こんにちは、ばしです。
インスタグラムではご報告の通り、
先週水曜日AMに家内がPCR陽性となりまして、息子と娘ともども自宅待機中な私です。家に籠って今日で7日目。その後体調に変化はなく、明日から日常に復帰の予定です。
週の真んなか水曜日。さてさて、明日は何を履いていこうかな。仕事へと向かう毎日は、「今日何を履くか?」に悩む毎日でもあります。「今週は〇〇ウイーク」とテーマを決めて臨むのが効率的なわけですが、毎週毎週テーマを考えるのもなかなかに大変です。
そんなこともあり、一昨年「毎日違う靴を履くチャレンジ」というのにトライしました。
9月から12月まで、121日がかりで手持ちの靴を、息子のも含めて総動員。一度履いた靴は当面履けない、日を追うごとに選択肢は狭まっていく。滅多に履かない靴に足を入れることにもなってよかったのですが、なんせ長過ぎて辛かった(参考記事)。
今回は「毎日ウイングチップを履くチャレンジ」。
「今週は~」ほどすぐに終わらず、「毎日違う~」ほど疲れる長さでもない。ちょうどその間あたりを狙ってみました。3週間で履いた21足+α。手持ちのウイングチップの棚卸も兼ねてご紹介。
【1週目】
STUART HOLMES Custom Crafted (2/14月)
ロングウイングの両端が踵付近で巻き上がる1960sスタイルのこいつ。
確証は持てないのですが、HANOVER製かな、と密かに思っています。
Florsheim Kenmoor (2/15火)
Vクリート、5ネイル。
滑りやすく危険との声も多いのですが、オリジナルな状態を今後も維持していきたいと思ってる奴です。
Florsheim Kenmoor (Royal Imperial) (2/16水)
こちらもVクリート、5ネイル。左アウトソールに穴が。
ロイヤルインペリアルのペア。そろそろハーフラバー予定。
MASON ✕ gogetter (2/17木)
こちらはビブラムのウエッジソール。
元はMASONの靴を、今は亡き古着屋・gogetterがカスタムしたやつです。なんだかんだで長らく我が家にステイ中の雨の日がハレの日な奴。
Allen Edmonds Cordovan MacNeil (2/18金)
レザーソールにハーフラバー。元からこの仕様です。
履き皺が左右対称でないですが、まあ、そんなこともあるわな。手持ちのコードバンは1足も手放さない予定です。
Goldbond by HARTT (2/19土)
シボのきつい休日用のロングウイング。チーニー製です。
この日は娘と、久々のリユースショップ巡りだったのでした。彼女のUKマーチンも我が家に来てそろそろ7年目。大活躍中です。
RICCO (2/20日)
バブルの頃のアパレルブランドのペア。
パン屋まで歩き。歩きやすくて休日の登板比率割と高めです。
そんな1週目。
前週が「コードバンウイーク」。この週は「ロングウイングウイーク」だったのでした。翌週はどうしよう?考えるの面倒なんで、翌週もウイングチップ、と相成りました。
【2週目】
Allen Edmonds Chester (2/21月)
内羽根なやつ。
ああ、トゥに傷が。
COLE HAAN WERNER (2/22火)
創業期の復刻モデルです。
イタリア製のブレイクラピッド。NIKE傘下時代のエアシステム搭載。外鳩目が効いてます。
Hankyu UMEDA (2/23水祝)
昭和な頃の阪急百貨店オリジナル。
ロングウイングぽいけど、ショートウイングなやつ。サイズばっちグーです。
Allen Edmonds Cambridge (2/24木)
内羽根コードバン。
アレンのコードバン3足持ってますが、どれもいい感じです。
息子のトリッカーズ (2/25金)
勝手に借りて履く。
仕事でもそんな違和感ないですね。
WINTHROP(2/26土)
フェイクスネイクのスペクテイター。
普通こんな靴履かんわな。かなり派手です。
Allen Edmonds Broadstreet (2/27日)
スペクテイター2連荘。
まあ、これも派手ではあります。
2週目、
「内羽根ショートウイングウイーク」にしたかったのですが、数が足りませんでした。
【3週目】
LEEKEE (2/28月)
香港メイドのビスポーク。
左のトゥの先、削ってしまいました。まあ、そんな目立たんでしょう。
a.testoni (3/1火)
スリッポン連荘。
甲の部分はシボ革です。ようよう見れば、やや派手め。
J&M ARISTOCRAFT (3/2水)
「コオロギ2号」。
色ムラが酷い。こういうの、どう対処すればいいんでしょうか。
EG製PEAL&CO BROOKS BROTHERS (3/3木)
出品中のを、取り下げて履きました。
私には少しでかい。転がすのはやめて、息子用にとっておくことにしました。
TECNIC (3/4金)
赤いやつ、履き下ろしました。
赤鬼、みたいです。ソールの返りはまだ硬めですが、全体的な履き心地は思いのほかソフトです。
HIROSHI TSUBOUCHI (3/5土)
春ということで、そろそろ白も雰囲気です。
こいつも出品したり取り下げたりの繰り返しです。もうひと夏活躍させよう。
Foster & Son (3/6日)
大ラスの21足目を飾るのは英国ビスポーク。
この日は花冷え、というか冬に逆戻り、ななか、打ち初めでした。
3週目。
スリッポンタイプだけで行きたかったけど、これも数足らずで半端な感じに。息子のマーチンほかあと何足かあるのですが、今回はここまで、3週で打ち止めです。
なもんで、
こいつの登板ももう少し先です。初夏の頃に履き下ろそう。
メキシコ製のSea Turtle=ウミガメなやつ。こいつも夏までに履き下ろそう。
ウミガメで最後、と思ったらもう1足。こいつ、普段はサドルシューズとしてカウントするのですが、ウイングチップでもありますね。素足でしか履けないタイトなやつ。もうすぐ出番がやって来る。
ちなみに、息子のウイングチップはほかに3足あります。
白黒Dr.Martens BEX
白いDr.Martens
文字の類が皆無でどこの誰だか全くわからないペア。ひょっとしたら、製靴学校の生徒さんの作品とかなのかなと思案する今日この頃です。
息子のを動員しても27足とひと月分には満たない。けどまあ、思った以上に沢山ありました。他のスタイルのペアは何足あるのか、そのうち確認してみよう。
そんなこんなで、21足で記念撮影。
うーん、黒が4足しかない・・・。
まあね、黒ばかりあってもしょうがないか。
しかしまあ、あれですね。
一口に「ウイングチップ」といっても、ほんと様々ですね。
私の場合、ロングウイングを履くようになったのは、40歳半ばを越えて以降です。どちらかといえばオッサン向けなような気がして、若い頃はずっと敬遠してました。ですが、もう十分オッサンになりましたし、頃合いでしょう。
そんなオッサン向けのロングウイングですが、アッパーの素材や色目によっては若い人でもかなり楽しめるのではないでしょうか。ただ、仕事でのヘビーローテーションとしては、やはり黒の内羽根のショートウイングを1足を買い求めるのが良さそうですね。冠婚葬祭以外であればどこに履いていっても大丈夫です。2足目以降は自由選んで、最終的には、黒と茶、内羽根と外羽根、4足あればまあ、十分事たりるかと思います。
私はもうね、かなりお腹いっぱいです。
ほんとはあと7足くらいあれば「今月はウイングチップ」なんてできるのですが、もうそんなに要りません。あと1足だけ。先月、ブロガーしんのすけさんがゲットされたみたいな黒の内羽根のオスタリティブローグ(=ブラインドブローグ)が欲しい。そいつを手に入れたら、しばらくはウイングチップはお休みしよう。
今年中にはゲットだ。
ま、そんなのが沢山あるんですけどね。
(おしまい)