が断然に引き締まります。右も同様の手順でやってみました。ビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER①ワックスなし】

【AFTER②ビーズワックス後】

【AFTER③ミラーグロス後】

うん、やはり雰囲気が随分と変わりますね。ビーズワックス、ミラーグロス、どっちの威力がどうなんですかね。グロス感でいえばミラーグロス、なのかな。で、こいつ、1950sです。売りに出してたのですが、見違えたもんで、出品取りやめました笑。

次いで、ネトルトン、黒でも同様の手順でやってみました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

うん、写り込む景色はぼやけたままですが、少しシャープになりました。

キャップトゥはやはり、光っていた方がいいですね。きちんとした印象が増しますね。細かな傷の防止にもなるようですし、爪先くらいきちんとやろう。踵回りも、そのうちやってみましょう。余談ですが、ワックスは皺が入る甲の部分にはそもそも入れてはいけません。念のため。

 

 

さて、前列終了です。後列、黒いほう、銀座ワシントン。激安で拾って来た一生離さないUKメイド。こちらはビーズワックス10回+ミラーグロス2回でやってみました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

どうですかね。私の腕とやり方では、5回も10回も、あんまり変わらんかも。

ですが、まあ、このくらい光れば私的には十分です。

 

で、最後。
後列左。
ポールセンスコーン。

こいつにだけ、LINCOLN投入してみました。
特に理由ありません。

印象は、、、で、でかい!コストパフォーマンスは一番ですかね。香りは、ベビーパウダーとか、コロニルとか、そちら系のいい香りです。幼かった頃を思い出すような懐かしい匂い。思わず、深呼吸してしまいました。指触りは、ビーズワックスよりもやや固い程度。ミラーグロスよりはずっと柔らか。で、ミラーグロスのような指での取りづらさもありません。扱いやすそう。

こいつも5回重ねてみました。

 

【1回目】

おお、なんか自然な感じに光ります。

【2回目】

 

【3回目】

 

【4回目】

 

【5回目】

少し日が陰ってきたせいで、写真の色目が変わっちゃいましたが、何度も塗り重ねても最初ほどの変化はないようです。右も仕上げて、ビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER】

リンカーンの使用感ですが、非常に使いやすい、というか、わかりやすいとの印象です。指にとって、塗る、すると最初はマット調な感じで引っ掛かりがあるのですが、塗り広げるうちに透明感が増してきて、あるタイミングで「ふっ」と、指先の引っ掛かりがなくなる。ワックスのはず、なんだけど、最後の方はパウダーのようなスベスベした指触りになります。

初めて、一度使っただけの感想ですが、サフィールほどの強いグロス感はありませんが、自然な光り方がいい雰囲気です。どちらが優れているというわけではなく、仕上がりの感じが異なります。靴によって、好みによって使い分けていこう。

てなことで、4足まとめて、ビフォアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER①ワックス前】

【AFTER②ワックス後】

爪先、アップ。

鏡面仕上げでなくていいのなら、どれも、1、2度塗っただけで結構簡単に光る印象です。鏡面に仕上げるには、、、まだまだ修行が足りません。どうすればよいか分からない。

 

とりあえず、ほかのペアにも、いろいろ試してみたいと思います。

 

 

2件のコメント

  1. ばしさん

    お疲れ様です。ちょうど同じタイミングで、僕もワックス塗ってます(笑)。
    長谷川さんの本通り、ハンドラップとクロスもハンズで買いました。そして、鏡面にはなってません。なかなか、難しいです。
    ただ、サフィールのミラーグロスが最強の模様です。ワタシも頑張ります❗

    1. しんのすけさん
      おー、なんと! 相変わらず我々気が合いますね笑。
      ハンドラップ、やっぱりいりますよね。私も買ってみようかな。
      鏡面にはトライしつつも、「アンティーク仕上げ」てやつにも若干惹かれてます。
      まあ、今年は買い控えて、手持ちの靴で色々と楽しむつもりです。
      なんて言いながら、今日も1足届いたんですけど・・・笑

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