こんにちは、ばしです。
今回はリーガルの靴です。
数えること「その43」です。ぐおお、多いな。ここ十年ほどで40足以上のリーガルの靴を買っている計算になります。1年に4足。四半期に1足。季節が廻るごとに中古のリーガルを購入している私であります。どこまでいくのやら。
今回のペアは昨年拾って来たモノなのですが、何月のことだったか、値段がいくらだったのか、記録がない。昨年の「ゆくくる」を見ても写真も何もなくて、どうやらカウントから漏れていたみたい。まあ、そんなこともあります。
記憶を辿りますと、たぶん昨年の夏頃であったような気がする。リーガルの白黒のサドルシューズを手放した直後くらいに色違いに出会って持ち帰って来たような、そんな気がする。
ちなみに、昨年売っぱらったのはこいつ。
(過去記事「蘇れサドルシューズ」より)
まあまあ小綺麗に見えますが、元はかなりぼろかったのを気合を入れて蘇らせ、何回か履いたうえで転がしたのでした。
今回はその色違いです。
白✕オレンジ。
こいつもリーガルです。写真はメンテナンス後のものですが、こいつも元はまあまあ酷かった。ですが、白黒のときよりもマシだったこともあり、「今回も手入れして履いてみよう」「きっと蘇るはず」と持ち帰って来た、そんな経緯だったかと思います。
見た目の酷さは白黒よりましだったのですが、
右足トゥ。傷などはそれなりです。
左足内側。
バリバリに硬くなっている。
このままではボロボロと剥がれ落ちそうです。
なのにカビっぽくもあったり。
なんだけれども、
兎にも角にも乾燥気味なアッパーはとてもとても堅いのであります。見た目の手当も必要ですが、このままでは硬くて履けない。ということで、3月初旬から1か月がかりでメンテしたのでありました。まずは3月の当初の作業内容からご紹介。
いつも通りまずは左足から
【3/1 SUN】
LEXOL
まずはいつも通り、コバ周りを歯ブラシで掻き出す。
それなりにぼろいね。
アッパーもLEXOLで拭ってみたけどあまり変化なし。
RenoMat リムーバー
強力リムーバーの協力を仰いでみた。
うーむ。
少しはましか。けれども、硬そうな皺部分が気になる。
リッチデリケートクリーム
顔料系には染みないと思いつつも念のため。
うーむ、よくワカラナイ。
TAPIR レダーオイル
オイルで汚れ落とし。
ウエスが多少汚れましたので、
ましにはなったのではなかろうか。
さて、ここからがメインイベントであります。この硬くなった顔料系のアッパーを多少なりともしなやかにしたい。とのことで、取り出しましたのがこれ。
マスタングペーストであります。
こいつは革への浸透度が抜群だ、ということで、ひょっとしたら顔料系のアッパーにも多少は染み込むのではなかろうか。そのような期待感のもと試してみた次第です。なんとなく効果は期待できそうな気がする。
なんせ、カラーリングが全く同じです。
親和性が高いというか、君らきっと相性いいよね。
であるならばしっかりと浸透するかも。
まあ、すぐに浸透しろとは言うまい。このペアは春以降で履き下ろすつもりですので時間はたっぷりあります。
厚く塗ったオイルがどのように染み入るのか否か。
数週間くらいにわたってじっくり時間を掛けてみていることにしました。なんだけど、、丸1日経過した時点の状況確認です。
【3/2 MON】
おお、なんか染み込んだような気がする。
白い部分。厳密にはグレーの部分ですが、ところどころマット調になってます。
屈曲部分にはそれなりに染み込んだ、との理解で良いのだろうか。
とりあえず追いオイルしといた。
このままさらに24時間放置です。
【3/3 TUE】
オレンジのサドル部分は変化ないのですが、グレー部分はまた染み込んだように見える。
やはりかなり染み込んだようです。
さらに追いオイル。ところで、少しは柔らかくなっているでしょうか。足を入れてみる。
うーむ、まだまだ堅いね。
よし、内側からも攻めよう。
百均のヒト用クリーム。我が家での通称、「デリケートクリームもどき」。こいつを甲の内側を中心にたっぷりと塗り込んでみる。
分かりづらいですが、かなりたっぷり塗り込みました。
ついでにアッパーにも塗ってみる。もうね、なんでもありです。
かなり厚く塗りました。マスタングペーストとデリケートクリームもどきのミルフィーユやあぁ。てなことでこのまま放置です。
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【4/12 SUN】
あれから約5週間。
桜が咲き、桜が散り、すっかりと春めいた日曜の午前中、麗らかな春の陽射しのもとメンテ作業を再開であります。
おおっ。
何がおおっ、かといいますと、
なかなか浸透する様子のなかったサドル部分もマット調になってます。それなりに浸みこんだのか、蒸発したのか。
柔らかくなったのどうかは分からない。
とりあえずステインリムーバーで全体をぬぐったところで家内から用事を仰せつかりまして作業は午後へ順延。
さて、再開です。
アッパーの汚れはだいぶ落ちてましたので、このキズへの対処です。
アクリル絵の具
傷にはこれ。
アクリル絵の具です。
DAISOで買ってきました。
白のアクリル絵の具と黒い靴クリームを混ぜる。ただ、アッパーは完全なグレーではないので、
ミディアムブランウンのクリームも混ぜてみる。
こんなもんかな?
いや、少し色がまだ薄いようです。
濃くしてみた。
さっきよりも良いかも。
乾いたら拭ってみる。
少しは誤魔化せた。
二度塗り重ねる。
どうでっしゃろ。
左足のひび割れにも塗り込む。
ゴシゴシと押し込む。
どうでっしゃろ。
ぱっと見には、
だいぶ目立たなくなった。
よし、最後に仕上げです。
KIWI パレードグロス(ニュートラル)
ニュートラルのワックスでキズ周りをぼやかしつつ、全体を光らせることでさらに目くらましを施そう、との算段です。
あ、いや、目、眩ませきれてないですね。
この上から三度アクリル絵の具を塗布し、その上からさらにパレードグロスを塗ったらメンテナンスいよいよ完了です。
【BEFORE】
【AFTER】
靴紐も洗剤で洗いました。
まあ、少しはすっきりしたかな。
【BEFORE】
【AFTER】
傷もだいぶ目立たなくなりました。
あ、いや、角度によってはそれなりに。歯ブラシで奥まで塗り込んだらよかったな。けどまあ、誰もこんな間近で見ることなんてないし。何より、適度に潤ったでしょうからボロボロと剥がれ落ちる心配はなくなったでしょう。
うん、いいですね。
十分ではなかろうか。
サイズ表記は26。
リーガルの靴は25.5がマイサイズです。
なので、でかいです。
百均の少し厚手のスニーカー用中敷きを入れますと、
おおっ、ちょうど良きかな。
ワックス塗ったトゥもツヤツヤで良い。
履いてる分にはキズもそうとは分からないでしょう。
ラバーのソールも減りは僅かなんでこのままでまだまだ履けます。
ツートンの靴は結構好きです。
この色のリーガルのサドルは初めてですが、派手かと思っていたけどそれほどでもなさそう。むしろ明るい色目が軽快でよい。ツートンのサドルはこの1足しかありませんので、出番はそれなりにあるかもね。
よし、今年の春夏シーズンはこいつを活躍させよう。で、秋になったら転がしましょう。そう、買う時点からそのつもりでおりました。白黒も出品したら早々に売れたし、リーガルのサドルシューズは根強い人気があるようです。確かに、定番のスタイルですがあらためて相当に素敵ではある。
こいつはいくらで買ったのか覚えてませんが、どうせ千円か二千円だったかと思います。白黒のが五千円で売れたことを思えば、こいつも損はしないでしょう。おお、早く転がしたい。いやその前に、おお、早く履き下ろしたい。今週末に早速登板させようと思います。
ボトムスを何履くか考え中。
(おしまい)







































































