家内にバンダナマーチン

こんにちは、ばしです。

 

いつも思うわけです。

「なぜ?」と思う。そう考えるように意識している。トヨタ生産方式によると「なぜ?」は5回繰り返すのが良いそうな。まあ、5回とまでは言いませんが、確かにそれは重要です。なぜそうなのか。そうすべき理由は何か。と、自らに問いかける。

なぜ現状のままではいけないのか。今まで通りではダメな理由は何か。それは、今は良くとも先々に「カクガクシカジカ・・・」といった影響があるから。放置していたら時間の経過とともに発生・顕在化するリスクが内包されているから、なのです。おお、なるほどね。先手必勝というわけね。

 

で、思うわけです。

最近またちょろちょろ買っておりますが、「俺のばっかりでいいのだろうか」と。息子も娘も家を出ましたので、自分以外で買うとすれば家内の靴。女性の靴の好みはなかなかに難しいわけですが、とはいえ、自分のものばかり買ってるのはよろしくはない。なぜなら、

「また靴買うたんか」
「足、何本あるねん!?」
「あんたはタコか?イカか!」

となる。そのまま続けたらホントにタコかイカになっちゃうかもしれない。で、さらに度が過ぎると「こんな靴屋敷、出てってやるっ」とならないとも限りません。そう。貴重な古靴を救出し続ける善行は時に自分の立場を危うくすることにもつながりかねないのです。

 

なもんで、最近はまたちょろちょろと家内の靴も買っております。ふたりで一緒にタコかイカになろうぜ。とばかりに、先日はアルフレッドサージェントのホワイトバックスを拾ってきたわけですが、

「要らん」
「履かへん」

とのこと。彼女の好みではなかったみたい。ああ。そうなのね。とてもいい靴なんだけどね。やむなし。ですが、そう言われたら意地でも「ありがとう」と言わせたい。そしてそれは自分のためでもあるのです。

 

こいつで言わせてみよう。

わお、ベリーキュートです。

白地に黒で地模様。バンダナ風の模様です。で、見慣れた黄色ステッチとソックシートにはロゴがちらりと。

 

 

Dr.Martens

そう、お気づきの通り、マーチンであります。

ソールも大変キレイです。
ええ、私のなら何でも良いのですが、家内のですからね。

新品ではないのですが、ミントコンディションでないと。

サイズはUK4。品番は「1461」。定番の3アイレットのモデルです。

マーチンにはこの手の変わり種があるわけですが、こいつは一目見て気に入ってしまった。メルカリで見つけたのですが、家内に見せたらまんざらでもなさそう。サイズが合わなきゃ転がすまでよ。とのことでぽちった次第です。

コンディション良好ではありますが、儀式です。
左右とも同時に進めます。

 

 

LEXOL

まあ、汚れはほとんどないのですが、

念のため。
と、思ってたのですが、

左側。少し黄みがかってるな。

 

 

RenoMat リムーバー

強烈リムーバー投入。黒い模様に触れぬよう、ウエスに浸した指先でコリコリと撫でるように擦る。

うーむ、どうでしょう。少しだけマシになったような。けどまあ、遠目では分かりづらいし、汚れか変色かもわからないし、無理は禁物このままで。

全体的に撫でるように軽く拭っておいた。

さて、これで十分なような気もするのですが、家内曰く「少し硬そう」とのこと。そりゃね、履きこまれてないしね。とはいえ、柔らかくできるならその方が良いわな。

そうなるかどうか、やってみないと分かりませんがやってみましょう。

 

 

マスタングペースト

馬油です。浸透力抜群です。

無色だから、

白地のアッパーにも心置きなく塗り込める。
たっぷり塗り込んで1週間ほど浸透させてみた。

 

 

☆★☆★☆★☆

 

 

さて、1週間後。

昨日の様子です。

見た目には変化なし。ですが、屈曲部はマスタングペーストが浸透しているようでした。

分かりづらいですが、踵周りは表面にマスタングペーストの層らしきものがうっすら残ってます。あまり浸透しなかったみたい。まあ、ノーダメージだし、旧いモノでもないし。

さて、仕上げましょう。

 

LEXOL

クリーナーで表面に残ったオイルクリームを除去します。

もうね、見た目にはさっぱりわからん。

 

コロニル1909(ニュートラル)

いつものクリームで仕上げ。
これにてメンテ完了。

 

【BEFORE】

【AFTER】

シューツリーの有無以外見た目には変化なし。

 

【BEFORE】

【AFTER】

黄色っぽいのも変化なし。汚れではなく日焼けによる変色などといった類のもののように思える。

まあ、遠目で見る分にはそうとは分からな・・・、い、と思う。実は、家内からはマーチンが1足欲しいと言われてたんですよね。どんなのかといいますと、

スリムなソールとアッパー全体に施された変則的なブローグ。こいつ、一昨年の娘への誕プレだったのですが(過去記事こちら)、

家内も気に入っていたらしくちょこちょこと借りては履いていたようなんですよね。娘が嫁ぐ際に持ってってしまったので借りて履けないわけです。このブローグが良いのかなと思っていたのですが、どうやらスリムなのが良いのかもしれない。といいますのは、

右の黒が家内のマーチンです。履き口にクッションタイプ。履きやすいのでしょうが、ごついです。

サイズはどちらもUK4。ほ、ほんまかいなと思えるほどに見た目の印象が異なる。5穴の黒はこれはこれで可愛いのですが、少し子供っぽいかもしれません。やはり「しゅっ」としてるのが素敵なのかもね。

早速履かせてみた。

おお、素敵ですね。

素敵な君に良く似合うよ。で、気に入ってくれたみたいです。ただ、履き口が踝(くるぶし)にあたるみたいです。踵だけ厚手の中敷きを作成してくれ、とのこと。おー、ラジャーです。

ということで、この日は試し履きだけ。本格的な出番は中敷きを作成し次第、となりました。よし。どうせなら早い方が良いね。今日午後からさっそく作業しよう。とりあえず、今しばらくはヒトのままでいれそうです。グッジョブ、俺。

 

しかしまあ、あれですね。

この手の変わり種マーチンって素敵なやつが多いですよね。厳密には「素敵なマーチン」なのか「マーチンだから素敵」なのか、どちらなのかはよくワカラナイ。まあどっちでも良いわけですが、

「マーチンだから変わり種でも気軽に履ける」

とは言えそうです。今回みたいな靴、普通ならなかなか手が出しづらいですが、それがドクターマーチンということなら履いてみたくもなるってもんです。

あのう、すみません、これのメンズってありますか? いや、ペアルックはやり過ぎかもな。できれば反転させて「黒地に白」なんてのが希望です。

 

探してみよう。

(おしまい)

 

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