おんぼろBRUNO MAGLI

こんにちは、ばしです。

 

ハラコだとか、サメだとか、このところアクの強めの靴に惹かれる私。

最近は、コンビの靴がずっと気になってます。

とはいえ、アメリカライクなものではなくて、クロケットなどの内羽根フルブローグ的なやつが欲しい。

ネットでも、リユースショップでも、ちょくちょく良さげなのを見かけるのですが、いかんせんお安くはありません。

そんな矢先、偶然お安いやつを見かけ、クロケットとは随分違うものの、楽しめそうと持ち帰ってきました。

 

こいつ。

 

BRUNO MAGLI

 

・SIZE:9M
・布タグ
・Made in ITALY

 

結局、米国でも英国でもない、イタ靴です。

思えば、3足目のブルーノマリです。

1足目はローファー(過去記事)。

 

2足目はウイングチップ(過去記事)。

 

1足目も2足目も、きれいな茶色のペアでした。

どちらも箔押しロゴのインソック。で、どちらも旅立って、手元にはありません。

で、今回のこいつ。

 

布タグです。

で、き、汚い・・・。

かつ、右はタンがなくなってます。

おお、これは買った時には気づいてなかったな。

千円でお釣りとお安かったのですが、とはいえ、こんなの持ち帰るモノ好きは私くらいのものでしょう。

で、汚いですが、モノはそんなに悪くなさそう。

Handcrafted In Italy。以前の2足にはこんな刻印はありませんでしたし、そもそもソールの造作からして異なります。

ソックシートも前の2足とは異なる仕様です。土踏まず部分はかなり上まで包み込むような形状です。

で、イタ靴にしてはソールも結構厚めです。

少し薄めのダブルソール、って感じです。

 

 

よし、早速手入れです。

まずは左から。

 

ステインリムーバー

スムーズレザー部分の汚れ落とし。トゥも傷だらけです。汚れがどうこう以前の問題ですね。乾いていたのか、ぐんぐん水分を吸って色が変わりました。

 

レクソル

 

ベージュのヌバック部分をメンテ。まずは霧吹きで濡らしてから、レクソルを投入。歯ブラシでゴシゴシ、で、泡立ったら泡ごと拭き取ります。

 

うーん、汚れ落ちたのでしょうか?

まったく分かりません。

でも、落ちてない可能性が高そうです。

よし、当初予定を変更です。左右ともにヌバック部分を同様にメンテして、乾くのを待つ間にスムーズレザー部分をがっつり綺麗にしましょう。

 

デリケートクリーム入れて、ワインレッドのクリームをしっかりと塗り込みます。

なぜ、ワイン色か? 茶系のクリームがこれしかなかったから笑。

ええい、メダリオン部分も塗りつぶしてしまいましょう。

 

最後に、コロニル1909で仕上げ。

ヌバック部分、だいぶ乾いてきました。

で、予想通り、やはりあまりきれいではありません。

そんな、汚れ落ちてないし。

このままではみすぼらし過ぎて履けない。

よし、木は森に隠そう。

こいつを投入です。

どーーんっ。

ライトネイビーのクリームです。

なぜこれを持っているのか、いつ買ったのか、記憶が定かではないモウブレイ。

 

ヌバック部分はベージュから黄くらいの色目です。

黄 × 青 = 緑、な風に仕上がらないかしら。

やってみました。

歯ブラシでガシガシと塗り込みます。

おお、トゥは結構綺麗になってるな。

で、満遍なく塗布して10分ほど放置した後、しっかりと拭きとって、しっかりとブラッシングです。こんな感じになりました。

おお、いい感じです。

まずまずではないでしょうか。

右も同様にクリーム入れて、ビフォーアフター。

こんな感じに仕上がりました。

 

 

 

靴ひもも新品に交換しました。

トゥの茶色の色目ですが、実際より少し赤が強く撮れてます。

ここまでは赤くはありません。

で、ヌバックだった部分は毛足がしっかりと寝て、光沢が出てます。

これも悪くない。

 

再度、全景。

今度はバックシャンで。

うん、なかなかに良い仕上がりかと。

ブルーノマリというブランドがどの程度の位置付けなのか、詳しく知りませんが、イタリアのシューメイカーですから革のクオリティは一定以上のモノがありそうです。

さて、何に合わせて履きましょう。

・・・。

うーん、なんなんでしょうね、この感じ。

思い浮かびません。

合わせづらいですね。

赤茶が赤過ぎるからでしょうか。

 

焦げ茶のクリーム買ってきて、もう一度クリーム入れ直しましょう。

このカーキ色に赤茶、は、あきまへん。

ラテンのノリが強すぎます。

このままだと、ふた昔前の張り切りすぎのオッサンみたいになってしまいそうです。

オッサンぽくなるのは嫌です。

 

十分に、オッサンだけど。

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