こんにちは、ばしです。

 

随分と暖かくなってきましたね。

先週あたりから桜もすっかり葉桜になりはじめ、コートも要らなくなりました。コートどころか、ネクタイの要らない季節ももうそこまで来ている、そんな印象です。

そんな中、今回は２週間おきのネクタイ企画です。「タイクツ」ですが、、、まあ、ネクタイがメインの企画といっていいと思いますが、それも２３＆２４週目ということで、昨年１０月下旬のスタート以来もうすぐ半年を越えます。いよいよこの企画も大詰めです。

ま、そんなことで終盤のここ２週間を振り返っておきましょう。

 

 

 

【２３週目】

 

4/1MON

ニル・アドミラリ ✕ オールドグッチ

足元はニル・アドミラリ。３回目の登板です。踵が少し高めなのですが、すっかり慣れてきて違和感はもうありません。

ネクタイは赤いやつ。月曜は赤いネクタイと決めている。厳密には決めているわけではないのですが、なんとなく赤いやつに手が伸びます。で赤いタイにはグレーのジャケットが好みです。赤いネクタイに紺のジャケットの組み合わせは、コントラスト強すぎてちょっと苦手です。

 

 

4/2TUE

RED WING 9109 ✕ オールドグッチ

息子のレッドウイング勝手に履くの図。まあ、彼が履く予定があったらまずいので一応声掛けてから借りました。普通のPTBですが、ヒールにはロゴ、で、写真準備できてないのですが内側には「握手型ユニオンマーク」付きです。1970s後半～80sのペアです。

ネクタイは大人しめなやつ。近くで見たら結構賑やかしいのですが、ネクタイは少し離れた距離で見られることが多い。ネクタイ買うときは手に取ったあと離れた場所からも眺めて確認するのが習慣です。若い頃はそんな風に確認せず購入して、あとになってから「なんか思ってたのと違う」なんてことも結構ありました。最近は・・・、ネットで実物を見ずに買うので、当たるも外れるもギャンブルみたい。それはそれで楽しい笑。

 

 

4/3WED

PALADIN ✕ オールドグッチ

足元はメキシコ製のシャークソールなやつ。なんだかんだでもう７～８年履いてます。この日は雨のウエンズデイ。ラバーソールな靴を探すも、もうあまりなくて、普段履きのこいつを仕事で登板させてみました。

ネクタイはセカストで、確か１００円か２００円で拾ってきたオールドグッチ。ご覧の通りところどころ色褪せてます。まさか五十路のオヤジがそんなぼろいネクタイを締めてるとは誰も思わないでしょうから、「ああ、そんな斑な感じの色柄のネクタイなんだろうな」と、皆きっとそんな風に思ってるはず。知らんけど。

 

 

4/4THU

Scott McHale ✕ オールドグッチ

足元は久々のマクヘイル。「ジョン」ではなく「スコット」です。なかなかレアなようです。カナダ靴らしいごっついガンボートスタイルが大のお気に入りですが、大切に履いてるので出番は年に数度です。今回も多分１年ぶりくらいかも。

ネクタイはやや新しめのロゴのオールドグッチ。ネクタイ単体で見ますと、クラシックで、いかにもイタリアなデザインといった風ですが、先程の話どおり、少し遠目で見たら色柄ははっきりとは見えなくて、意外とどんなスタイルにも収まるやつです。そう思いながら締めるのですが、どうですかね。

 

 

4/5FRI

Stephan Schneider ✕ オールドグッチ

足元はステファン・シュナイダー。ニックネームは「ゾウさん」。少しサイズが緩かったんで、オイルヒーターで少しだけ縮めたったゾウ。大体休日が出番です。グレーの靴って、仕事ではゾウかと、もとい、どうかと思いつつ履いてみました。まあね、他人の足元が何色かなんて誰も気にしてないけれど、せめてジャケットも同じグレーで地味にしてみた。

ネクタイはアクセサリーコレクション（アクセコ）。手持ちのオールドグッチタイの中で１番か２番めくらいのお気に入りなやつです。前日のレモンイエローのネクタイより年代は旧そうですが、シルクの生地はこちらのほうがかなり厚い。色目も質感も締め心地も、とてもいい感じです。

 

 

 

【２４週目】

 

4/8MON

リーガル ✕ オールドグッチ

足元はリーガルのタッセルローファー。ぼろいのを綺麗にメンテしました。このペア、ソールがビブラムのウエッジソールにリソールされてます。ほかにも修理されていて、かなり費用をかけてリペア費用されていたようです。この日は夕方から雨ということでデビューさせましたが、履き心地も柔らかでいい感じ。晴れの日にも履いてみたくなるやつです。

ネクタイは地味な感じで。紺ブレ・ジャケパン・ローファーなスタイルに合いそうなネクタイは他にもありますが、毎日違うタイクツ中、それも終盤戦な私には選択肢はあまりありません。まだ登板してない中ではこいつがまだましかな、ということで出番とあいなりました。

 

 

4/9TUE

SPECTUS SHOE CO ✕ オールドグッチ

息子に買ったスペクタス、勝手に履くの図。踵のダイヤルでワイヤー締めて着脱するやつです。こいつはレッドウイングと違って断りもせず勝手に履きました。彼の足元はだいたいいつもマーチンかレッドウイングで、こいつは出番少ないようです。ところで、インスタでは「フットストック」として紹介してましたが、スペクタスです。兄弟みたいなブランドということもあり、よく間違えるんですよね。

ネクタイはアクセコ。どちらかといえばスーツスタイル向けの色柄なのですが今シーズンはジャケパンと決めてます。靴もドレス感の強いペアの方が似合うのでしょうけど、毎日違うタイクツ中な私です。許せよ。

 

 

4/10WED

ロイドフットウェア ✕ オールドグッチ

昨年１２月にゲットしたクロケット製のロイド、ようやく履き下ろしました。サイズはUK7.5Eとジャストなはずが、ほんの少し緩いです。木型がゆったりめなせいのようです。まあ、お陰で内羽根がぴっちり閉じるので私好みでグッドです。

ネクタイは旧そうなロゴのやつ。靴もネクタイも、単体として主張しすぎるものはあまり好きではありません。目立ちすぎたり、アイテムそのものがコーディネートの主役になってしまうものは、周囲から「あ、またあのアイテムだ」と思われかねない。それはあまり好ましくはありません。なもんで、総柄でもこのくらい主張しないやつが好みです。

 

 

4/11THU

ニル・アドミラリ ✕ オールドグッチ

足元はニル・アドミラリ。４回目の登板です。ジャストサイズで分厚いダブルソールなんで、こいつは手放すことはなさそうです。もう２，３回履いたら、中敷きのフットプリントがどの程度ついているか見てみよう。

ネクタイはアクセコ。赤いネクタイは月曜日に締めることが多いのですが、天候とローテーションの兼ね合いで週のなか日に登板させてみた。プリント柄のネクタイはこのくらい小さめの柄の方が遠目に見て主張し過ぎなくて好みです。まあね、大体いつもそんな視点でチョイスしますので、コメントも同じことの繰り返しであいすみません。

 

 

4/12FRI

アンノウン・チロリアン ✕ オールドグッチ

２４週目の締め＝１１０日目な締め、なやつら。

１１０本目のネクタイは「お好み焼きのこて」みたいな柄のやつ。この程度の僅かな柄ならばいっそのことソリッドな無地の方が使い勝手いいのでしょうけど、それだと味気ないし、良しとしましょう。こいつは大阪人向けの柄であることは間違いなかな。

靴は１０３足目となります。複数回履いてるペアがありますので、１１０ではなく１０３足目。そんなこの日の足元は仕事でチロリアン。ワンコインで拾ってきた本格派です。変わったスタイルだし、そもそも仕事で履くつもりは全くなかったのですが、どんどん試してみてます。結果、シンプルかつ色が黒ということで仕事の足元でも思いのほか違和感ないかも。まあ、流石にスーツでは履かんけど。

 

 

☆
★
☆
★
☆

 

 

そんなわけで、

前回に引き続き今回もネクタイはオールドグッチでした。前回７本、今回１０本登場させまして、オールドグッチのタイは残り４本。

 

次回の「その１３」は、その４本に加え、ここ最近買ったユーズドのネクタイを登板させて乗り切る予定です。流石にこれでネクタイは打ち止め、この企画も次回でおそらく打ち止めとなりそうです。

靴はといいますと、何足かは複数回登板してますがほとんどがこの半年で１度しか履いてません。流石にそろそろ、お気に入りの靴を履きたくなってきました。この企画ももうそろそろお腹一杯、十分な気もし始めてますので、ちょうど潮時ですね。

また、今回強く感じたこととしましては、

「限られたネクタイ」と「限られた靴」の組み合わせは、いろいろ工夫しようと思うのですがどうしても無理があります。「ほかの靴の方がしっくりくるのに」「スーツスタイルの方が似合うのに」なんて思うこともしばしばです。

思いますに、「毎日違うネクタイ」や「毎日違う靴」といったように、どちらか一つを限定する分にはそんな悩むこともないのでしょう。ですが、それを同時にやろうとすると無理が生じるわけです。今ここに至ってようやくそんな思いを強く抱く私はきっとおバカさんなのでしょう。

とはいえ、残り僅か、あと２週間でゴールでウイークです。それまでは手持ちのやつらで頑張ろう。ネクタイはオーケー。靴は数がギリギリですが、最近買ったやつが何足か出番を待ってます。また、今、太平洋上にあるやつも４月中には届く予定です。そいつらの力を借りて「その１３」、しっかりと締めたいと思う次第です。

 

ネクタイだけにね。

 

（おしまい）