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よく履いた靴ランキング(2022年)

こんにちは、ばしです。

 

今年も残すところあと2日。

いよいよ、年の瀬も押しに押し迫って参りました。

昨日から年末年始の休みに入りましたが、流石に「休日は靴メンテ」というわけにはいきません。年越しの準備をせねば。なもんで、嗚呼神様、12月に拾ってきた靴はもちろん、11月に拾ってきた靴も一部ご紹介できぬまま年を越してしまうことをお許しください。

今回が今年最後の更新です。

で、1年の最後の更新は「これ」と決めている「よく履いた靴ランキング」。今年で3回目となります。このために毎日インスタを更新しているわけですが、年末に365日分遡ってカウントするのは大変です。なもんで、昨年から上期時点で一旦集計することにしました。今回も下半期分をカウントの上、通期でのランキングを集計した次第です。

さて、

毎年こんなことやって何か意味があるのかと自分でも思うのですが、長く続けることで見えてくることがあるかもしれない。トータルで5年、再来年までは継続しよう。で、3年目となる今年のランキングの前に、過去2年の状況を振り返っておこうと思います。

上位の顔ぶれ、こんなでした。

 

(登板回数ランキング2021&20)

 

2年続けて「アレン・ディクソン」が首位でした。

まあね、私をこの古靴の世界へと誘った張本「靴」であり一番の相棒ですので、さもありなん、といった感じです。それを「ナナハンマーチン」が肉薄してきた、との構図です。

ブランド別の過去2年ランキングの状況については詳しくは割愛しますが、アレンがトップで、続くフローシャイム・チャーチ・ダックス・マーチンで上位5ブランド、との傾向でした。今年は何か大きな変動があるのでしょうか。振り返ってみましょう。

まずはブランド別のランキングから。

 

 

(1)ブランド別ランキング

 

昨日「12月29日」時点の集計です。残る2日はランキングに影響のない靴を履きますので、今年はこれで確定。

上位5ブランドは同じ顔触れです。マーチンが躍進しましたのは、UKマーチンを追加で購入したことと、息子のマーチンをちょこちょこ履いたことが理由です。で、続く6~10位には変動が。

」の2つ。

一つ目がマイヤー。圏外からランクインです。今年だけで3足購入しました。そりゃ増えますわな(それぞれの記事一覧)。

二つ目はGUCCIは、茶のビットローファーに加え黒も購入しました。また、オールドグッチのネクタイを集め出したこともあり(過去記事)、足元も何かとグッチに関心が向きました。

 

ちなみに、昨年までは全ブランドのランキングだったのですが、今年から通期で「5回」未満は割愛です。理由は、そもそもの数が多すぎて数えるのが面倒な上に、一度も履いてない靴をピックアップして集計するのは大変だから。「履かなかった靴ランキング」ではありません。同じ理由により、個別のランキングも上位のみとさせて頂きました。

 

 

(2)個別ランキング

今年は年間登板回数5回以上の上位21足のご紹介です。それ以下は割愛させて頂きます。いつも通り、上位ランクから、早速の発表です。

 

【第1位】Dr.Martens UK7.5(4+7=11回)

おお、ついに1位を奪取しました。

ハーフサイズがあった時代のUKマーチン。ジャストマイサイズのこいつ、週末ごとに下駄替わりについつい手が足が伸びてしまいます。少し休ませようと別のを買ったのですが、結局売っ払ってしまいました。僕のマーチンはもうこいつ1足でオーケーです。

 

【第2位】Allen Edmonds Dickson(5+5=10回)

遂に首位から陥落。

とはいえ差は1回のみです。こいつは一番の相棒です。あんまり履き過ぎて傷んだら嫌なんで、月1回程度の登板でちょうど良い、順位なんてなんでも良い。茶もあるようなので同じサイズを探しているのですが、なかなかに見つかりません。ま、気長にいきましょう。

 

【第3位】銀座ワシントンキャップトゥ(6+3=9回)

こいつも毎年上位にランクインします。

日本の靴ブランドですが、製造は「Country Classic」というノーザンプトンのファクトリーです。今春に父が亡くなった際は通夜に葬式にと2日連続で登板させました。その分だけ順位がひとつ上がりました。ま、親父のお蔭です。なんのお蔭かは知らんけど。

 

【第4位①】APOLLO(3+5=8回)

旧・ハインリッヒディンケラッカーのペア。

ブダペスト工場で作られたと思しきツォップナートな2穴のPTBです。同工場が閉鎖になったらしいので、これから希少価値が上がっていくと期待しています。ま、上がったとしてもきっと売らないんですけどね。

 

【第4位②】Allen Edmonds MacNeil(4+4=8回)

おお、ようやくの茶の登場です。

今年も上位ランク、かつ、コードバンのペアの中では毎年登板回数ナンバーワンがこいつです。コードバンも値がどんどん上がって来てます。中古のこいつも時間が経てば経つほど価値が上がりそうです。ま、こいつも売らないんですけどね。

 

【第6位】A.TESTONI(3+4=7回)

スリッポン、見参。

金曜日に登板させることが多かったような気がするア・テストーニ。分厚いダブルソールがイタ靴っぽくないところがお気に入りのペアです。思ってた以上に登板させてました。マイサイズな奴はそれだけで機会が増えますね。

 

【第7位①】Florsheimのサンダル(4+2=6回)

今年の夏用に購入しました。

で、伸びたゴムのバックルを革に変更・修理してもらったにも関わらず、今度はソールが酷いことになってしまいました。ちょうど夏の終わりのことだったのが幸いでした。来年夏はどうしよう。また修理でしょうか。なんぼほど修理代かかるねん、てやつです。

 

【第7位②】ブロック体ロゴPARABOOT(3+3=6回)

旧いパラブーツ。

旧いだけに、ラバーのソールが剥がれてきまして、こいつも今年修理に出しました。ジーンズでもチノパンでも、何にでも合わせやすいので週末の登板回数がまずまず多いペアです。もう少し履いた印象でしたが、そうでもなかったのね。

 

【第7位③】おんぼろフローシャイム(3+3=6回)

ぼろい旧いフローシャイム。

なのですが、ジャストサイズな上に木型が凄くしっくりペアなのです。フローシャイムのペアは今年4~5足ほど買いましたが、こればっかり履いてる印象です。1960sのフローシャイムはインペリアルでなくとも素敵なやつが多いですね。

 

【第7位④】CHEANEY PTB(3+3=6回)

旧ロゴのチーニー。

大変よくできたペアです。米国のPTBはドレス感が弱くてジャケパンのことが多いのですが、こいつはスーツに合わせても問題ないきちんとした顔をしてます。結果、登板頻度も増えるわけですが、何分ほかにもPTBは結構な数を持ってます。そんな中で、結構健闘しているのではないかと思う次第です。

 

【第7位⑤】クロケット製エドワードマイヤー(1+5=6回)

エドマイヤー2号。

マイヤーの靴は今年だけで3足買いました。こいつはクロケット製のレディメイドなのですが、3足のうち一番サイズ感がしっくりきます。クロケット製でありながらきちんとペドフォームラストな点がお気に入りです。履き心地グッドな1足です。

 

以上が年間6回以上のペアでした。
以下、年間5回登板のペア。

さくっとご紹介。

 

PALADIN シャークソール(4+1=5回)

シャークソールなやつ。結構長い付き合いです。

 

STUART HOLMES(3+2=5回)

恐らくハノーバー製なやつ。1960s。

 

Cole Haan WERNER(3+2=5回)

創業期の復刻モデル。こいつはイタリア製です。

 

シボ革CHEANEU LWB(3+2=5回)

ごっついやつ。BISON=水牛です。

 

Allen Edmonds Seneca(3+2=5回)

こいつも厳密には「Brentwood」の復刻モデルです。

 

Allen Edmonds Cambridge(3+2=5回)

ケンブリッジ=コードバン、なモデル。

 

Sir Herbert Barker Shoes by Norvic(2+3=5回)

医者がデザインしたコンフォートシューズ。英国製。

 

GUCCI(茶)(2+3=5回)

新婚旅行で買ったやつ。

 

3穴Dack’s (黒)(2+3=5回)

カナダ靴。色違いで茶も持ってます。

 

ゴキブリChurch’s (2+3=5回)

ニックネーム・ゴキブリ。クリストフポーニー・レザーセラムを塗り込んで以来クラックの進行が完全にストップしました。折角の旧チャーチなのですがUK8Eはやはり気持ち大きいので旅立たせる予定です。

 

 

【総括】

今年もいろんな靴を履きました。

今年は8月にコロナに罹患したことなどもあり、365日毎日靴を履いたわけではありませんでしたが、カウントした結果、2022年はなんと【119足】の靴のお世話になったようです。靴の神様に感謝です。

1度も履かず終いな靴も少なからずありますが、それらも含め、ざっくりいいますと平均で【年3回】登板と相成りました。お前はタコかイカかと言われて久しいですが、趣味はこれだけですのでお許しください。

今年1年の売り買いの状況なども取りまとめないといけないのですが、こちらはあと2日で変動の恐れがまだ残ってます。12月は流石にこれ以上は買いませんが、売りの方は最後の1日、1時間、1分1秒まであきらめてはいけません。最終結果は1月中頃にはご報告の予定です。

今年は円安が急激に進んだこともあって、国内に目を向けることが多かったわけですが、メルカリはもちろん、私の主戦場であるリユースショップに大変お世話になった一年との印象です。

特に、とてもとても魅力的な「ジャパンビンテージ」との出会いが多かったな。来年も海外ビンテージは探しつつも、バブル期以前の手間とコストのかけられたジャパニーズブランドのペア蒐集により一層注力しようと思っています。

 

そんなこんなで、

今年も1年お付き合い頂き誠にありがとうございました。来年も我々にとりまして、沢山の素敵な出会いに恵まれる年になりますことを神様にお願いしつつ、本年はこれにて。

皆さん、良い年をお迎えください。

 

Let’s hope 2023 is a good year without any fear…♬

 

(おしまい)

 

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