こんにちは、ばしです。
土曜日のお昼過ぎ。
ピンポーン♬
と、荷物が届いた。
佐川でーす。
いつもの人ではなかったな。
チョキチョキ。
開けてみる。
じゃーん。
シューキーパーであります。
ホントはね、
ほんとは、シュー「ツリー」が好ましい。そうすなわち、「木製」が望ましいわけであります。形状は様々ありますが、登板後の靴にシューツリーを突っ込むことで、使用に伴う汗や湿気を吸い取ってくれて、型崩れはもちろんのこと、革の劣化防止にもなるし消臭にも役立つ。
なので、本来的には木製が望ましいわけですが、こと「型崩れ」という点では、プラスチック製であったとしても何も無いよりは遥かによいしそれなりに効果はある。
湿気を吸わないけれど、「ぴん」と伸ばした状態で丸2日放置して乾燥させたら、靴もきちんと「ぴん」と整う。で、効果はあるが高価ではない。経済的でもある。たまにはプラスチック製のシューキーパーも悪くないかもね・・・
などという考えで購入した訳ではない。
ではこれは何用かといいますと、
「売れた靴用」
なのであります。中古靴をメルカリに多数出品&販売してきた私ですが、ここ1~2年は、売れたら必ずこのプラ製のキーパーをつけて発送するようにしてます。理由は、購入してくれた方への「おまけ」「サービス」、ではない。そうではなくて、あくまでも「靴のため」であります。
革靴にはシューツリー、というのは個人的にはマストなわけですが(参考過去記事「絶対持つべきもの、シュートゥリー」)、中古靴を買ってくれた方が皆そうというわけではない。「シューキーパーなんて持ってません」という人も当然の如くいます。いや、ひょっとしたら持ってない人の方が多いかもしれない。
で、思うわけです。
シューツリーのない家庭にもらわれたりなんかしたらそりゃあもう不憫であります。考えただけでもゾッとします。折角の素敵な革靴も時間の経過とともに加速度的に傷む一方です。それが、貴重なビン靴だったりした日にゃあ、そりゃもう目も当てられません。
なもんで、大変僭越ですが、
「もしものときの靴のため」にシューキーパー、「持たざる人へ啓蒙のため」にシューキーパー、なのです。使ってみればその良さが、効果と必要性が分るはず。
今回も埼玉から。
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ええ、リピート購入です。今回で5度目?6度目?まあそんな感じ。プラスチックと針金だけの簡単な造りですが、モノはそれなりにしっかりとしていて侮れません。
そんなのが、5セットで税込み1681円。1セットあたり340円ほどと大変経済的です。たかだか340円で靴の皺が伸びて、寿命が格段に延びるわけですので、繰り返しになりますが、これはもうワタクシ的にはマストなのであります。
お盆休みの最終日に久々に何足か出品作業を行っておったのですが、その後シューキーパーのストックがないことに気づいた。で、早速メルカリでぽちっておいたところ、土曜日の昼過ぎに到着。で、まさにその2時間ほどあとのタイミングで1足売れた。
写真のこいつはFlorsheim 31884。
6月に保護してメンテして1度だけ履きました。で、予定通り転がしてみたところ1週間ほどで買い手がついた次第です。おお嬉しいな。さっそくキーパーを突っ込んで発送したわけですが、ひと工夫といいますか、届いたまんまでは使ってません。どういうことなのかご説明しますね。
まずは届いた状態。
針金部分が凸型に折れ曲がってます。
この状態で靴に入れようとすると大変入れづらいです。
こんな風に入れてる最中に先の黒いパーツが外れたりすることもしばしば。巧く収めるにはそれなりにコツがいるみたいで、この手のギヤを使い慣れていない人には面倒な作業かもしれないと思えた。なのですが、この針金を裏返して装着するだけで作業性がずっとよくなる。
判りますでしょうか。向かって奥が届いた状態。手前が、一旦外して裏返して装着した状態です。凸だったのが凹になっている。
横から。こうすれば違いは一目瞭然です。
針金がこの向きだと、靴への着脱が断然簡単になる。いやほんとに、購入した当初は結構難儀したのがウソのように、向きを変えただけでそのようなことがなくなりました。
本来の向きではないのかもしれないけれど、ひょっとしたら靴の中ではデフォルトの向きが効果的との設計なのかもしれないけれど、パーツが簡単に外れてしまって使いづらい、結局使われない、なんてことになったら身も蓋もありません。
ということでこのような使い方をしております。
本来であればシューツリーをおまけしたいところではありますが、売値が5,6千円の靴に数千円もするおまけは流石に厳しいです。数百円ならば負担にもならないし、いいことした気分にもなれるし、ベリーグッドであります。
ところで、メルカリで売れた靴の発送手順ですが、私の場合、こんなです。
まず、出荷の前に、簡単にですが一通りケアを施す。といっても、アッパーに化粧はしない。コロニル1909ニュートラルを入れてさっと仕上げる。
アウトソールはそれなりに手を掛けます。
ホコリを拭って、クリームを入れて、ワックスを入れる。理由は、届いて開梱してその場で試着ができるように。屋内でカーペットやフローリングで試し履きしても汚さない、傷つけない、その程度の状態にしておく。なぜなら、僕自身が購入時にそうしたいから。
己の欲せざるところ人に施すこと勿れ。ってやつです。あ、いや、ちょっと違うかな。ですが、皆が互いにそのような気持ちでいられたら、地球人類の争いごとも少しは減るかもしれない。そのような壮大な期待を胸にアウトソールを磨くっ。
次いで、プチプチでしっかりと包む。
メルカリを始めてから随分経ちますが、当初からずっとこのやり方。家内からは「そこまで手を掛ける必要ないんじゃない?」と言われたりもしましたがこのスタイルです。
理由は、「靴のため」ではない。「購入者のため」でもない。いや、それもあるのですが、一番の理由は「自分のため」。すなわち「リピート購入してほしいから」であります。
商売においては顧客満足を越えて顧客ロイヤルティを得ることが極めて重要であります。なぜなら、新規顧客からの受注獲得には既顧客からのそれよりも遥かに手間とコストがかかるのであります。
実際、このスタイルでやってますと結構喜んでもらえるみたいで、何足もリピート購入頂いたり、なんてこともあったりしてます。なもんで、これからもこのスタイルで行こうと心に決めておる次第です。
靴同士が直接ぶつからないように包んだら、
ダンボール箱に入れ、「達者でな、次の持ち主に大切に履いてもらえよ」と声を掛け、封をしたら梱包作業完了です。
届いたその日に5ペアが4ペアになった。
君らも早く旅立ち給え。
(おしまい)





















