こんにちは、ばしです。
部屋を整理していたらこんなのが出てきた。
紫色のドクターマーチン。
値札曰く「1600円+税」。
靴の中からはレシートが。
セカストフレスポ阿波座店にて。購入したのは昨年9/12(金)の13時過ぎ。ということは、営業で北堀江へ出かけた際に1階で昼飯にハンバーガーを食べ、その後屋上の駐車場へ向かう途中に寄り道して2階をパトロールしこいつに遭遇し持ち帰って来たようです。正直なところ、そのときのことは全く記憶にないんですよね。
UK4とあります。レディスサイズです。家内か娘にと拾って来たけど「履かない。要らない。」とのこと。おお、確かに、そんなことあったような。それは何となく覚えております。その後そのまま半年ちょっと寝かせていたようです。
ぼろいです。なんでこんなやつを1600円も出して購入したのであろうか。だってね、
先ほどの写真(再掲)でお気づきの通り、こいつ、腰裏にリペア痕まであるんですよね。それなりに履かれた、ということでしょう。そんなのが1600円。今なら絶対に買わない。こんなのせいぜい税込み千円とかではなかろうか。
けどまあ、
アウトソールは少し減ってるだけだし、
踵の減りも僅かです。
うーむ、先ほどのリペア痕はなんなのでしょう。よく分りませんが、まだまだ活躍できるみたいです。であるならば、蘇らせて誰かに履いてもらおうと思う。ただ、この色目って、どうよ。整ったとしてもムラサキ色の靴履く人なんて滅多にいないでしょう。まだまだ履けるマーチンがそれはMOTTAINAIというものです。であるならば、派手にイメチェンしてやろう。
例えば、
こんなとか、
こんなとか、
こんなとか。
ドクターマーチンはマルチカラーも似合います。で、実際にそのようなモノも少なからず出回っている。傷のある紫色よりも同じものが二つとない色目に変えてみよう。だれか一人くらい欲しいって人がいるかも。
以前、マーチンではありませんが、元はタンカラー(薄茶)だったものを瑠璃色(斑な青)に染め替えたことがあります。
East Coast Collectionをパティーヌ(前編)
East Coast Collectionをパティーヌ(後編)
リーガルのスリッポンだったのですが、
これが、
こうなった。
こいつ、陽の光が当たると、
ね。さらにいい感じなのです。狙ったわけでなく偶然こうなったわけですが、思った以上に出来が良くて、今年で丸7年ほどになりますが今もお気に入りの1足です。
こいつもそんなふうに履いてもらえるペアになればよいな。ということで、やってみることにしました。で、「第1回」とあります通り、今回では完結しません。何回まで続くのかも現時点では定かではない。行き当たりばったりで様々に弄ってみるつもりでして、いい感じに仕上がった時点で終了としようと思う。
そんなことで、第1回、いってみよう!
無水エタノール
アッパーの塗料?を剥がすにはこいつ。
布に浸けて擦るとこんな感じ。これをひたすら繰り返しますと、
化学的なアプローチにより表層が溶け出しているのが分る。親指先の触感も「ねちゃねちゃ」しています。落ちてる実感はあります。あるのですが、
うーむ。斑に色が薄くなった。均一にならない。
屈曲部など負荷のかかる箇所は良く落ちるのですが、ダメージの少ない箇所は元の紫のまま。まあ、よい。今回はマルチカラーに仕上げる予定だし、紫色がベースの斑としようかな。
とはいえ、あまりに色が残ったままではよろしくなかろう。
サンドペーパーで物理的に削ろう。
がしがし力を込めます。
紫からピンクに変わった。
趣は随分変わりました。
右足には酷いダメージもありますが、
削ればそれも消えてなくなる。
さて、どうしましょう。
マスタングペースト
油分補給しとこう。
精製した馬油を指にとって直接塗り込む。
おおっ、元の色にもどったようです。
なんせ半年間部屋の片隅に放置してました。加えて、私が持ち帰るまで空調の効いた店内におりましたので、それなりに乾燥していると思われます。マーチンにマスタングペースト塗る奴なんていないでしょうから、こいつはそんな栄えあるマーチン第1号になったかもね。
このまま1週間放置して浸透させてみた。
☆★☆
1週間後。
すっかり浸透しました。
紫からピンクに変わった。
けれども、全体はピンクのままだし、削れた部分だけが悪目立ちします。よし、ここは再度全体的に削ろうと思う。たまにはいつもと異なるギヤを使ってみよう。ということで、
ホームセンターでこんなんゲット。
主に金属加工に使用するらしいですが、用途開発してみよう。上手くいったらコーナンさんなんか粗品でもください。
適度な大きさに手で引きちぎって、
擦る。
おお、斑模様がひどくなりました。
サイドはなかなか削れない。
向かって左、
右足はさらに落ちが悪いです。けどまあいいや。マルチカラーだし。斑で良いし。偶然の産物が素晴らしい、そゆのを目指してます。
ということで、色を入れてみようと思う。皮革用の染料もあるのですが、大げさなんでまずは靴クリームを入れてみる。
モウブレイ・ライトブルー
青を入れてみようと思う。削れた部分が青に、それ以外の部分は紫がかった青でどのようなまだら模様になるでしょう。
いざ。
うげ。
あまり綺麗ではない。
紫は紫のまま。削れた部分は青くならない。
濃い色のクリームは不適であったか。
であるならば、
サフィールクレム・ライトブラウン
明るい色目を入れてみよう。
たっぷりと取って塗り込む。
うーむ、ひどいです。
先に青を入れたのがまずかったようです。
であるならば、
サンドペーパーで全体を削り直した上で、今度はライトブラウンだけを入れてみる。
うおぅ。
色は入った。
左右で違い過ぎるしきれいでもない。けれども、色は入った。課題は、どのような色をどのように入れるか、どのようにコントロールするか。ということのようです。
次はどうしよう。
当たり前の話ですが、まずはしっかり表層を削り切ることが大切のようです。元の紫を生かしたかったけれど、そのことにこだわらない方が良いのかもしれない。次回に向け、とりあえず策を練りましょう。
第1回はここまで。
(おしまい)























































