CARTISS のゴルフシューズ

こんにちは、ばしです。

 

いやあ、寒いですね。

大阪も寒さがぶり返して来ました。今回の寒波を最後に今シーズンの冬も終わり季節は春に向かっていく、のでしょうか。そうだと嬉しいな。

寒さのピークはいつ?今日か明日? 

気になる。なぜ気になるかといいますと、週明けの祝日の月曜日、久々にラウンドなんですよね。ええ、この寒空の下、ゴルフであります。

できれば寒さはマシな方が嬉しい。なぜって、寒いのは大の苦手であります。まあね、スコアがイマイチな言い訳にもなるわけですが、ゴルフを始めて約30年も経つのにいつまで経っても腕前が上がらない。

そもそも練習も行かないし、ラウンドも年に数回だし、熱心ではないので当たり前です。ですが、楽しい。親しい仲間とのラウンドは、それだけで参加することに意義があると思い30年続けてきたわけですが、この寒空は、ねぇ。ですが、今回は少しウキウキしております。

理由はこいつ。

 

ニューカマーなゴルフシューズです。

先月末に拾ってきました。ゴルフシューズは持ってるし、今回のラウンド用にゲットしたわけでもない。たまたま、いつものセカストで見かけた。

雑多な靴コーナー、ではなく、スポーツ用品コーナーにて。別に用があったわけではないのですが、なんとはなしに店内をぐるりと巡っていたら見かけてしまったわけですが、

なんせ、安い。
1500円ほどです。
で、一番重要なことですが、

レ、レザーソールなのです!!!
レザーソールのゴルフシューズは1足持ってました。

FOOTJOY Classics Dry Premiere

フットジョイです。レザーソールにラバーが足されたグッドイヤー製法の本格派ゴルフシューズ。廃盤が決まった直後はプレミアがつくほどだったらしいこいつ、へぼゴルファーの私にはもったいないと、何度がラウンドしたのちに旅立たせたのでありました。

今回は旧い本格派ゴルフシューズにありがちなウイングチップトゥにキルトつきです。ドライクラシックプレミアよりも本格的な造りです。で、で、キルトに何か付いている。

CARTISS

との文字プレート。
ソックシートにも「CARTISS」。

CARTISS、って、何? 

「カーチス・ストレンジ」というゴルファーがおられましたが、スペルは「curtis strange」、異なる「カーチス」のよう。さらに調べてみましたところ、OldSteelさんという方の「いいもの残してくれました!」というゴルフ関連ブログの記事に行き当たりました(こちら)。

曰く、1970s頃に「カーチス」というゴルフギアのブランドがあったそうな。当時、前田新作さんというプロゴルファーがおられて、彼が賞金王を獲った時に使っていたアイアンがこのブランドのスーパー77というモデルだったのだそう。

なるほど、確かに、

レザーソールの中央のこの刻印。

「Super77」

と書いてあるっぽいです。当時のモノでしょうか?1970sとか、80sくらい? おお、ビン靴フリーク向けの品のようです。で、何よりもうれしいのが、レザーソールの本格派、であることです。よくまあそんなのがこの状態で残ってたものです。

 

色々と眺めておりましたところ、

右足に何か金属が装着されている。

野球のスパイクによくある「P革」みたいです。右足だけ、というのもまさにP革っぽい。高校はサッカー部でしたが、小中は野球少年だった私。スパイクにはP革が付いてたな。懐かしい。

「MAXFLI」

との刻印。マックスフライ。ダンロップのゴルフギアのブランドと思いますが、年代的には1980sとか90s頃以降のようなので、このスチールは事後に装着されたモノかもしれない。というか、金属スパイク仕様だったものをソフトスパイク仕様にリニューアルしたタイミングで同時に装着された、のかもね。

まあ。詳しいことは知りませんが、私にとっては、レザーソールでグッドイヤーの本格靴をゴルフで履く、ということが重要なのです。それこそがビン靴フリークの矜持ってもんです。とりあえず週明けはこいつを履いていこう。ということで、昨夜さくっとメンテしました。

いつも通り左足から。

 

 

LEXOL

 

デリケートクリームもどき

 

クリストフポーニー・レザークリーム

 

コロニル1909

ダメージはないのですがところどころ皺がかなりきつい。

底も磨いといた。

完成!!

 

【BEFORE】

【AFTER】

まあ、あまり変化はない。

真っ黒ですが、アッパーのマテリアルは全て同じ、なのでしょうか?

トゥはリアルレザーっぽい。
切り返しのあとは皺が多い。同じ素材?

後ろ半分も、履き口付近は皺だらけ。ゴルフシューズですので、屈曲する箇所の痛みの程度は通常の革靴よりも激しい。ひょっとしたら、リアルとフェイクの異素材使い、なのかもしれない。

タン裏にはクッション。アッパーも分厚くふかふか。ライニングの下にクッション性のある素材がサンドイッチされているような印象です。

ソックシートも立体的。造りは本格靴っぽいですが、なんせ運動靴ですしね。それを前提に作られています。この手のゴルフシューズ、もう1足持ってます。

BALLY。元は同様にゴルフシューズでしたが、普段履きできるようBONTAさんでリニューアルしてもらいました。

今回のこいつはこのまま、ゴルフシューズとして履きます。

レザーソールのゴルフシューズって、

それだけでなんか通っぽくていいよね。
履けば見えないんですけどね。腕前はこの三十年ほとんど変わらないんですけどね。

ですが、靴には五月蠅い私です。

そんな私向けのこいつ。

サイズは26.0センチ。「3EE」って、何(笑)。まあ、幅広だというアピールは十分に伝わってくる。US8Dの私にはやや広めのウイズではありますが、ゴルフの際は仕事のときよりも厚手の靴下履くし、運動靴だし、ま、いけるんとちゃうかな。いっとこう。いっとけ。 

 

履いてみた。

おお、まあ、大丈夫なのではないかな。少しゆとりはあるので、薄手の中敷き1枚足しておこう。それでちょうどならよし。きつけりゃ外す。ま、ラウンドしながら判断です。

2月下旬ともなれば少しは寒さも和らぐかと思ったけど、週明けはどうでしょうね。目の詰まった暖かいセーターなど着ていかねばなりません。

なんなら、

雪でクローズでも構わない。靴に五月蠅い私。座右の銘は「段取り八分」です。準備完了しましたので、今回のラウンドも八割がた終わったようなもんです。で、「八分」です。完璧の手前にしとこう。中敷きは足さずにラウンドしよう。スコアが酷かった時のために、「靴が少し緩かった」なんて言い訳があった方が良い。

 

ですが、

そこまで準備しちゃうともはや「八分」ではないかもね。まあ、準備の程度に限らず、スコアはおそらくいつも通り、百+アルファでしょう。どうせ同じ金額払うのなら、一打でもより多く叩いたほうがより得した気分です・・・

 

言い訳ふたつ目、準備完了。

(おしまい)

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