転がってクレマン

こんにちは、ばしです。

 

先週からリユースショップ巡りを再開。

半月ぶりです。こんなに休んだのは始めてかも。

リサイクルショップは私の古靴漁りの主戦場です。

いつもガンガンに拾ってきてますので、どうやってそんな次々と掘り出し物を見つけてくるのか、と思われる向きもあるようです。

なもんで、今回は私の古靴漁りの活動実態を少しばかりご紹介してみたいと思います。

皆さんの参考になりますれば幸いです。

 

 

私のリサイクルショップ巡りな日常

こまめに覗くお店は結構たくさんあります。

(1)会社から自宅までの帰り道に7軒。週に2~3度は車で巡回します。

(2)良く訪問する取引先の近所に3軒。週に1度程度の頻度。

(3)加えて週末ごとに出向く先が5軒。基本毎週。

(4)その他、月1程度出向く先が6軒。

(5)ほかにも年に数度がわらわらと笑。

 

たまに訪問するJAMさん、FLAGさん、ODDMENT STOREさんなどのビンテージショップは別扱いで含みません。

(1)~(5)すべてリサイクル系のお店で、(1)(2)(3)は、セカストかトレファクのいずれか。

で、メインの(1)~(4)を合計しますと、21軒を4週でのべ94軒。1日平均3軒訪問です。こまめというか、暇人というか笑。ただ、靴を見るだけなので、滞在時間は5分~10程度と僅かです。

で、今年これまでに買ったのが90足。ネットで16足に、足で稼いだのが74足。ということは、

【94軒 × 11カ月 ÷ 74足=13.97件】

14軒訪問で1足購入ということになります。5日に1足の計算です。で、拾い物に遭遇することが多いのが、(1)の週2回以上で訪問する7軒です。

その7軒が他と比べて特に靴の品揃えが優れている、ということではないように思います。まあ、確かに立地によって品揃えに傾向があるにはあります。季節やタイミングもあるでしょう。このあたりの話は長くなるのでまた別の機会に。

で、要因は様々あれど、単に足を運ぶ頻度が多ければ多いほど、出会いの機会も多く、取りこぼしが少なくて済む、のだと思います。

出会いの質の向上を求めるなら、圧倒的な量の確保が不可欠ということかと思います。

 

ただ、滅茶苦茶沢山の店を巡っても、それが月に1~2回の頻度であれば成果はあまり見込めません。訪問から次の訪問までの間に入荷され棚に並んだ掘り出し物。目ざといどこかの誰かがすでに持ち帰っている、ということも考えられます。私みたいな奴は少なからずいます。

そもそも、掘り出し物の商品が2週間も3週間も売れないまま棚に鎮座していることを期待する方がナンセンスです。掘り出し物は、足も速い。だって、掘り出しものですもの。きっと、棚に並んですぐに売れてしまう。せいぜい長くて1週間程度。そんなものではないでしょうか。

 

 

定店観測

もし貴方が、リユースショップ巡りで私のような出会いが少ないとお嘆きな場合は、あれこれ手を広げず、定【店】観測、絞り込んだお店数軒に、最低でも週に2~3度の頻度で通われることをお勧めします。

なぜなら、「ない」のではなく、貴方が気づいていないだけで、知らないうちに、他の人に掻っ攫われている可能性があるからです。

まあ、ロゴが擦り切れていてもどこのものか分かる、今は存在しないビンテージのメーカーを知っている、など、ある程度の目利きができることが前提にはなりますが、著名なやつでもお安いやつがたまにあったりもします。

もし、週末ごとに6軒の店を巡っているのであれば、そのうちの2軒については平日にも週2回、足を運びましょう。場合によっては他の4軒はなくてもいい。絞り込んだ店に平日2回と週末1回。中1日もしくは中2日です。のべで同じ週6軒です。

そんなに通えない、仕事が遅くて店が閉まってる、との声も聞こえてきそうです。が、職場近く、自宅近く、もしくは通勤路、を探してみてください。1軒か2軒、候補となるお店があるでのではないでしょうか。

そこに週2か週3で通う。と言っても、靴コーナーをぐるりと巡回するだけです。職場近くの店なら、昼休みでも可能です。

で、そのくらいの頻度で通ってますと、置いてある靴と顔なじみになり、あ、あいついなくなった、とか、お、こいつ値段下げられてるな、なんてことにまで気づくようになります。

当然、ニューカマーがいればすぐに目につきます。気にに行ってそれを買うもよし。マイサイズでなければ、そいつのその後がどうなるのかを継続的にフォローしましょう。

で、そんな風に数ヶ月過ごせば、その店が本当に拾いものが少ない店なのか、知らぬ間に取りこぼしてしまっていただけなのか、正しい評価が下せるでしょう。

すでに頻繁に足を運んでいて成果ゼロな場合は、そもそもその店のポテンシャルが低いのかも。通う店を替えましょう。

 

・・・この2年、そんな風に過ごしてきた私の2週間ぶりの古靴漁り。

間が空いてしまってます。期待と不安を胸に、会社帰りの帰り道。それぞれ別の日に、異なる3軒のお店で7足ゲットしました。

こいつら。

おお、なかなかに大漁です。久々にしてはラッキーでした。足を運ぶのが1週間遅れていたら、きっと何足かは他の人に持ち帰られていたことでしょう。偶々(たまたま)、と言えるでしょう。

7足中2足はマイサイズ。他5足は旅立たせるやつです。がっつりメンテしないといけないカビ臭い奴もいて、とりあえずコンディショングッドな奴を右から左で転がしました。

こいつ。

 

KLEMAN PADRE

 

・SIZE40
・黒のチロリアンシューズ
・Made in France

最近良く見かけるクレマン。私が若い頃にはありませんでした。こんなブランドらしい。

『クレマン』は、フランスで1946年に創業したシューズメーカーであるクレオン社が手がけるシューズブランド。ミリタリースペックの基準をクリアした実用性に加えて、フランス製ならではの端正でシンプルなデザインと上質な素材感が、多くの人々に評価されてきました。『クレマン』の革靴は、その履き心地の良さも選ばれる重要なポイントです。

https://mens.tasclap.jp/a2511から参照させて頂きました)

チロリアン以外も見かけますが、チロリアンが一番いい雰囲気かも。ハラコ仕様のものも何度か見かけたことがあります。

こいつ、ベーリーベリーミントコンディションでしたが、なぜか激烈にお安かった。私には若干小さいのですが、転がすべく持ち帰ってきました。

儀式です。

必要あるのか疑問ですが、軽くメンテしてみました。

いつも通り、左から。

 

 

ステインリムーバー

基本的に数度履き程度のミント品です。汚れはほとんどなし。

 

リッチデリケートクリーム

おまじないみたいなもんですね。間違いなしなやつで念のための保湿です。

 

コロニル1909シュプリームクリームデラックス

必要性の有無は別にして、きっとこいつにとっては初コロニルでしょう。

右も仕上げてビフォーアフター。

 

 

まあ、少しは引き締まったのでしょうか。微妙に乾いてた状態からしっかり栄養補給されて黒さが増したような。ま、五十歩百歩ですが。

だって、ほとんど傷んでないし。

フットプリントもなし。

 

トゥもヒールも削れはほとんどなし。

ソールの泥をぬぐったら、もう、ほとんど新品もどきです。

こりゃ売れるだろう。と、定価の半額ほどで売り出しましたところ、まあ、なんということでしょう、ソッコー買い手がつきました。

我が家での滞在期間1週間。出品後わずか1日で旅立っていったフランス野郎。

チロリアン、1足も持ってませんが、なかなかいいですね。

マイサイズの欲しいな。ウサギかアザラシのハラコがいいな。

できればパラブーツで。

 

とはいえ、クレマン。

思い通りに転がってクレマンした。

感謝です。

メルシー僕~。

 

まあ、そんな感じ。

 

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