ゆくくる修理(2023年4月)

こんにちは、ばしです。

 

今回は4月の振り返りです。

正直、あまり気が進まないのですが、
いずれやらねばならない、
避けては通れないことです。
ま、しゃあないです。

早速。こんな感じ。

 

 

僕は頑張ってるんですけどね。

ええ、がんばっているのですが、マーケットがね。売りの方が動きが鈍いんですよね。確かに、積極的に、必死になって出品活動等を行っていたわけではないです。特に、4月半ば以降はネクタイ自作の準備に頭がいっぱいでしたので、新規出品等もほぼゼロでした。なのですが、それにしても、ねえ。

ま、しゃあないです。
個別の振り返り、いってみましょう。
いつも通り、まずは「売り」から。

 

 

【旅立った靴その①】ワシントン銀座 オペラパンプス

銀座ワシントンのペア。だけどイタリア製。

タキシードの足元にはこれ。

パテントレザーのオペラパンプスです。3月末に拾ってきて、メンテして出品したらすぐに旅立っていきました。ニーズのある人は少ないでしょうが、球数もまた少ないオペラパンプス。程度も良好だし、買い手がすぐ着くだろう、との見立て通りでした。メンテ代ゲットしました笑。

さて、売りは以上1足のみ。
さ、さ、寂しいですな。

よし、景気よく、買いの6足行ってみましょう。

 

【拾ってきたその①】REGAL American Classic 2238

1989-1990頃のリーガルのローファー。
近所のトレファクで拾ってきました。

私には小さいんで転がすつもりなのですが、いろいろ忙しくて。
今月~来月には出品します。

 

【拾ってきたその②】Common Projects コモンプロジェクト

ヒールジップのレザースニーカー。
ユニセックスなサイズです。

娘には少し大きい。なもんで、キレイにして、転がすべく出品中ですが、予想に反してなかなか買い手がつきません。値決めが高すぎるのかな。どのように始末するか、検討中です。いい靴なんで、売れるのは間違いないし、あわてない、あわてない。

 

【拾ってきたその③】ワンコイン Florsheim

リユースショップで遭遇。
別にこのペアが欲しかったわけではないんですけどね。

まあ、フローシャイムがワンコインでお釣りなら、ビン靴フリークとしては救出しないわけにはいきません。現在鋭意メンテナンス中です。近々詳細ご紹介予定。

 

【拾ってきたその④】Crockett&Jones CHERTSEY

ポールスチュアート名義のクロケット。
息子の足元にと拾ってきました。

綺麗に丸洗いして、専用箱に入れて、秋が来るのを待っています。
息子の足に合わない場合は私が履くつもりですが、多分サイズはOKなはず。たぶん私のところにには回ってこなさそうです。

 

【拾ってきたその⑤】マーチン・ギブソン

右が1号で、左が今回の2号です。
これも息子用。

1号がかなりぼろくなってきたので、
手頃なのを見かけて拾ってきました。
程度はグッドですが今回もユーズド。
新品が欲しいときは自分で買ってね。

 

【拾ってきたその⑥】REGAL East Coast Collection

5足目のイーストコーストコレクション。
自分用です。

ノルウィージャン製法のロングウイング。
リーガルさんのLWBはこれで打ち止めのつもりですが、トリを取るにふさわしいペアです。近々、「リーガルWEEK」をやってみて履き下ろす予定です。楽しみ。

以上、買いの6足でした。

 

 

【修理してもらった】

4月はゼロ。
予定通りでした。

 

 

 

【総括】

 

「買い」は6足。

ですが、うち2足は息子用、1足はレディス、1足は転がす用、1足は史料としてのワンコインなやつ。なので、純然たる自分用は1足だけです。最近あまり物欲がないです。いや、まあ、あるにはあるのですが、まだまだ円安で海外モノは割高だし、リユースショップでの掘り出し物もあまりない。

そもそも、以前ほどがつがつと巡り漁っているわけでもない。GWに家内と奈良に行ったのですが、以前なら「帰り道にセカスト1軒だけ」てな感じで覗いてましたが、今回はそれもなしです。なんか、素敵な掘り出し物に出会える予感がしない今日この頃です。

「売り」は1足だけ。

こちらもあまり意欲的・積極的ではありません。売り出さないといけない靴は他にもあるのですが、まあ、そんな焦らなくてもいいかな、と。売らないことには収支が改善しようもないことも理解しているのですが、意欲が、景気よく売れていくイメージが、イマイチ湧いてこない。

 

これは私だけなのでしょうか?

思いますに、コロナ禍が一段落し、マスクも任意となり、扱いそのものが5類へと移行した4月から5月にかけて、世間の多くの方々の興味関心は「モノ」から「コト」に移行したのではないかなんて風にも思えます。私自身もそうですし。

ステイホーム。

懐かしい響きです。自宅で過ごす上で暇つぶしになればと「米国ビンテージ靴のススメ」なんていうシリーズ物の記事を書いたりしましたが、思えばあれも3年前のGWでした。我々はあの時以来、長きに亘り多くのことを我慢してきました。折角ようやく長いトンネルから抜け出したわけですから、多くの方々にとっては古靴に構ってる時間なんてきっとないのでしょう。

 

そう、何事にも「時」があります。

魚のいない場所で釣り糸を垂れても釣果は見込めません。6月半ばころまで、あと1ヶ月ほどはそんな状況が続くのではないと予想してます。事態がまた動き出すのは、6月のボーナスシーズン以降ではないかな。それまでは焦らずのんびりしとこう。当たらずも遠からずか、あるいはまったくの的外れの見立てかもしれませんが、そんな風に思っておいた方が精神衛生上も健全です。

 

ただ、困ったことに6月はイベントがあります。

そう、私の五十数回目のバースデイです!
このブログを始めたときはまだ四十代だったのに、時の経つのは・・・、まあ、早いとも遅いとも思いません。普通かな。そんな自分へのプレゼント。今年は何にしようかな。じっくり考えよう、楽しみ。ぐふふ。って、実はすでに太平洋を渡りつつあったりするんですけどね。そろそろ届くかな。気分は洋上!懲りない男であります。

ま、しゃあないです。
僕は悪くはない。悪いのは靴の方です。
素敵で、魅力的で、だからこうなる。

 

僕は悪くない。

 

(おしまい)

 

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