ゆく靴くる靴(2022年12月&2022年の総括)

こんにちは、ばしです。

 

今日で1月も終わり。

今年も1か月が過ぎ去ろうとしています。早いもんですね。で、昨年12月の振り返りをすっかり忘れておりました。まあね、厳密には忘れていたわけではないのですが、12月に購入したペアの個別の紹介もほとんどできていなかったり、1年を振り返りもろもろ検討したいこともあったりで、ずるずると今日にまでなってしまいました。

 

明日から2月です。

1月の振り返りもしないといけないし、流石に2022年を締めくくっておかねばまずいな。てなことで、今回は「ゆく靴くる靴」。昨年12月単月と、昨年2022年の振り返りです。合わせて、あらためて今年の方針などもあらためて検討しておこうと思います。

てなことで、早速振り返ってみましょう。

 

 

うーむ。

結構とんでもないことになりました。我ながらもう無茶苦茶ですね。目標は完全に未達成です。掲げた意味がないほどに未達です。ま、そんなときもあるよね。12月単月としては収支はマイナスながらもごく僅です。11足買いましたが、@1500円ほどなんですよね。遊びすぎたか。

まずは12月の内訳から確認していきましょう。
いつも通り、まずは売りから。

 

【旅立った靴その①】Dynamite Joe のブラインドブローグ

家内か娘にと拾ってきた本格靴でしたが、サイズが思ったより小さかったようです。インスタでつながってるNさんが履いてみたいとのこと。いやあ、だいぶ小さめですよ、流石に無理かも、と思ったけど、女性の中でも小さめの彼女の足にちょうどだったみたいです。久々の相対取引で、かつ、とても楽しいやりとりでした。ありがとうございます。

 

【旅立った靴その②】GRENSON G2 ダブルモンク

こいつもやや小さめ。ユニセックスなサイズのグレンソンです。G2は同社のカジュアルラインらしい。転がす専用で拾ってきて、予定通り旅立ちました。同じスタイルでも小さめサイズの方が、ぎゅっと「塊(かたまり)感」があって素敵だなといつも思う私です。

 

【旅立った靴その③】Dr.Martens LOUIS

着脱しやすそうで年寄り向きか、と、父に買ってきた中古のマーチンでしたが、彼の足元では出番がないまま旅立ちました。その後しばらく私が履いてたのですが、結局親父は一度も履いてないし、形見的なモノでもない。僕もマーチンばかりそんな沢山いらない。ということで、こいつも旅立たせました。ま、親父にはチョイスが若すぎたな笑。

 

【旅立った靴その④】Alfred Sargent for DAKS

ダックスといえばカナダ靴を想像してしまう私ですが、これは英国アパレル「DAKS」向けのサージェントのペア。我が家での滞在期間は3年半。その間に出番は数度でした。元値はそんな安くはなかったんで、手数料送料差し引きますと数千円の赤字ですが、メルカリで私のリピーターさんの方の足元に旅立ちました。今回で多分7足目くらいです。いつもありがとうございます。いい靴なんで、きっと活躍してくれていることと思います。

 

【旅立った靴その⑤】Hush Puppies のサドルシューズ

黒のコンビのハッシュパピー。
状態も履き心地もすごい素敵なペアだったのですが、休日用の靴ってほんとに出番が少ないんですよね。オーツカメイドのハッシュパピーはいまだにファンの方がおられる(※今はもう大塚では作られていない)ようなので、どなたかお好きな方に履いてもらおうとさよならしました。牛丼単品1杯分だけ儲かりました。ご馳走様でした。

 

以上、売りの5足。
どれも素敵なペアでした。
トータルでちょびっとだけ儲かりました。

さて、買いの11足です。
ブログどころかインスタにすらアップできてないやつも結構います。多過ぎて気が引ける・・・。

 

 

【拾ってきた靴その①】GRENSON G2 ダブルモンク

すみません、さっきも登場したやつです。何分転がす専用で、出品後1週間以内には旅立たせる、ということを目標にしてます。当月拾って当月転がす。理想的なやつです。いいやつです。でした。

 

【拾ってきた靴その②】glabella グラベラ

雨の日用のセンターシームなやつ。1000円でおつりなやつ、一度だけ履きました。まあね、こんなやつもあっていいでしょう。私はこのセンターシームのデザインが大のお気に入りです。アッパーは合皮ですので、ボロくならぬよう大事に履きます。

 

【拾ってきた靴その③】PLATIC SERVICE SHOES

仏軍モノです。サイズ37。そう、レディスです。家内か娘が履くかもと拾ってきた、かなりイケてる本格派です。ソールをDIYでリペア予定です。そろそろ手入れせねばなりません。サイズ、大丈夫なのでしょうか!?詳しくは2月中にはご紹介。

 

【拾ってきた靴その④】madras EXTRA

近所のセカストでゲットしたジャパンビンテージ、と言っていいのかな。大変大変上質なペアです。先日メンテしましたので、近々ご紹介です。

 

【拾ってきた靴その⑤】TOKIO by DOMON のポストマン

トキオクマガイのペア。ダブルジッパーです。希少で貴重でマイサイズなearly1980s。履き心地もいうことなし。いい買い物できました。うひひ。

 

【拾ってきた靴その⑥】OPELKA CLASICC

メルカリで、安かったもんで、ほぼ衝動買い。セラー曰く、クロコの型押しとのことですが「実はリアルエキゾチックだったりして??」、と、思っけどやはり型押しでした。当たり前か笑。とはいえ、2000円です、オペルカ青山です、今は亡きジャパニーズメイカーです。ほんの少しだけ大きめサイズにつき、中敷き入れるか、アッパーを熱で縮めます。そのうちメンテしてご紹介です。

 

【拾ってきた靴その⑦】Walk Over ホワイトバックス

近所のトレファクに長らく鎮座していたメイドインUSA。最終的に赤札となり、不憫なもんで連れて帰ってきました。ややシミ汚れあり。どのようにメンテするか思案中です。春までにはメンテしてご紹介。

 

【拾ってきた靴その⑧】旧いJARMANのキャップトゥ

ソールの意匠が素敵なジャーマン。おそらく1980sの千代田製靴製のペアです。まだ履き下ろしてません。ソールもヒールもきれいで、履くのもったいなくて。もうしばらくは眺める専用です。

 

【拾ってきた靴その⑨】BASS のローファー ”LEWIS”

ミントコンディションのバス。転がす専用です。正月にメンテして出品して、今はもう手元にありません。割と希少なモデルのようです。安く転がしすぎたかな。まあ、そんなこともあります。

 

【拾ってきた靴その⑩】 LUDWIG REITER

おんぼろいのを拾ってきてプロにリペアしてもらいました。最近こいつばかり眺めては愛でてます。

 

【拾ってきた靴その⑪】銀座ワシントンのブラインドブローグ

年末に拾ってきた転がす専用のペアなのですが、すみません、写真ありません。ええ、靴自体をどこかにしまい込んでしまったようで見当たらない。まあ、多分そのうち出てくるでしょう。

 

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【2022年の総括】

 

再掲。

総括も何も、ねぇ・・・。

見たまんまです。増えました。増え過ぎました。ですが、家内に娘のペアもあるし、転がす予定で購入したものもありますし・・・。年間収支は真っ赤です。月平均7500円くらいでしょうか。ですが、昨年は5月下旬に酒もやめましたので、酒代が減った分、お小遣いの範囲で済んでいるかとは思います。そして何より、昨年も相当に楽しく遊ばさせていただきました。靴の神様に感謝です。

 

さて、経年ではどんなか見てみましょう。

増えました。増えましたが、明確に傾向があります。

まず、2022年と2021年の比較。
2021年は「10足減」なのに収支のマイナス額は2022年とほぼ同じです。2022年は74足買いましたが、全般的にお安く買ったことと、「転がす専用」と明確に設定して確実に利益を確保したことが功を奏したのではないか。

また、2020年との比較においては、買いがどちらも「74足」に対して売りは2020年の方が多いのに、収支のマイナス幅は2022年の方が小さい。効率よく買って効率よく売れた、ということかと思います。

その前年、2019年は買いが「97足」・・・、え??そんな買ったっけ?すみません、多すぎて、もう何が何やらあまり覚えてません汗。

で、振り返ってみますに、この4年で85足増えたわけですが、これらをすべて平均4400円で転がしたら収支はほぼゼロとなります。過去4年の平均売価がいくらなのかはナイショですが、もし売れたら実際には収支はそれなりのプラスになるかと思われます。売れば、ね。まあ、売らないんですけどね。

 

 

【2023年の方針】

「あれこれ履いて靴代ゼロ」を標ぼうしているわけですが、先ほどの経年の推移のとおり、ここ数年を見る限りキャッシュフローはマイナスです。ですが、増えまくった手持ちの靴を売りさえすれば「あれこれ履いて靴代ゼロ」にはなることは確実です。

ただ、すべてを売っ払って実現してもあまり意味もないし、そもそもそんな気もない。そんな中で、今年も今まで通りの活動で、今まで通り「売った」「買った」「増えた儲けた」と数えていて何か意味があるのだろうか。そんな気がしてきました。根が飽き性な私です。変化が欲しい。というわけで、今年は例年に加えて以下の2つをテーマとして掲げてます。

 

一つは、
「リペアが必要な貴重なやつを拾ってきて修理して履く」というのものです。修理は費用を投じてプロにお願いします。

もう一つは、
「ジャパンビンテージへの注力」です。特に、バブル期以前の1980s頃の日本製もしくは日本ブランドの質の高いやつを狙います。

当然マイサイズであることが望ましいわけですが、必ずしもそうでなくとも構わない。ただし「転がして儲ける」ことが目的ではありません。「貴重なビンテージの保護」との視点からの活動となります。

一方、自分で履く用のビンテージなどはこれまで通り楽しみながら、マイサイズでないやつは転がすっ。とはいえ、「転がす専用」のペアも、その儲けで別のペアを買うというよりは「修理代を稼ぐこと」が主な目的になりそうです。

なので、これまでのように「買った」「売った」「いくら増えた・減った」だけでなく、「どんな靴を保護したか」「何足修理したか」という視点が新たに加わることになる。

さて、そんな中で日々の活動内容の何をどのように管理していくのがよいのか。今までのままでいい?何か変える?どう変える?変えない?

このあたりにつきましてはまだ決めかねてます。

・今まで通り楽しみながら
・修理代を稼ぎながら
・希少なやつらを保護する

これらをどのように両立していけばよいのでしょう。その上で何をKPIとして設定・管理すればよいか(←オオゲサ)。ま、とりあえず2月中には具体化させて、今年1月の振り返りのタイミングから反映していきたいと思ってます。

これまで通り月に1度?四半期に1度で十分?そんなことすら定かではないのですが、まあね、たかがオッサンの趣味の話です。きちんとはしときたいけどあまり面倒なのはいやだな。

 

気軽に気楽にいきましょう。

 

(おしまい)

 

 

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