ゆくくる修理(2023年7月)

こんにちは、ばしです。

 

こう暑いとアイスクリームになりたいわ。

いや、食えよ。なってどうする、溶けてどうする、それだと今と変わらない。いやあ、もうね、月並みで恐縮ですが、暑いですね。大阪は夕立すら降らなくて、もう、毎日毎日暑くて大変です。

ですが、まあそれはしょうがない。8月ですし。昨日も暑かった、えげつないほどに。暑すぎて外でメンテも辛い。なもんで、屋内でできること。それも今ここでタイムリーに。ということで、今回は先月の振り返りです。

 

早速、どんっ。

 

 

おお!目出度い!

①足数でマイナス5足達成!
②収支で久々のプラス達成!

です!

まあ、友人などに送り付けての「マイナス5」ですし、プラス収支とはいえごくわずか、と、中身はまだまだ褒められたものではありませんが、数の多い少ないではなく、まずはどんな手を使ってでも結果を出すことが重要なのです。中身はそのうちついてくるでしょう。

てなことで、顔ぶれだけ確認しときましょう。
今回は数が多いのでさくっとご紹介です。

 

いつも通りまずは売りから。

 

 

【旅立った靴その①】Florsheim U-WINGTIP 1950s

2017年に我が家にやってきたフローシャイム。1958年製のこいつは中敷き2枚入れて履いてたのですが、まあ、8.0Dの私には9.5Dは無理がありますわな。ビン靴に嵌って間もなくの頃に入手した思い出のペアもであり、どうしようか迷いつつも、やはり「靴は履いてなんぼ」。まあ、売れなきゃ売れないで構わんと思っていたら、ジャストサイズの方の足元に旅立っていきましたとさ。お達者で~。

 

【旅立った靴その②】Gold Bond by HANOVER

こいつも1950s。ゴールドボンド名義のハノーバー。9.5Bをロングノーズ気味に履いておりましたが、やはりでかめの靴は登板頻度が僅かです。私と同じ八尾のビン靴フリークであるマスタカさんに履いてもらうことになりました。3年ちょっと前に4000円ほどで拾ってきて、同額の4000円でお引き取り頂きました。毎度おおきにありがとうございます。

 

 

【旅立った靴その③】FinnComfort 1000 VAASA

ドイツのコンフォートシューズです。家内にと買ってきたけど結局履かず。2年半と長期の滞在の後、ようやく旅立っていきました。送料手数料引いて200円ほどプラス出ました。メンテ費用はゼロです。ボランティア活動に熱心な私です。

 

 

【旅立った靴その④】Slater SHOE from CANADA

1960sにクローズしたモントリオールのシューメイカーのペア。カナダ靴は人気あまりないし、正直なところ売れなくてもいいや、と思いながら出品したら売れてしまいました。うーん、よかったのか悪かったのか。ですが、こんなマイナーなビンテージを欲しいという方ですので、きっと気に入って履いてくれるはず。私の元にいるよりも活躍の場は多いでしょうし、靴にとっては良かったのではないかな。

 

 

【旅立った靴その⑤⑥⑦⑧⑨】

12時の方向から時計回りに、

MASON ✕ gogetter
whoop’-de-doo’ Derby shoe
旧いJARMANのキャップトゥ
Punched Cap Toe Balmoral 1950’s
UNION IMPERIAL(COUNTRY U1211)

高校時代の友人二人におくりつけた5足(参考記事「友に古靴をおくる)。サイズばっちりとの連絡を頂戴しました。そりゃそうさ、中古とは言え人の何十倍もの靴を履きメンテしてきた私です。そんな下手は打ちません。

 

 

【旅立った靴その⑩⑪⑫】

ブーツはTECNIC製のロイドフットウエアー。
黒のサドルはEG製のポールセンスコーン。
下の茶靴はブックバインダーのチャーチ。

相対取引で旅立っていった英国靴たち(参考記事「リユースショップで英国靴」)ですが、サイズも問題なしだったとの連絡を頂きました。おお、よかった。靴も元の持ち主も喜んでくれてるのではないかな。

 

 

【旅立った靴その⑬】リーガル製マンシングウエア

緑の小窓が素敵なやつ。セカストでクーポン券を使い実質ゼロ円で拾ってきたやつです。転がすつもりで出品してましたが、早く旅立たせたくて、先ほどの英国靴3足のおまけとして旅立ってもらいました。我が家での滞在期間は1ヶ月弱。外側のペンギンの金属タグ、無いほうがよければちょん切ってくださいね。

 

 

【旅立った靴その⑭】Lord Charles のUチップ

娘のどうかと思い拾ってきた英国靴。高級なものではないですが、造りはしっかりしててチャーミングなペアです。結局娘には小さく、売るに出すほどでもないので、先ほどの英国靴とあわせて送り付け詐欺です。

 

 

さて、そんなこんなで14足旅立ちました。
なんかすっきり。
さて、引き続き拾ってきた9足、ご紹介。

 

 

【拾ってきたその①】WHのバタフライローファー

念願かなってゲットしたバタフライローファー。マイファースト・バタフライローファーでマイファースト・WH。自分用です。サイズばっちし。履き心地抜群。買ってよかった。

 

 

【拾ってきたその②】COMME des GARÇONS HOMME

ギャルソンのアルゴンキン。メルカリで購入。自分用です。これもサイズばっちし。買ってよかった。ハーフラバーするかどうか思案中。

 

 

【拾ってきたその③】日本製シングルモンク

未紹介のペアです。

未使用品を拾ってきました。私にはでかくて現在出品中。まだ売れてません。売れたら詳細ご紹介予定。売れなきゃ・・・、友人の中でサイズが合うやつをを探さねばなりません。もちろんタダでおくり付けます。靴は売らずに恩を売ろう。

 

【拾ってきたその④】whoop’-de-doo’ Derby shoe

本記事2度目の登場。自分で履くつもりで拾ってきたのですが、幅はOK長さは微妙に足らず。結局友人のかじやんに履いてもらうことにしたタンクソールのダービーシューズ。同じようにお買い得なマイサイズを物色中です。

 

 

【拾ってきたその⑤⑥⑦】

これも2度目の登場となる英国靴3足。
ブーツはTECNIC製のロイドフットウエアー。
黒のサドルはEG製のポールセンスコーン。
下の茶の短靴はブックバインダーのチャーチ。
リユースショップでこんなのが手に入るなんて、いい時代になりました。

 

 

【拾ってきたその⑧】レディースサイズのチャッカ

レディスコーナーで拾ってきました。日本製の誂え靴です。かなりチャーミングです。娘が履くかも笑。近々メンテしてご紹介予定です。

 

 

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【総括】

 

7月は頑張りました。

特に、結果にこだわりました。まず、新規に10足出品しました。その中で売れたのは2足だけですが、まあ、呼び水にはなったでのしょう、ほかの出品済の靴が何足か売れました。8月もすでに1足、旅立つ先が決まりました。

で、「おくりつけ攻撃」。見ず知らずの人ではなく、知り合いの足元に届けるというのは安心感もあってなかなかグッドです。何より、いつでもどこにでもおくりつけることで数量のコントロールに役立つ。

 

収支については小さくとも黒字を確保すべく、修理は先月も見送り。まあ、それだけで確実にマイナスになってしまいますので、8月も状況によっては見送ろう。履く靴は沢山ありますので先延ばししても別に困りはしません。

売り買いともに活発な中で、「右から左」の当月ゲット当月発送のペアも多かったわけですが、いろんな靴を弄ることが楽しみの一つですので、そういった意味ではバタバタと忙しくも楽しい1ヶ月でした。

 

何より、「リユースショップにまた波が戻ってきた」と実感したひと月でした。コロナ禍が一段落して、人の波も戻ってくる中で、遺品整理生前整理不用品の処分といった古靴の波です。

ただ、年代としてはそれほど古くはなく、1980s後半から1990s前半、いわゆる「バブル期」の頃の品の割合がどんどん増えているように思えます。米国ビン靴でこの年代は品質低下後のペアとなるわけですが、英国靴は必ずしもその限りではない。米国靴は漁りつつも、リユースショップでは英国靴に狙いを定めるべきタイミングなのかもしれません。

 

とはいえ、漁ってばかりでは減らない、もしくは増える一方です。また友人におくり付けるか? まあ、8月はお盆休みもりますし、9月になれば秋の気配に物欲が刺激されますので、当面はおくりつけ作戦は休止して、「売る切る」ことにこだわってみよう、なんて風に思う私です。

 

洋上の2足に思いを馳せながら・・・。

 

(おしまい)

 

 

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