タイクツにジャケパン2025-2026(2)

こんにちは、ばしです。

 

十月から「ジャケパンにネクタイ」な私。

当初は薄手の背裏なしのジャケットだったのですが、僅か1か月で厚手なものが必要となってきた。最近は秋が一瞬で終わりますので「合い物」は出番が少なくて可哀そうなわけですが、代わりにコートの出番も近いし、どれをどれに合わせようかと、それはそれで楽しみではある。

秋も深まってきた今回は、2週間ごとの記録です。タイクツにジャケパン。今シーズンの第3&4週の記録。この1か月間は、夏場のオフシーズンにセカストゲットしたネクタイを順次登板させておりますが、今回の十月後半の2週でおおむね、全部ではないですが大体一通り締め終わりました。

こんなやつらでありました。

 

 

【第3週】

 

10/20 MON

wright arch reserver shoes

Michael J Drake

足元はライトのペア。

月曜日は黒が多いな。ジャケパンなれどかっちりめ、ということでネイビージャケットにネクタイはレジメン。最近は「ドレイクスのネクタイ」っていうみたいですね。1990前半頃にビームスで何本か買いましたが、当時は「マイケルJドレイク」って言ってました。いつ頃から変わったんですかね。まあ、モノは変わらずよろしいわけですが。

 

 

10/21 TUE

Florsheim 31828

Craigmill

足元はフローシャイム。

1967年製と旧めなペアですがコンディションは抜群、履き心地も大変良好です。ネクタイはスコットランドウールなやつ。調べてみたところ、このタグは1970-80s頃のようです。ざっくりした粗めの織りがビンテージらしくて気に入りました。やはりチェックタイはウールに限る。

 

 

10/22 WED

Florsheim 20662 The Plateau

LOCHCARRON

足元はこの日も旧めのフローシャイム。

1964年製ですが、いやあ、アッパーがやばいです。とてもとても60年前のモノとは思えないクオリティ。茶色も欲しいかも。ネクタイはこの日もスコットランドウール。若いころはチェック柄は避けてました。幼く見えるような気がして。最近は大好きです。トラディショナルな雰囲気が大人な感じでよいな。あ、すんませんテキトーなこと言うてもうた。

 

 

10/23 THU

Florsheim 31714 The Laurel

SUIT SELECT

足元はこの日もフローシャイム。

1970sの「ザ・ローレル」。素敵なやつですがやはり1960sと比べるとクオリティダウンは否めませんが、3Eウイズで羽根が閉じ気味なのがお気に入り。ネクタイは2プライスのスーツ屋のやつ。春にここの難波店で息子のスーツ買ったのですが、担当してくれた店員さんが流石に詳しく的確で、御洒落と値段はサービスは必ずしも比例しないと思った。僕のはそこのユーズドですが。

 

 

10/24 FRI

Allen Edmonds Walton

john varvatos

この日の足元はアレンのUチップ。

写ってませんが、タンクソール&ヒールを装着させたお気に入りです。ネクタイは「ジョンバルバトス」とかいうそうな。詳しいことは分かりませんが、ネイビーに同色で柄の入ったちょっと気障なやつです。そういうの好きです。

ということで、第3週は「エプロンフロントダービーWEEK」なのでした。米国靴5足でミッション☆コンプリート。

 

 

【第4週】

 

10/27 MON

Nettleton Black Algonquin

CHRISTIAN ORANI

足元はネトルトン。

zazaさんから譲り受けたのを履き下ろし。サイズ表記は【US10.5A】なのですが、全体的に小さめな造りのようで普通に履けてしまった。丸1日履いても疲れ知らず。めちゃ嬉しい。ネクタイはクリスチャンオラーニ、とのこと。詳しいことは知りませんが、素材感のある無地のネクタイは大好きです。

 

 

10/28 TUE

Allen Edmonds Seneca

Arran House

足元はアレンのアルゴンキン。

縦文字ロゴでそんな旧くはありませんが、アレンのペアは年代問わず安定のクオリティです。釘を一本も使わないことでごつくても柔らかな履き心地です。ネクタイは「エイボンハウス」と思ったらスペルが違った笑。こういう「なんちゃって××」なやつは洒落が効いてて好きです。ええ、なんでもええ。

 

 

10/29 WED

Johnston & Murphy Signature

TIE YOUE TIE

足元はコードバンのジョンマー。

リーガル製の所謂「ガルジョンマー」です。踵がリペアされてるのですが具合があまりよろしくない。なんだけど、黒のコードバンは貴重です。再リペアできないかと思案中。ネクタイは「タイユアタイ」のスフォデラート。柄がビジネスには不向きと思ったけど、黒のジャケットだとそれほどでもないかな。締め心地はグッドです。流石高級なやつですな。

 

 

10/30 THU

COMME des GARÇONS ALGONQUIN

John Confort

足元はギャルソンのVチップ。

履き口が狭く足首近くまで覆われるため、抜群のフィット感です。ALDENのVチップを買い直すまでの「つなぎ」と思ってましたが、なんのなんの、十分に素晴らしい。買い直すのはやめとこう。ネクタイは旧いジョンコンフォート。売りに出してたのですがこの日に登板させるため出品取りやめました。細身なナロータイもウールだと雰囲気いいかもね。と、思うのですがどうでしょう。

 

10/31 FRI

YANKO

Salvatore Piccolo

久々にヤンコ履いてみた。

このくらい明るい茶色って何に合わせればよいかいつも悩む。結局、ネクタイかジャケットを同色にするのが関の山で、大体いつもネクタイを同色にすることになる。ネクタイはサルバトーレ・ピッコロ、とかいうやつ。ナポリのファクトリーらしい。細身のスフォデラートですが、まあたまにはこんなのも悪くない。

第4週は、Uチップというか、エプロンフロントいうか、なんというべきか悩みましたが、SPLIT TOE DERBY WEEK、と呼ぶことにした。何がどう違うのか分かりませんが、

ミッション☆コンプリート。

 

 

☆★☆

 

 

その昔、仕事ではスーツが当たり前の時代、女性や家族から男性へのプレゼントに「ネクタイ」ということが多かったそうな。なるほど確かに、5千円~1万円程度のものが多くて、プレゼントとしては高すぎず安過ぎず程よい感じである。就職祝いや誕生日、父の日にネクタイを贈る。嬉しいけど、ちょっと困ったことも。なんせ、ネクタイは「好み」がありますもんね。

ネクタイ業界が堅調だった時代、モノづくりの視点は「実際に身に着ける男性の好み」だけでなく、「選ぶ側である女性に受けの良いデザイン」のネクタイを作る、なんこともあったようです。あ、それカワイイ。みたいな感じでしょうか。ですが、紺かグレーのスーツに、お堅い職場ではシャツは白で靴は黒。まあ、どんなネクタイでも無難にこなせるスタイルではあるものの、今思えばあまり面白くはないな。

その点、今は良いですね。スーツでもジャケパンでもオーケーだし、靴も下手すりゃスニーカーでもオーケーです。身に着けるものの選択肢が増えた分、どんなネクタイでも楽しく工夫して締めることができます。選択肢少ない方があれこれ考える必要がなくて良い。なんて考えもあるわけですが、まあ、折角ですから、あれこれ悩むことも含め楽しめたらよりベターではないかな。なんて風に思う次第です。

この2週間もそんな風に頭を悩ませながらネクタイを自分なりに楽しんだわけですが、

流石にこのネクタイは、、、

どう締めればよいか分からず出番はなし。ですが、買った責任がありますので、せめて一度くらいは締めねばなるまい。なるべく早く出番を作ろうと思いますが、悩むね。ライオンが大きく口を開け吠える様子はドジャースの山本投手ぽくもあるわけですが、そのネタで行くなら今週一杯が限度ですかね。まあ、焦らず、今シーズン中、来夏までになんとかがんばりましょう。

 

(おしまい)

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