こんにちは、ばしです。

 

９月は皆さんご存じの通り、

「千円以下の靴しか買わない」との縛りを設けておりました。まあ、月末間際に挫折してしまったわけですが、それでも３足目まではアンダー千円。すべてリユースショップで購入しました。

１０月はどうしようか。結局、

「予算上限総額で１万円」との縛りを設定しております。まあ、すでに１足買っちゃったんですけどね。今日届く予定。メルカリで4000円。予算残6000円です。残りは千円までの安いやつを漁ろうかな。

１１月はブログを開始して丸６年。

記念の品（古靴）を購入予定です。何にするか、もうそろそろ決めないといけないわけですが、年間の収支を考えますとあまり値の張るものは避けたい。そもそも、どうしても手に入れたいものがあるわけでもない。

 

そうであるならば、

しばらくは安い靴を漁って楽しもう、と思っているわけですが、そもそもそんな安い靴ばかり転がっているのだろうか？

以前は「２千円でお釣りは迷ったら持ち帰る」なんていうマイルールを設定していたこともあったけれど、それもあくまで２千円です。千円で一体どんな靴がどの程度買えるのだろう？

ということで、

過去に遡り実績を振り返ってみました。今回は、これまで千円以下で「どんな靴を買ったのか」「今も履いているのか」、皆さんのお役に立てるのかどうかわかりませんが、実情を赤裸々にご紹介です。

 

 

千円以下の購入足数

過去７年弱で千円以下の靴は「７６足」でした。１年で１０足。おおむね月に１足。そりゃ遊び感覚で持ち帰ってしまう気持ちも分かるよ、うん。あ、いや、自分のことでした。ちなみに、「税込み千円以下」です。「千円＋税百円」の靴は含みません。

いや、ちょっと待て。千円以上の靴も全て含めるとこれまで一体何足買ったのか？ とのクエスチョンが飛んできそうですが、それはナイショです。そうだな、「死ぬまでに千足買う」という目標の半分にも満たない、とだけ申し上げておきましょう。

さて、そんな７６足ですが、千円以下といっても様々です。私はこれまで、お値段いくらくらいの靴をどのくらい拾ってきたのか。分布にしてみました。

 

 

おお、面白い。

なんとなく傾向が見受けられますね。まず、税込み330円がミニマム。550円前後と990円が結構多いです。７６足の平均額は727円なのですが、平均額前後の靴は少ない。

購入した靴はそれぞれ最初からこの金額で売りに出されていたわけではなく、売れなくて、値下げされての金額、であったと思われます。値下げ時の額として、「900円」「500円」「300円」というのが基準、なのでしょう。

で、７６足中５３足は転がし済みです。１足あたりの平均粗利額は1614円。おおむね700円の靴を転がして1600円の儲け。ふーむ、率としては悪くないですね。ですが、写真撮って、出品して、梱包して、発送して・・・。

手間を考えますと、果たして喜んで良いのか否か。まあ、これをこつこつと貯めて靴の修理代に充当する手段として捉えるなら、まずまずといってよいのではないかな。まあ、１年あたり１万円ほどなので、焼け石に水なわけですが、、、。で、

 

７６足－５３足＝【２３足】

 

が、今も我が家にあります。自分で履いていたり、娘が履いていたり、出品中だったり、史料として保管していたり、と、様々ですが、どんな千円以下のコレクションがあるか、ご紹介です。

すでに転がしたペアについては個別の紹介は割愛させていただきます。購入いただいた方がこの記事を見て傷ついたり恨まれたりしたら嫌なので（笑）。

さて、どんな素敵なアンダー千円が登場するのでしょう。こんな風に振り返るのは初めてなもんで、私自身楽しみです。これを見たあなたはきっと、この週末にリユースショップ巡りをしたくなるかも。ならないかも。てなことで、２３足。

当時の購入額も合わせて、
購入時期の旧い順にご紹介。

 

 

【2018年以前】

10足買いました。
10足とも転がし済です。

 

【2019年】

9足買いました。
8足転がし済です。
今も手元にあるのはこいつだけ。

 

①アトリエリコ（2019/12  ¥550）

バブル期の頃の日本製アパレルと思しきペア。もうじき丸４年となりますが、ソールのへたりもなくまだまだいけそうです。

 

 

【2020年】

18足買いました。
17足転がし済です。
今も手元にあるのはこいつだけ。

 

②Pollock’s / AG（2020/10 ¥990）

POLLOCK’Sなる靴店向けのペア。アメリカンジェントルマン製です。夏場に年１回履くくらいのペースです。

 

 

【2021年】

3足買いました。
2足転がし済です。
今も手元にあるのはこいつだけ。

③LIPSETTホワイトバックス（2021/10 ¥550）

アンラインドのホワイトバックス。2007年秋にスタートした㈱ワールドのメンズブランドだったのだそうです。存在を忘れていて今年１度も履かなかったな。来年の夏こそ出番です。

 

 

【2022年】

19足買いました。
9足転がし済です。
今も手元にある10足はこいつら。

 

④TOKIOKUMAGAI（2022/3 ¥330）

小さくて履けないんで、絶賛売り出し中です、それもかなり高値で。めちゃ個性的でいい靴なんで、売れなきゃ売れないでいいかなと。むしろ売れなくても良いくらい。

 

⑤娘のREGALローファー（2022/3  ¥990）

娘とセカスト巡りした際に彼女が見初めたピンクのスエードローファー。最近履いてないらしく、転がしてくれとのこと。ラジャー。

 

⑥ジャパンビンテージ（2022/7 ¥990）

もう、サイコーなやつです。これに出会って日本の誂え靴漁りを再開しました。黒にでも出会った日にゃ絶対持ち帰る。

 

⑦ ジャパン・ビンテージ「塩野」（2022/8  ¥990）

類は友を呼ぶ。マッケイの誂え靴。底にチョークで「塩野」の文字。塩野さんが注文したもののようです。最近履いてないな。近々履こう。

 

⑧ミキハウス チロリアン（2022/9  ¥330）

子供服の「ミキハウス」のペアです。子供用にしては本格的でカッコよくてしっかりしているので、問い合わせてみようと思ってそのままにしてました。あらためて問い合わせてみるか。

 

⑨銀座フタバヤコンビローファー（2022/10  ¥550）

こいつもサイコーなやつです。やっぱジャパンビンテージは素晴らしいですね。ローファーは素足で夏に、なのですが、今年は秋冬にジャケパンスタイルに合わせてみようかと画策中。

 

⑩FOX’S PAW （2022/11 ¥330）

キャッツポウのパロディ？オマージュ？で、「フォックスポウ」。狐です。靴を、というよりはこのトップリフトを買いました。とりあえずまだ売らずに捨てずに持ってます。

 

⑪グラベラ（2022/12 ¥990）

日本製の安物ですが、センターシームのデザインが結構気に入ってます。アッパーはエナメル風の合皮で、雨の日専用です。

 

⑫PRATIC プラティック（2022/12  ¥990）

フランス製のなかなかにスパルタンな雰囲気のサービスシューズ。娘にと拾ってきたのですが、小さかったみたい。家内も履かないとのこと。そろそろ転がしますか。

 

⑬ルーディックライター（2022/12 ¥550）

そのままでは履けないほどぼろかったやつを拾ってきました。6000円ほどで修理してもらったのですが、全く後悔してません。ほんとに、買ってよかった、修理してよかった。ジャストマイサイズ。

 

【2023年】

先月9月までで、
17足買いました。
7足転がし済です。
残る10足はこいつら。

 

⑭HY-TEST ローファー（2023/1  ¥495）

私にはでかかったこいつはブログ仲間のしんのすけさんに履いてもらうことになりました。我が家にはないのですが、転がしたわけではないので例外扱い。

 

⑮Rainbow Horse（2023/2 ¥550）

ジャパンビンテージ。ハラコです。小さくて履けないのですが、とりあえずおいてます。だれか履きます？

 

⑯BONTOREメッシュウイングチップ（2023/2  ¥330）

娘か家内にと買ってきたのですが、二人とも要らんと。売り出し中ですがなかなか売れません。だれか履きます？

 

⑰カネボウ・ベルエース（2023/2 ¥969）

タグの写真になっちゃってますが、タグを買ったのではなく靴を買いました。日本製の合成皮革。クラレは「クラリーノ」、カネボウは「ベルエース」。小さくて履けませんが史料として保管中。

 

⑱Florsheim セメントスリッポン（2023/4  ¥440）

こう見えてフローシャイムです。そういやこんなの買ったな。デザインが今どきではないので、今どきになるまで冬眠中。

 

⑲コバヤシ靴店チャッカ（2023/7 ¥510）

娘にと勝手に買ってきたやつ。めちゃかわいい、だけでなく、めちゃ本格的です。娘にようやく気に入ってもらえたのに、小さくて履けず。転がすか。

 

⑳イントレTROJAN（2023/8  ¥550）

大丸のオリジナルブランド・トロージャンのペア。こう見えてハンドソーンです。小さくて履けないのでとりあえず史料として保管中。来年春に転がそう。

 

㉑MATSUYA スエードスリッポン（2023/9  ¥990）

大変上質なジャパンビンテージ？なのかな？年代不明ですが思ったほど古くないかも。小さくて履けませんが、アッパーの革質と極薄ソールにヒデゥンの技が素晴らしすぎてステイです。

 

㉒ダージリンデイズ（2023/9 ¥990）

ユナイテッドアローズにその昔存在した中高年向けのブランドラインのペア。かなり上質です。中高年なんで、自分で履きます。

 

㉓アンノウンチロリアン（2023/9 ¥550）

アンノウンなれどドイツか、その近隣国製と思われる本格的なチロリアン。何とソールには「NORVIC」（英国靴メイカー）の文字が！！小さいかと思ったけど大丈夫そうです。自分で履きます。ラッキー。

 

以上、２３足のご紹介でした。

 

 

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まとめ

いやはや、結構沢山ありましたね。もう少し少ないだろうと、紹介するにしてもサクッと終わるだろうと、軽い気持ちで過去に遡り始めたわけですが、記事にするのも思いのほか時間がかかってしまい大変でした。

内訳を抜粋いたしますと、

【2018年以前】10足買い－10足売り＝ゼロ
【2019年】9足買い－8足売り＝１足
【2020年】18足買い－17足売り＝１足
【2021年】3足買い－2足売り＝１足
【2022年】19足買い－9足売り＝10足
【2023年】17足買い－7足売り=10足

てな感じ。
2021年の絶対数が少ないですが、これはこの年の春からコロナ禍に突入した所為かと思われます。足を運ぶ頻度が減り、持ち込まれる頻度も減ったのではないか。で、直近２年のステイ率が高い。直近２年で20足の内訳は、

【マイサイズ】８足
【史料として】７足
【レディス靴】４足
【そ　の　他】１足

てな感じ。
以前は何でもかんでも面白がって拾ってきては売っ払ったりしてましたが、最近は少し慎重になり、「とりあえず持ち帰る」ということを以前ほどはしなくなったからかもしれない。

特に、マイサイズなやつは、安くゲットしたとはいえ「当たり🎯」が多くて、転がす気にならないものが大半です。そう、大変いい買い物をしている、といってよいかと。

今後もこのくらいの頻度で、このくらいのレベルのモノに出会えるのならば、まじで千円以下だけで遊んでもいいくらいです。まあ、それはパラレルワールドにいるもう一人の私に託そう。

でも、あらためていかがでしょう？
この週末、いや、むしろ週末まで待たず今すぐにでもリユースショップへ走りたくなった、なんて方がおられるのではないでしょうか。ええ、私も今すぐ走りたい笑。

まあ、私ばかりいい思いしてもなんなんで、今日のところは皆さんに譲るとしよう。代わりに、今日は２３足の中での一番のお気に入りを登板させる予定です。さてさて、予想してみてください。どれがナンバーワンでしょう？

正解は・・・、

 

 

 

 

 

 

本日昼過ぎにインスタにて発表します。正解された方の中から抽選で一億名の方に「おめでとう」を贈りたいと思います。もうね、あれなんで、先に言うときます。

 

おめでとう！！

 

（おしまい）